=保戸島= 対馬のお菓子がなぜここに? | 神社って面白いやん!つんつらぽっぽと行こう

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保戸島名物のお菓子に「かずまき」と言うのがあります。餡子をカステラの

生地に巻いたようなもので、これを知っている人(小生も)ならすぐに気が

付きます。そうです、「かずまき」と言えば、対馬のお菓子なのです。


島内を案内してくださった、後でマグロ料理を頂く料理屋の女将さんが

おっしゃるには、昔、この島の漁師はマグロ漁法を教えてもらうために、

対馬の漁師さんのところに出向いたそうで、その時に「かずまき」を持ち

帰ったそうです。で、いつの間にか保戸島の名物になったそうです。


この「かずまき」を作っているお店は一軒だけで、看板には元の島の名前

である「穂門ノ郷」と書かれています。売り切れたらお終いで、法事の時の

お供えなどに利用されるくらいだそうです。


どこの離島も同じですが、ネコの姿をよく見ます。餌の魚は豊富ですから、

いずれ人間の数とネコの数が逆転してしまうのでしょうね。


豊前、豊後のお墓などで見られるのが、石で作られた屋根なんです。下の

写真は、石の屋根付きの祠の中にお地蔵様が祀られています。神社境内にも

石製の屋根付きの祠(末社など)を見ることできます。


そして、この島の交通手段は、細い道を走れる小型のリヤカーです。港から

階段下までリヤカーで運び、そこからは自分の足で駆け上がらなければ

なりません。



※写真上は、「穂門ノ郷」の看板 2016/07/11
※写真中は、「かずまき」のポスター 2016/07/11
※写真中の下は、保戸島のネコ 2016/07/11
※写真下は、 お地蔵さんを祀っている石製の祠 2016/07/11
※写真下の下は、あちこちにリヤカーが立てかけてある 2016/07/11