映画「1984」についての探偵の言い訳そのY | 映画探偵室

映画「1984」についての探偵の言い訳そのY

次回(映画「1984」:ブッグ・ブラザーを愛するようになるまで(4))に限り,読者の皆さんにはできれば飛ばしていただきたい。あまりに陰鬱なためです。この映画の中で最も重要な部分ではありますが,そんなものかな,ぐらいでエピローグまで進んでいただきたい。探偵から切にお願いします。

従って,コメントはエピローグまで進んだ段階で頂戴したいと思います。


その代わりといっては何ですが,恐らくオーウェルがこの映画のヒントを得たと思われる著書を紹介しておきます。

勃興しつつある「資本主義社会」の正体とはなにか,真の民主主義とは何か,を考察した重要な記録です。

アレクシス・ド・トクヴィル著「フランス2月革命の日々」

さらに,オーウェル自身の政治思想は,という面に関心がおありの方は「カタロニア賛歌」(Homage to Catalonia)を是非お読みくださるよう。ワタシが学生時代に読んだペンギン版の表紙には2種類有り,1つは真っ赤なバラの花に巣くう白い毛虫,もう1つは有名なキャパの写真「撃たれる兵士」でした。