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それでは、播州屋台行脚最終章です。
最後は、昨年に引き続き訪れた姫路市網干地区の魚吹八幡神社祭礼です。
昨年は、本宮を拝見しに来ましたが、ここのお祭りは昔より守られた日にちで動く祭礼なので、我々仕事をしている者にとっては、休日に重なる時にしか見に来れないのです。
昨年と今年がそのまわり年に当たり、今年を逃すと5年ぐらい先までは、仕事を首になる以外は見にこれなかったんで、ぜひとも見に来たかった地区です。
また、祭礼もすばらしいのですが、やはり私のお目当ては狭間彫物という事で、ここには上物の作品がたくさんあり、昨年よりちょこちょこ隙をみては撮らして頂いております。
では、宵宮の魚吹の様子をご覧下さい♪
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▲ちょうど、魚吹に到着すると地元練りで、吉美・平松・大江島の三台が練り合いの最中でした。
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▲一年ぶりの魚吹での「チョーサ」♪
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▲以前、ブログでも紹介した平松屋台の岸っさんの露盤。
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▲練合が終わり、地元に帰る吉美屋台。
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▲吉美の腰組です。黒檀でしょうか?昨年も拝見したんですが良かったです♪
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▲狭間です♪
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▲白木屋根の大江島屋台。
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▲狭間です。堤義法師作と墨書きにありますが、開正藤との合作となっています。これ目当てに魚吹に昨年訪れました。。

▲動画です
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▲また、違う場所にやって来ました。ここでは、天満と西土井の屋台が休憩していました。
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▲天満屋台の腰下の細工です。泥台のところの貝細工を張り付けたような装飾は魚吹独特のものだとお聞きしました。また、腰組の組物と枡合?蟇又?と思える場所には、彩色してあるものの桜井の駅などのええ作品が入っています。
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▲そして、天満屋台の狭間は江戸時代安政年間に彫られた花岡松蔵義廣師の作品であり、木彫好きの諸先輩方ならピンときたであろう花岡の名。。そう、以前にブログでも紹介しましたが、浪花の名工【花岡一門】出身なのです。義廣の名が示すように播州に未だ名を轟かす松本義廣師とも何らかの関係があると言われている彫物師さんです。
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▲そして、またまた場所を移動です。今度は、武大神社というところで、宮田と田井の両屋台を発見♪
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▲屋台も立派ですが、蔵も無茶苦茶豪華です♪淡路産の厳つい鬼瓦に、彫物も懸魚や桁隠しに蟇又もついておりました。
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▲田井屋台です。
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▲田井(たい)というだけあって、いろんなところに鯛の紋様が施されていました。狭間も彩色はされていましたが、良作です♪

▲動画です
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▲宵宮では、屋台は各々の地区で祭りをしているので、一堂に会するのは次の日の本宮だけになっており、知らない土地でウロウロしながら見学していたら、アッという間に夕方になってしまいました・・・(汗)
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▲夕方、八幡神社前で屋台の練りと提灯練りがあるというのでやって来ました。
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▲神社の中には神輿が三体据え置かれていました。午後10時ごろ神輿渡御があると聞きましたが、この神輿でしょうか??
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▲すっかり、あたりも暗くなって来た頃・・・
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▲楼門前に津市場・津市場北・坂上の屋台がやって来ました♪
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▲夜の屋台もきれいですね~

▲動画です
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▲三台の激しい練り合いも終わりを告げる頃・・・
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▲いよいよ提灯練りの行列が入ってきました。時計も午後7時を廻り、もうそろそろ帰る時間でしたが、はじめて見るので、もう少し残る事に・・・一体どんなものか検討もつきませんでしたが、たくさんのギャラリーが居たので、その場で行列が入ってくるのを待ちました。
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▲このロウソクの灯が何とも言えない雰囲気を出しますよね~
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▲それぞれに提灯を持ち伊勢音頭?をみんなで歌い、歌い終わると同時に互いの提灯をぶつけ合うというもので謂れなどは分りませんが、先ほどのロウソクの灯が揺れ動いていた「静」の動きとは正反対の激しい祭りです♪
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▲仕舞いめには、火が出るくらいの激しさ・・・(汗)
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▲この屋台練りとは、また違った雰囲気の提灯練りの興奮も覚めやぬうちに、時間切れとなり、大阪へと帰る事にしました。次の日が休みなら、もっと見ときたかったんですがね~残念です。。

▲動画です
魚吹八幡神社の秋祭りを見て頂きました。
ここも今まで紹介してきた祭りと同じようにこの地区独特の祭りの様式があり、祭りしてるな~と感じさせる良い雰囲気でした。
彫物の方での名作が多く見れ、播州が生んだ名工松本義廣師師をはじめ黒田正勝・堤義法師などなど有名彫物師に加え、昨年このブログでも紹介した平松屋台には泉州の岸田恭司師の作品も見れるというバラエティに富んだ地区となっています。
しかし、この魚吹の祭りは日にちで動く祭りのため、休みの日になかなか合わないのです。
昨年と今年はその当たり年になったわけですが、今度休日に当たるのは五年後先ぐらいになるはずで、その時までお預けといったところでしょうか・・・(涙)
これで、平成二十四年度の播州祭り行脚は終了ですが、またこれからも播州屋台を追いかけて行きたいと思います。