読者の挑戦が始まったようだ… | 映画探偵室

読者の挑戦が始まったようだ…

momotarokintaroさん,ワタシの使った「問わず語り」という言葉に気づきませんでしたか。基本的に小説というものはすべてを書いているわけではないことをご存知でしょう。そしてこのブログを書いているのが自称「探偵」であることは,どうなのでしょうか?

そう,「本を読んだ」ということはその読者に或る情報が入ったことを意味します。すると,そこから出る言葉に一定の連鎖が生じます。その連鎖の確率を計算することで,情報の漏れや普及度を測る,これがターナーのやっている仕事です。「統計数学」です。もちろん,元情報の出処は自分の側,つまりCIAです。秘匿すべきものも,「操作」の材料にするものもあります。意図的に何かの言葉を混ぜるのです。

すると,誰が狙ったことになるのかが分かります。嘘だろう,と思うかもしれません。嘘であって欲しい。なぜなら,それから逃れる術がないからです。自分すら逃れられない,諸刃の刃なのです。「西棟」がなぜこの時点で問題なのか?

単なる情報収集ということでも,例えばワタシ自身がある経験から,米国がワタシ(こんな小物の取るに足りない男)の身辺について相当詳しく知っていることを,ビザの申請時に思い知らされたことがあります。情報源が当時ワタシが住んでいた下宿だったことも怖い体験の1つです。読者の皆さんも油断は禁物。

襲撃が行われた後のターナーの推理はどうだったのか?先を急がず,流れを追って行こう。ターナーはどこで敵を察知したか?(続く)