さて、この延喜式・神明帳を理解してもらえたと思うので、お聞きしますね。
菅原道真の怨霊を鎮めるために造られた、天満宮に式内社があるか?と
言うことです。
菅原道真が亡くなったのは、延喜3年、すなわち西暦903年ですからちょうど
延喜式と言う法律が作られ始めた年の2年前になり、その法律は927年に
完成しています。
その後、北野天満宮の神殿が建てられたのが、947年になります。
正解は、天満宮には式内社が無いということになります。がっ、
「以前、紹介されていた奈良の西大寺にある菅原天満宮は式内社ですけど
、、、?」「エ━━(;;゜д゜)━━ッ?あれあれ??汗;;;そんな・・・」
早速Wikipediaで調べると、、、ホッ!
元々は、天穂日命(あめのほひのみこと=天照大御神の息子)を祀っていて、
菅原神社と言っていたのを平成14年に改称したとのこと、、、早く言って
よぉ~ん プンプン
※関連BLOG =余談= 菅原道真の祖先は、あの野見宿禰って知ってました?
菅原天満宮のホームページ http://www.sugawaratenmangu.com/
※写真上は、京都北野天満宮の拝殿 2015/08/30
※写真中は、大阪天満宮の拝殿 2016/05/10
※写真下は、太宰府天満宮の拝殿 2015/05/08