Anxiety day ~ Till we meet again | Lovely Day

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Just one look at you
And I know it's gonna be

 

 

 

 

 

〚 5月7日 (日) 〛

Anxiety day

 

 

 

 

 

今日も行くんだね の顔に見送られて

 

 

 

 

姉へ新しいタオルをプレゼントしに病室へ行けば

 

 

 

 

姉の容態が 一昨日とは随分と違くて、

不安だらけになってしまった付き添い・・

 

 

そんな時 息子から 富士山の写真が送られてきて

 

 

 

 

だいぶ朦朧としていたけれど  山好きな姉にも見せてあげて

 

見せてあげながら

必死に涙こらえていた ベッド脇

 

 

「お姉ちゃん  きーだよ わかる?」

思わず言ってしまった言葉に

「大丈夫だよ」

 

小さな声で言ってくれていた姉は

 

飲みたくて口へ運ぶストローからの水分が飲み込めずに

口から出てしまう を繰り返してしまってた。

 

 

 

 

不安でたまらないけれど 看護師さんに今夜もよろしくお願いしますをしての

 

夜の外

 

 

 

 

ホームからも 病院へ 妹のパワーを送って

 

 

 

 

電車に乗った。

 

 

 

疲労感と不安感でいっぱいだったけど

東京駅  いつか出てみようの改札口を  今日出てみようの気持ちになって

 

 

 

 

 

出た外で

しばらく しばらく しばらく 眺めていた景色

 

 

 

 

あのね、神様・・

 

 

 

 

ひとり 空見上げて 話していた夜だった。

 

 

 

*

 

 

 

〚 5月8日 (月) 〛

 

 

 

病院から電話がかかった月曜の朝

 

 

モルヒネだけでは 姉の今の苦しみを抑えられなく

少し眠らせるお薬を使うかどうかどうしますか?の 先生から連絡・・

 

母に、甥に 即連絡をして

 

甥が先生と話して お薬を使うことを決定した。

 

 

 

少しでも早く 病院へ行かなければの気持ちが

たくさん湧いてきていて

 

 

 

 

不安いっぱいの あせあせ早散歩だったのに

 

 

ソイは そんな私の不安を取り除いてくれるように

イキイキしてくれて

 

 

 

 

笑わせてくれていた。

 

 

 

 

いつもよりもっと

もっと早くと 早歩き小走りで 到着した病室には

 

不安顔の母と

お薬で眠っている姉

 

 

母が 「近くで呼びかけてみて」

というから

 

大きな声で

「お姉ちゃん 来たよー」

 

 

と二回繰り返して叫んだら ゆっくりまぶたを開けてくれて

少し前へ体を動かして

 

ひととき視線があった。

 

 

 

その後から

 

時がすぎるごとに

脈が減りだして

呼びかけに反応しなくなり

 

呼吸数が減りだした姉・・

 

 

甥は 最終新幹線で 青森から来ることになっていたけれど

「1つ前に変更した方がいい、できるだけ早く来たほうがいい」と

 

連絡して

 

連絡から戻れば 姉の名を泣きながら呼び続けている母の姿に

涙が止まらなくなった夕方。

 

 

担当医の先生も来てくれて

涙を浮かばせて 今の姉の状態を説明してくれた。

 

 

だんだんと

だんだんと

 

息がなくなる姿を見るのは 辛くて悲しくて

つらくてつらくて

つらくてつらくて

辛い時間だったけれど

 

 

毎日毎日 苦しいと言っていた姉の顔は

辛い顔ではなく  息をすーっとすーっとして、

静かにすーっとした その息は 次の息へ続くことなくなって・・・

なくなってしまって

 

その息は  姉のこの世での最後の息となった。

 

 

 

そばにいてくれた看護師さんが 

何も言わずに 私をぎゅっと抱きしめててくれたその腕の中で

 

たくさん泣いて泣いて泣いて止まらなく 泣いてしまって、

 

泣きながら

すぐに鼻の酸素管をとってあげてほしいとお願いして

 

甥に電話しにいけば

 

電話の向こうからは 泣いている声・・

 

その声を聞いた時、(私 しっかりしないとだ!)の気持ちになって、

彼を支えなければの自分になった時だった。

 

 

 

 

病院内で 甥の到着を待つ間、

崩れそうな母を支えていた私の携帯には

 

息子からの支え写真が届いた

 

 

 

 

 

 

母と一緒に見て

余計に涙が出てしまったけれど

 

愛のキュウリスマイルは

とってもとっても大きなあったかな HUGだった。

 

 

 

きっと 

 

「上手にできてるね」

って姉も言ってただろうな。

 

 

 

 

享年 51歳  姉は 空へ旅立った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Till we meet again

 

雲 虹