歴史の転換点とは - ジョン・ウェインの『アラモ』を観る目が変わった
フクシマ原発事故に先立つ1986年、西部劇ファンであった探偵が買った本。おなじみの風景が一変して見えた時…内容（「BOOK」データベースより）
不屈の男ビッグ・ジョンはガンとの凄絶な戦いに敗れた。彼だけではない。ゲイリー・クーパーもロバート・テイラーもスティーブ・マックイーンもヘンリー・フォンダも、そしてユル・ブリンナーもみんなガンに散った。ハリウッドの俳優たちに、なぜガン死がかくも多発するのか?精緻な論証と推理で解明する衝撃の事実!
トップカスタマーレビュー
5つ星のうち 5.0日本人どころか世界中で必読の書
投稿者 鈴木麻里 投稿日 2011/9/19
形式: 文庫
放射能が気になる人は必読の書だ。
「アメリカは、１９５１年、５２年、５３年と立て続けにネバダ砂漠で核実験をした。
それも８０回以上も。
その結果、ユタ州やアリゾナ州、ネバダ州など、ラスベガスの近くで大量の死の灰を降らせた。
１９５４年に「征服者」という映画のロケで、その死の灰がある砂漠に行った俳優やエキストラ、
スタッフらは総勢１２００人、
三ヶ月も屋外、つまり砂漠の上で馬に乗ったりしながら、粉塵を浴びつつ、撮影をした。
内容は、モンゴルのジンギスカンの話だった。
主演はジョン・ウェイン、スーザン・ヘイワード。
その結果、有名な俳優らは、以後１０年から２０年の間にガンや白血病を患って、
３０代、４０代の若さで亡くなってしまった。
エキストラの死亡も多く、それまではガンの死亡を見たことのない現地の葬儀社が以来
ほとんどの死亡者がガンで亡くなっていることに驚くほどだったと証言している。
ゲイリー・クーパー、ジョン・ウェイン、スティーブ・マックイーン、ロック・ハドソン、
ロバート・テイラー、
ジョン・フォード、スーザン・ヘイワード、ユル・ブリンナー
名のある俳優女優らが、その映画ではなくとも、砂漠でロケをしたりした結果、ガンになり亡くなった。
ロック・ハドソンは免疫不全だったようだが、当時はとにかく西部劇が流行だった。
しかしその後、次々と頑丈そうな西部劇スターが若くして亡くなる訃報を聞いて、
私も怪訝に思っていたことは確かだ。
おまけにその砂漠からハリウッドに、６０トンもの砂を運んできて造成の為か映画の為か、
スタジオにまいたのだそうだ。たぶん、西部劇のセットのためだろう。
だから、砂漠に行かないでもハリウッドで活躍していたスターもガンで死んでいる。
ウォルト・ディズニーでさえ、若くしてガンで亡くなっている。惜しい人が多い。
すさまじい放射能物質の恐ろしさがわかる本だった。
アメリカのことなのに、綿密に調べて書いてくださった広瀬さんには感謝の名著だ。
アメリカでも出版しようとしたが、御上の差し金か、できなかったそうだ。
今なら日本人は必読だし、アメリカ、いや世界中で出版してもらいたい。
この本の著者である広瀬隆は早くから放射能の影響を語り、原発の危険性を訴えてきたが、「識者」からは「トンでも」だとか風評を煽るデマゴーグとして退けられて来た。
福島で原発事故が発生して以来、彼は放射能被害の実態について警告し続けているが、事故後でさえ「識者たち」の態度は変わっていない。しかし、多くの人にとって、原発についての事故以前の考えは、おそらく劇的に変わり、それは広島・長崎に原爆が投下されて以来の日本の、いや世界の歴史を改めて振り返り、そこに数々の「誤解」を見出したことだろう。アメリカに新大統領が登場し（不法移民に対し）国境を封鎖するなどと吠えている。
あの国境にまつわる「英雄譚」もやはり「米国の神話の一つだったのでは、と疑われる。奇しくも主演はジョン・ウェイン、アメリカの英雄は代々熱心な共和党支持者だった…
『アラモ』に登場するデビー・クロケットは日本で言えば、誰からも愛された金太郎に当たるかもしれない。アメリカは元来移民の国だ。ジョン・ウェインもジョン・フォードも共にアイルランド系移民であり、最もアメリカ的と言われる有名人の多くも移民であった…
2011/11/08 にアップロード
坂本孝昭さんの日本語による「デビー・クロケットの唄」をお届けします。はばひろく親しめる楽しい仕上がりになりました。今回は坂本さんご自身の出演での歌唱バージョンで、じっくりと歌をお聴き下さい。「僕の歌がカントリーの入門になったらうれしい。カントリーになじみのない方にも聴きやすくと願っています」とはご本人談です。
この歌はMZMのCDアルバム「We are Friends!」に収録されています。
遥かなるアラモ ブラザース・フォア
しかし、史実を観れば、米西戦争の一環で、米国側がニューメキシコの独立を一方的に宣言したことから始まったのだ。
アラモの戦い
True Story of the Siege
Putlockers.chより
Alamo
アラモがアラモゴールドを思い出させたのだ。この記事にもあるように私たちン時代とは、２１世紀に入ったとは言え、「この核実験を以ってしばしば「核の時代」の幕開けとされる。」時間を生きている。この地区にはUFO神話で名高いエリア55もある。情報操作・工作の時代もやはりこの地から始まった。
トリニティ実験