対馬は島の90%くらいが山で、平地はほとんどありません。そんな訳で、弥生時代の
集落跡の遺跡がない理由がわかります。奈良時代初期にできた古事記にも書かれて
いるくらいですから相当昔から日本の土地なのに、韓国では今頃、「対馬は韓国のもの」
だと主張しているそうです。
酷い話で、あまり知られていないのですが、対馬に自生していなくて韓国に自生している
花を勝手に観光がてら持ち込み、あちこちに植えているとの事です。情けない話ですね。
中国の尖閣諸島にしろ、韓国の竹島にせよ、やりたい放題になぜ日本政府は強く立ち
向かえないのか不思議です。まして、野党はこの問題には一切、なにも反応しないのも
不思議な話です。
厳原港フェリーターミナルから島の北端まで縦断する国道382号線と県道24号線との
交差点にあるのが、対馬の総鎮守になる厳原八幡宮神社です。神功皇后が三韓征伐
から帰りにこの地に寄り、さらに天武天皇の命により八幡神を祀ったそうな。どこから、
勧請したのかは案内板からは不明です。
案内板によるとご祭神は、応神天皇が一番最初と思いきや、なんと神功皇后でした。
その後に仲哀天皇、応神天皇、比売でなく姫大神、それに武内宿禰となっています。
素人が書いたのかな?と思ってしまいました。
鳥居の前にちょっと顔が四角すぎる狛犬を見ながら階段を上り、右手に行くと質素な神門
(楼門の定義は二階建て)、そこを通り奥へ行くと瓦葺の拝殿があります。風雨がきつくて、
写真もうまく撮れません。
裏に廻り、本殿を拝見すると、桧皮葺の立派な両流れ造のお社でした。境内には、安徳
天皇を祀った天神神社が。後に菅原道真を合祀との事だが、案内板によると安徳天皇は
筑紫に逃げて、こちらに下ったとな。ふへぇ~歴史が変わるw
また同じく境内には宇努力神社(祇園社)がありますが、こちらは式内社で他の地にあった
のをこの地に遷したとのこと。もちろん祇園社と言うことは、ご祭神は素戔嗚尊になります。
瓦葺の拝殿だけであまり有りがた味がありませんでした。
※写真上は、八幡宮の鳥居と狛犬 2016/05/03
※写真中は、八幡宮の神門 2016/05/03
※写真仲の下は、八幡宮の本殿 2016/05/03
※写真下は、天神神社 2016/05/03
※写真下の下は、宇努力神社 2016/05/03