醜男ではなく真の男前
チャールズ・ブロンソンがヒゲの生えた顎をなでて,確かに「ウーン,マンダム」と言ったのは衝撃的だった。
「男の世界」というバック・ミュージックも手伝って,美男ではない男でもいい男になれると信じさせてくれた。
この頃,ブロンソンはアメリカの大物俳優としてフランスに招かれ美男俳優として名高いアラン・ドロンと共演し,男振りを一段 と上げていたのだ。
醜男であることをズバリ,テーマにした「マーティ」という映画に出たアーネスト・ボーグナイン。味のある俳優だった。
そして醜男であることを全く感じさせない最高の国際俳優アンソニー・クイン。数々の映画の中でも,晩年の「老人と海」(注:スペンサー・トレーシー出演のものとは違う)は本当に良かった。