ピーターパン:ウォルト・ディズニー | 映画探偵室

ピーターパン:ウォルト・ディズニー

これも夢の中の夢かもしれない。有名なお話なのであらすじは省略させていただくが,実は大人になってからこの映画を見て涙ぐんでしまった。涙腺がゆるくなっている。ディズニーのこのアニメでは,パーティーから帰って来た親が子供たちの寝姿を見て,子供たちの見ている夢を察知する,という構成になっている。寝姿を見たあと夫婦して窓の外を見ると,子供たちを乗せて帰ってきた船がだんだんと雲の間に遠ざかっていくのが見えるのだ。今ではでっぷり太って髭など生やしているお父さんも,いまだに若くてきれいなお母さん(この辺はファンタジーだから)も,私たちもかつてはそうだったと思っているのだ。

どこにも怖いところや悲しい場面はない。仇役のフック船長さえ好ましいキャラクターに思えるほどだ。実はワタシがこの映画を観たときは初恋の人と一緒だった。彼女は人魚のブラジャーが貝でできているのを見て恥ずかしそうにしていたっけ。ずいぶん昔のことだが。