♪どっど どどうど どどうど どう の比較(!) | 映画探偵室

♪どっど どどうど どどうど どう の比較(!)


甘い林檎も吹き飛ばせ
すっぱい林檎も吹き飛ばせ♪
三郎の歌声が響き渡る時、風と共に空のかなたからガラスのマント、ガラスの靴を身につけた又三郎が舞い降りる!


oiyannwakayama 4 年前
還暦過ぎのおじさんが確か小学生の頃に見た映画(当時は学校の講堂で教育映画の巡回映写があり、もちろんモノクロでしたが)の中でも同じメロディーが流れていた記憶があります。子供心にも雨風のシーンとこの呪文のような歌詞が強く印象に残っています。 もしやと思い検索したら出て来ました。UPいただきありがとうございます。
: 作詞:宮沢賢治
   作曲:杉原泰蔵
昭和15年、日活映画「風の又三郎」製作にあたり童謡歌手菅原都々子によってレコード化された。


島耕二監督の日活作品「風の又三郎」については探偵など足元にも及ばない映画評の達人があまたいらっしゃいますので、解説はそちらにお任せします:
一夜一話Author:やまなかさん
  島耕二
ふらり道草―幻映画館―さん
 幻映画館(1)「風の又三郎」

 東映教育映画【解説】
ある日やってきた不思議な転校生・高田三郎。クラスの少年たちはすっかり、彼を「風の又三郎」だと信じ込んでしまう。彼らはすぐに仲良しになり、自然の中で自由に遊びまわる日々を送る。そんなある日、友達の嘉助と一郎は不思議な夢を見る。ピカピカのガラスのマントにガラスの靴をはいた三郎が歌うたびに稲妻が光り、風が吠え狂う。翌朝、学校へ行くと、三郎は家の都合で北海道へ帰ったと聞く。やっぱり、あいつは風の又三郎だったと考え込む、嘉助と一郎だった。
宮沢賢治童話の代表作が東映の精鋭スタッフの手で映画化。賢治ゆかりの岩手県平泉、一の関、種山牧場でロケされた映像はノスタルジーを呼び起こし、遠いあの日への郷愁を駆り立てる。東映の名スター宇佐美淳が、父親役で貫禄ある演技を披露しているほか、ベテラン・左卜全、加藤嘉が共に作品に大きな重量感を与えている。
【キャスト】
久保 賢/石川竜二/松山省次/伊東 隆/宇佐美淳/左 卜全/不忍郷子/加藤 嘉
【スタッフ】
企画:赤川孝一/大橋竜三
原作:宮沢賢治
脚本:清水信夫
撮影:北山 年
照明:織間五郎
録音:清島竹彦
音楽:木下忠司
編集:福井貞男
監督:村山新治
 東映教育映画の製作による「風の又三郎」はネット上にフリーの動画はありません。Amazonあるいは東映ビデオからお求めになるか、東映チャンネルでご視聴ください(館長)。

風の又三郎 - ガラスのマント
伊藤俊也監督


Wikipediaによるまとめ:風の又三郎