敬語も、話し方のトーンや店舗も、聞き方のあいづちやうなずきも、
すべての話し方のテクニックは、相手の存在を大切に扱う<丁寧さ>を伝えるためにあると思います。
<丁寧さ>を伝えるコツは2つあります。
①ゆっくり話す
ゆっくり話すと、ただそれだけで相手に「丁寧な人だな」という好印象を与えます。
話すスピードというのは、自分が思うより、聞き手はかなり早く感じているものです。
人数が多ければ多いほど、利き手の理解度が異なりますので、その分スピードダウンを。
「ゆっくりすぎるくらいがちょうど良い」と思いましょう。
②語尾に気を付けて発音する
ハキハキと語尾の切れ味が良すぎると、ときには相手にキツイ印象を与えてしまいます。
反対に、弱々しい消え入るような語尾もビジネスでは、自信がないような印象を与え、頼りがいがない人という印象になってしまいます。
話の内容や言葉遣いがいくら<丁寧>でも、語尾が<丁寧>に発音できていなければ話し方のトータルイメージは「キツイ」「おおざっぱ」というマイナスのイメージになってしまいます。
たった一音を大切に、心を乗せて発音するだけで、話し方はぐんと温かみを増すものです。
<スピード>と<語尾>に気を使えば、<丁寧>な話し方になるのです。
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