捕物帳、補足
☆ 神谷玄次郎捕物控
Wikipedia: 神谷玄次郎捕物控
『神谷玄次郎捕物控』(かみやげんじろうとりものひかえ)は、藤沢周平による日本の連作短編時代小説。1975年から1980年にかけて『小説推理』(双葉社)にて断続的に連載され、1980年に『出合茶屋 神谷玄次郎捕物控』と改題され双葉社より単行本化。1985年に『霧の果て 神谷玄次郎捕物控』と再改題され文春文庫より文庫化された。
これまでに3度テレビドラマ化されており、1度目は1980年に東京12チャンネルで『悪党狩り』のタイトルで尾上菊五郎主演で、2度目は1990年にフジテレビ系で古谷一行主演で、3度目は2014年4月よりNHK BSプレミアム「BS時代劇」で高橋光臣主演で放送された。2015年4月よりBS時代劇にて第2期が放送。
あらすじ
自他ともに認める北町奉行所きっての怠け者同心であるものの、剣の腕は確かな神谷玄次郎が、母と妹を惨殺された過去を胸に潜めながら様々な事件の謎を暴いていく。

上記Wikipediaの解説にもある通りTVドラマ化は3度なされている。探偵的には「一見ズボラ」な同心は故古谷一行が適役と思われるが、残念ながらこのシリーズのフリー動画はネット上にはない。

☆ 時代劇専門チャンネル『新・藤沢周平劇場』~神谷玄次郎捕物控
☆TVドラマデータベース - 神谷玄次郎捕物控
本作の作品化にあたり、番組プロデューサーの佐生哲雄と藤沢周平とのやりとりが興味深い。
(以下引用)プロデューサーの佐生哲雄氏は本作の企画経緯を後年語っている。
神谷は、鬼平犯科帳の連続ドラマの枠だったんですが、先生が神谷と同じような体裁で書いたので使えると思うとおっしゃっていただいた『疑惑』や『密告』という市井ものの短篇なども素材にして、十一話になりました。(中略)相手のお津世は、とってもいい女ですね。しっかり者で、しかも可愛くて、ちょっと色っぽくて、玄次郎とのやりとりがね。ドラマで、どうしてもお津世の回が作りたくて、『闇の穴』という昔の男が帰って来るという作品をもとに作ったんです。藤沢先生は、いろんな女性を描きますよね。(中略)先生の作品は、こう、情景描写が素晴らしいですよね。非常に映像的なんで、目に浮かぶんですよ。目に浮かぶんで、ああドラマ化したいなと思うんですけれどもね、いざ取りかかってみると、再現できない(笑)。それと、心象が非常に濃く、機微が切なく書いてある。映像で表現しにくいですよね。筋を変えずに、そのままやったら、心象が描き切れない。なんだか貧弱な作品になってしまう。かと言って、まったく変えたら、それはそれで、原作の世界とは違うものになる。変えても、先生の世界が表現できていれば、いいんでしょうけれども。なかなかね、難しい。先生、「映像と原作」というエッセイで書いてらっしゃいますけど、原作とあまりに離れていると、自分のものでないので、これはどうかなと思う。あまりくっつきすぎていても、それはそれで、心象とか描けないのでなにか違うなと。
NHKからは2014年4月、NHK BSプレミアム「BS時代劇」で高橋光臣主演で第1期が放送された。2015年4月よりBS時代劇にて第2期が放送。
ok.ru: 神谷玄次郎捕物控 #1
- 第一回 「誘拐」
ok.ru: 神谷玄次郎捕物控 #2
- 第二回 「針の光」
Daily Motion: 第三話(主演:高橋光臣)
以上、とりあえず(館長。
Wikipedia: 神谷玄次郎捕物控
『神谷玄次郎捕物控』(かみやげんじろうとりものひかえ)は、藤沢周平による日本の連作短編時代小説。1975年から1980年にかけて『小説推理』(双葉社)にて断続的に連載され、1980年に『出合茶屋 神谷玄次郎捕物控』と改題され双葉社より単行本化。1985年に『霧の果て 神谷玄次郎捕物控』と再改題され文春文庫より文庫化された。
これまでに3度テレビドラマ化されており、1度目は1980年に東京12チャンネルで『悪党狩り』のタイトルで尾上菊五郎主演で、2度目は1990年にフジテレビ系で古谷一行主演で、3度目は2014年4月よりNHK BSプレミアム「BS時代劇」で高橋光臣主演で放送された。2015年4月よりBS時代劇にて第2期が放送。
あらすじ
自他ともに認める北町奉行所きっての怠け者同心であるものの、剣の腕は確かな神谷玄次郎が、母と妹を惨殺された過去を胸に潜めながら様々な事件の謎を暴いていく。

上記Wikipediaの解説にもある通りTVドラマ化は3度なされている。探偵的には「一見ズボラ」な同心は故古谷一行が適役と思われるが、残念ながらこのシリーズのフリー動画はネット上にはない。

☆ 時代劇専門チャンネル『新・藤沢周平劇場』~神谷玄次郎捕物控
☆TVドラマデータベース - 神谷玄次郎捕物控
本作の作品化にあたり、番組プロデューサーの佐生哲雄と藤沢周平とのやりとりが興味深い。
(以下引用)プロデューサーの佐生哲雄氏は本作の企画経緯を後年語っている。
神谷は、鬼平犯科帳の連続ドラマの枠だったんですが、先生が神谷と同じような体裁で書いたので使えると思うとおっしゃっていただいた『疑惑』や『密告』という市井ものの短篇なども素材にして、十一話になりました。(中略)相手のお津世は、とってもいい女ですね。しっかり者で、しかも可愛くて、ちょっと色っぽくて、玄次郎とのやりとりがね。ドラマで、どうしてもお津世の回が作りたくて、『闇の穴』という昔の男が帰って来るという作品をもとに作ったんです。藤沢先生は、いろんな女性を描きますよね。(中略)先生の作品は、こう、情景描写が素晴らしいですよね。非常に映像的なんで、目に浮かぶんですよ。目に浮かぶんで、ああドラマ化したいなと思うんですけれどもね、いざ取りかかってみると、再現できない(笑)。それと、心象が非常に濃く、機微が切なく書いてある。映像で表現しにくいですよね。筋を変えずに、そのままやったら、心象が描き切れない。なんだか貧弱な作品になってしまう。かと言って、まったく変えたら、それはそれで、原作の世界とは違うものになる。変えても、先生の世界が表現できていれば、いいんでしょうけれども。なかなかね、難しい。先生、「映像と原作」というエッセイで書いてらっしゃいますけど、原作とあまりに離れていると、自分のものでないので、これはどうかなと思う。あまりくっつきすぎていても、それはそれで、心象とか描けないのでなにか違うなと。
NHKからは2014年4月、NHK BSプレミアム「BS時代劇」で高橋光臣主演で第1期が放送された。2015年4月よりBS時代劇にて第2期が放送。
ok.ru: 神谷玄次郎捕物控 #1
- 第一回 「誘拐」
ok.ru: 神谷玄次郎捕物控 #2
- 第二回 「針の光」
Daily Motion: 第三話(主演:高橋光臣)
以上、とりあえず(館長。
椿の花は五弁である... 山本周五郎原作『五瓣の椿』

Amazonより
天保5年の正月、本所白川端のむさし屋喜兵衛(加藤嘉)の家が焼失し、喜兵衛とその妻おその(左幸子)、そして娘おしの(岩下志麻)の焼死体が発見された。数ヵ月後、おそのと関係のあった男が何者かに殺害され、現場には1片の椿が残されていた。まもなくして第2の殺人が発生。そこにも椿が残されており……。山本周五郎の同名小説を原作に、名匠・野村芳太郎監督が手がけた文芸超大作。ミステリアスな情緒の中、不義を重ねる母を憎みつつ、自分の出生の秘密を知った娘の壮絶な行動と悲劇を追った傑作である。清楚さの中に妖艶な情緒も漂わすヒロイン岩下志麻は、本作の熱演で同年度のブルーリボン主演女優賞を受賞。また、凄絶かつ魅惑的な川又昂のキャメラや松山崇の美術など、当時の松竹大船撮影所の技術の粋が結晶したかのごときスタッフワークも特筆すべき事項であろう。(増當竜也)
ok.ru: Goben no tsubaki (1964)
本作は2001年にNHKにて中島丈博監督によりTV番組化された。

☆ 五瓣の椿(全5回)
再放送はU-NEXT等の有料サイトでご鑑賞ください。下記は全編を2分割した中国語字幕いり版。Daily Motionより。
Part 1
Part2
捕物モノはそろそろお終いにしないと「捕停めが無い」(汗。
杉良太郎つながりで言えば、こちらの作者は陣出達朗。
Wikipedia(再): 陣出達朗
ー 陣出 達朗(じんで たつろう、1907年2月14日 - 1986年4月19日)は、日本の時代小説家。第3代日本作家クラブ会長。石川県出身。
『遠山の金さん』シリーズ、『伝七捕物帳』シリーズ、『新五捕物帳』の作者として知られる。
Wikipedia: 新五捕物帳
内容
天保年間を舞台に、主人公の御用聞き・駒形の新五が様々な難事件を解決していくハードボイルド時代劇。
他の多くの時代劇と同様の勧善懲悪物ながらも、庶民の悲哀を前面に打ち出した話が多く、ハッピーエンドの話が少ないことが特色である(作品も後期になると徐々にコミカルな描写が加えれるようになり、作風も明瞭化され円満に終了する話も増えていった)。本作では善良に暮らす庶民が悪辣な連中の手にかかって情け容赦なく無惨な死を迎えたり、逆に善良に暮らしていた庶民がやむにやまれぬ事情で罪を犯してしまうエピソードが多く、その非業の死を見届けた新五が逆上してその仇を討つというのが基本フォーマットである。物語終盤の新五の立ち回りは単に悪人を捕縛するだけでなく、ほとんど一方的な形で拳や十手を振るう壮絶なものであり、時には十人がかりで襲いかかる帯刀の敵を十手さえ使わず素手で全員を叩きのめしてしまう場合もあった。制作に当たっては他のテレビ時代劇の捕物帳と異なり、当時の風俗を出来る限り事実に近付けて制作するよう心懸けられ、御用聞きの携帯する十手は房の付けられていない小型の物にして普段は懐に隠し持つ事や、下っ引きが商売を持っており普段は魚屋で、事件が起こると捜査を開始する事、捕縛に出向く時に、定町廻り同心の服装が着流しではないことなどを、史実に合わせて造られた。
☆ 新五捕物帳 コレクターズDVD Vol.1・Vol.2 HDリマスター版

☆ 新五捕物帳 ~ シリーズ最高の名場面 ~
注:本シリーズの各編ごとのフリー動画は入手できませんでした。上述のコレクターズDVD Vol.1~Vol.5を買ってね(館長。
おっと、お終いにする前に忘れてはいませんか?本格推理と猟奇の両面に亘る横溝正史の『人形佐七捕物帳』、神田お玉が池に住む「美男子にして女好き」岡っ引きの佐七のお話を。

Wikipedia: 人形佐七捕物帳
『人形佐七捕物帳』(にんぎょうさしちとりものちょう)は、横溝正史作の時代小説シリーズ、またそれを原作とした映画・テレビドラマ作品である。
概要
神田・於玉ヶ池(神田松枝町を経て現在の岩本町2丁目:注)に住む岡っ引の佐七が、次々と江戸の事件を解決してゆく。よく練られたトリックと冴え渡る推理、一見おどろおどろしい筋立てや濃密な性描写などが特徴である。人情話が主体で、成り行きで解決することも少なくない他の捕物帳ものとは一線を画す。美男で好色な佐七と焼きもち焼きの年上女房お粂との夫婦喧嘩、佐七の子分の江戸っ子の辰と上方っ子の豆六のやりとりなど、ユーモラスな描写もある。
全180編に及ぶ捕物(時代劇)シリーズで、岡本綺堂『半七捕物帳』、野村胡堂『銭形平次捕物控』、佐々木味津三『右門捕物帖』、城昌幸『若さま侍捕物手帖』と並んで五大捕物帳と称される。
2016年までに映画作品が16作品、テレビドラマ8作品が制作されている。
注:銭形平次は神田明神下に住むという設定だが、この「お玉が池」も神田明神下に当たるのである。
この佐七のキャラクターから、それを演ずる俳優は限られて来る(?)。古くは坂東妻三郎や長谷川一夫が演じたが、探偵が思い浮かべるのは先の杉良太郎の他、長谷川一夫の息子である林与一とか市川雷蔵。しかし、林与一のシリーズはフリー動画なしであるし、市川雷蔵は眠狂四郎シリーズがあるので除外。またTVシリーズでは若山富三郎が演じたが、演技巧者ではあるが優男のイメージではないので除外。すると後は片岡孝男(片岡仁左衛門)しかいない。
Amazon Primeビデオ
☆ 人形佐七捕物帖~死をよぶ猫は金の爪~
シーズン1
佐七は、粋でいなせで男前、"人形のようにいい男"であるところから人形佐七と呼ばれる。おまけに人情の機微にも通じた花も実もある若親分。そんな神田はお玉が池の名親分・佐七が江戸の町をおびやかす金色に輝く猫の爪にまつわる連続殺人事件の謎を解決していく。(C)日本映画放送、1984
(残念ながら、このサイトにも予告編はありませんでした。Amazon Primeまたは時代劇専門チャンネルにログインしてね(館長。
Wikipedia(再): 陣出達朗
ー 陣出 達朗(じんで たつろう、1907年2月14日 - 1986年4月19日)は、日本の時代小説家。第3代日本作家クラブ会長。石川県出身。
『遠山の金さん』シリーズ、『伝七捕物帳』シリーズ、『新五捕物帳』の作者として知られる。
Wikipedia: 新五捕物帳
内容
天保年間を舞台に、主人公の御用聞き・駒形の新五が様々な難事件を解決していくハードボイルド時代劇。
他の多くの時代劇と同様の勧善懲悪物ながらも、庶民の悲哀を前面に打ち出した話が多く、ハッピーエンドの話が少ないことが特色である(作品も後期になると徐々にコミカルな描写が加えれるようになり、作風も明瞭化され円満に終了する話も増えていった)。本作では善良に暮らす庶民が悪辣な連中の手にかかって情け容赦なく無惨な死を迎えたり、逆に善良に暮らしていた庶民がやむにやまれぬ事情で罪を犯してしまうエピソードが多く、その非業の死を見届けた新五が逆上してその仇を討つというのが基本フォーマットである。物語終盤の新五の立ち回りは単に悪人を捕縛するだけでなく、ほとんど一方的な形で拳や十手を振るう壮絶なものであり、時には十人がかりで襲いかかる帯刀の敵を十手さえ使わず素手で全員を叩きのめしてしまう場合もあった。制作に当たっては他のテレビ時代劇の捕物帳と異なり、当時の風俗を出来る限り事実に近付けて制作するよう心懸けられ、御用聞きの携帯する十手は房の付けられていない小型の物にして普段は懐に隠し持つ事や、下っ引きが商売を持っており普段は魚屋で、事件が起こると捜査を開始する事、捕縛に出向く時に、定町廻り同心の服装が着流しではないことなどを、史実に合わせて造られた。
☆ 新五捕物帳 コレクターズDVD Vol.1・Vol.2 HDリマスター版

☆ 新五捕物帳 ~ シリーズ最高の名場面 ~
注:本シリーズの各編ごとのフリー動画は入手できませんでした。上述のコレクターズDVD Vol.1~Vol.5を買ってね(館長。
おっと、お終いにする前に忘れてはいませんか?本格推理と猟奇の両面に亘る横溝正史の『人形佐七捕物帳』、神田お玉が池に住む「美男子にして女好き」岡っ引きの佐七のお話を。

Wikipedia: 人形佐七捕物帳
『人形佐七捕物帳』(にんぎょうさしちとりものちょう)は、横溝正史作の時代小説シリーズ、またそれを原作とした映画・テレビドラマ作品である。
概要
神田・於玉ヶ池(神田松枝町を経て現在の岩本町2丁目:注)に住む岡っ引の佐七が、次々と江戸の事件を解決してゆく。よく練られたトリックと冴え渡る推理、一見おどろおどろしい筋立てや濃密な性描写などが特徴である。人情話が主体で、成り行きで解決することも少なくない他の捕物帳ものとは一線を画す。美男で好色な佐七と焼きもち焼きの年上女房お粂との夫婦喧嘩、佐七の子分の江戸っ子の辰と上方っ子の豆六のやりとりなど、ユーモラスな描写もある。
全180編に及ぶ捕物(時代劇)シリーズで、岡本綺堂『半七捕物帳』、野村胡堂『銭形平次捕物控』、佐々木味津三『右門捕物帖』、城昌幸『若さま侍捕物手帖』と並んで五大捕物帳と称される。
2016年までに映画作品が16作品、テレビドラマ8作品が制作されている。
注:銭形平次は神田明神下に住むという設定だが、この「お玉が池」も神田明神下に当たるのである。
この佐七のキャラクターから、それを演ずる俳優は限られて来る(?)。古くは坂東妻三郎や長谷川一夫が演じたが、探偵が思い浮かべるのは先の杉良太郎の他、長谷川一夫の息子である林与一とか市川雷蔵。しかし、林与一のシリーズはフリー動画なしであるし、市川雷蔵は眠狂四郎シリーズがあるので除外。またTVシリーズでは若山富三郎が演じたが、演技巧者ではあるが優男のイメージではないので除外。すると後は片岡孝男(片岡仁左衛門)しかいない。
Amazon Primeビデオ
☆ 人形佐七捕物帖~死をよぶ猫は金の爪~
シーズン1
佐七は、粋でいなせで男前、"人形のようにいい男"であるところから人形佐七と呼ばれる。おまけに人情の機微にも通じた花も実もある若親分。そんな神田はお玉が池の名親分・佐七が江戸の町をおびやかす金色に輝く猫の爪にまつわる連続殺人事件の謎を解決していく。(C)日本映画放送、1984
(残念ながら、このサイトにも予告編はありませんでした。Amazon Primeまたは時代劇専門チャンネルにログインしてね(館長。