日本政府が約束していたオリンピックの安心安全な開催が反故にされ、強行開催されている。

確かに国民はテレビやネットでの観戦しかないので、その意味では安全だろうが、今後、選手間、役員間、ボランテイア間での感染は増えるだろう。

 

オリンピックにかける選手たちの気持ちは痛いほどわかるのだが、命の危険を賭けてまでやる事はないと思ってしまう。

 

そうは言っても、競馬好きの私は、本気の勝負が好きなので、様々な競技をテレビ観戦しています。昨日の卓球混合ダブルスの日本とドイツ戦は、素晴らしい逆転劇で日本が勝ち、私も叫びっぱなしでした。

 

水泳の400個人メドレーの大橋さんの金メダルも、計算されたレース運びで、しかも泳ぎ方がとても美しく、最後の50mは、競馬を応援しているのと同じ”そのまま、そのまま”の絶叫でした。

 

他にもバドミントン女子の福広ペアの活躍(広田さんの怪我が心配だが)や女子ソフトボールの鉄壁の守備や投球など見て興奮する種目は多い。

 

残念なのが、水泳陣で、今回は大した成績を残せないだろう。(大橋さんの200個人メドレー位しか望めないと思う。)それは、オールドネームに頼り過ぎた結果だと思うのと、若手の台頭の少なさにある筈で、若手の育成の失敗があるのではないか。

 

もう一つの懸念は、柔道だ。軽量級でここまで順調に来ているが、今日の大野君は別にして、重いクラスは苦戦すると思う。何故なら、軽量級からして、立ち技での一本勝ちが少なすぎる。その分、寝技での勝敗が多いが、、今の柔道は、力の強さとトリッキーな寝技(ほとんどレスリング)により、強さが決まっているからだ。

そうなると、外人の方が有利だと思う。

 

女子ソフトボールは、今日、藤田さん一人が投げ、アメリカに逆転負けしたようだ。これは、完全に想定内で、明日のもう一回のアメリカとの決勝は、後藤さんの先発だと思われ、これが既定の勝負戦術の筈だ。明日は、勝てる!!!

 

スポーツは楽しい。自分でやっていなくても、上記のように色々考えているだけでも楽しい。だからこそ、安心安全にやる必要があるのだが、

抜け穴だらけの開催だと思わざるを得ない。

 

選手、関係者、ボランテイアの皆様の健康を祈りながら、応援しています。