この磯城嶋金刺宮を出て、国道165号線の長谷寺のほうに歩いて行くと
左手山手に大神神社の摂社である、玉列神社(たまつらじんじゃ)があります。
なかなか、玉列を「たまつら」とは読めなく(覚えられなく)て困ります。(笑)
(玉=魂)+(列=貫)と覚えれば、なんとか、、、
まぁ~普段は初瀬街道を歩く人以外は、だれもいなくて静かで良いですよ。
一応、式内社ですから、歴史の古さを感じますね。
主祭神は玉列王子神、、、?大神神社の大物主命の子供???
たくさんのおねぇちゃんと交わってるので、相手不明ですわ!ドテッ!
本殿は、一間社春日造で見た限りでは古さを感じ、また、この神社の周りには
椿がたくさん自生していることでも有名です。
さらに国道を長谷寺方面に歩くと左側に白山神社があります。第21代雄略天皇の
泊瀬朝倉宮の跡と推定されているところが一緒に存在します。
古事記での雄略天皇のお話は、美和河(三輪川=初瀬川)で出会った美少女の
赤猪子(あかいこ)を宮殿の呼ぶと言ってプロポーズしたのに、忘れてしまい
赤猪子が80歳になるまで放っておいたのは、有名です。
日本で最初の若年性認知症の患者と言って良いでしょう!(爆)雄略天皇の
万葉集の歌碑とともに万葉集発祥の地の碑もあります。主祭神は、案内板が
無いのでわかりませんが、まず白山比咩命でしょう。
本殿は、朱塗りが美しい一間社春日造で前の国道を行き交う車の音も忘れ結構、
静かな雰囲気です。ゆっくりと古代ロマンに浸ってみましょう!
※写真上は、玉列神社の鳥居 2015/11/21
※写真中は、玉列神社の本殿 2015/11/21
※写真中の下は、白山神社の本殿 2016/07/30
※写真下は、白山神社の境内にある泊瀬朝倉宮伝承地の案内板 2016/07/30
※写真下の下は、万葉集発祥の地の碑 2016/07/30