この比賣語曾神社のすぐ東側(海岸側)に拍子水(ひょうしみず)があります。
なにやら、お姫様(島内では比賣語曾神を言います)が、お歯黒を付けた後、
口をゆすぐ水がないので、手拍子を打ったら湧き出たとか、、、
そんなオフォなぁ~
お歯黒の習慣が、大陸から伝わったようで、すでに古墳から発掘された人骨
からも使われていたそうで、奈良時代に普及し、明治時代までは女性(一部
男性)のお化粧の一種とされていました。
私たちが知るのは映画やドラマで、江戸時代の朝廷の男性が、「そうでおじゃる」
などと言って、黒い歯を見せるのを観て、「気持ち悪ぅ~~」と思うくらいですね。
この拍子水は鉄分を多く含んだ炭酸泉で、飲んでもよいと言うことで飲んで
みました。少し独特のにおいがありますが、口の中がシュワーッと・・・
これをペットボトルに入れておくと、最初は透明なのですが、時間が立つと
だんだんと酸化してきたのか色がくすんできて、キャップを開けるとプシューッと
炭酸が抜ける音がしました。
この拍子水を使った村営の温泉施設が横にあるのですが、なんと定休日でしたw
※写真上は、拍子水が湧き出ているところ 2016/06/20
※写真下は、拍子水と廻りの池(ここで柄杓で水を飲める) 2016/06/20

