毎日のスキンケア、ご苦労様です。スキンケアは3日行わないと1ヶ月老け込む、これが私の持論です。そのぐらい、毎日スキンケアを行うことは大事なことです。でも、毎日となると面倒になることもありますよね。そこで注目されたのがオールインワン化粧品です。その名のとおり、化粧水から美容液、乳液、クリーム、ものによっては化粧下地や日焼け止めまで担うものもあり、それ一つでスキンケアが済ませられるというものですが、私はオールインワン化粧品を使うことをおすすめしませんし、自分でも一切使いません。その理由とは?


(1)すべての機能が中途半端だから

オールインワン化粧品はたしかに、様々な機能を持っています。しかし、それぞれの機能を評価するとなると、すべてが中途半端なんですよね。ジェルタイプ、クリームタイプに大きく分けられますが、クリームタイプだと化粧水としては浸透が悪いですし、ジェルタイプだと乳液やクリームとしては保湿力が低くかったりして、いいとこ取りかと思いきや、全く逆だったりします。すべての機能を取り入れる代わりに、それぞれの機能の最大のメリットを削ってしまっているのがオールインワン化粧品なのです。


(2)その日のお肌の調子に合わせられないから

お肌は気温や湿度によって調子が変わってきます。例えば、湿度の低い日はお肌が乾燥するので、そういった日はよりしっかりと保湿ケアをしたいと思うものですが、オールインワン化粧品はたくさんつけようがつけまいが、それ以上の保湿力には期待できないので、乾燥対策には向いていません。一般的にオールインワン化粧品は保湿力が低い傾向にありますので、乾燥肌の方は特にオールインワン化粧品の使用はおすすめできません。結局、他の基礎化粧品をプラスすることになるので無駄になることが多いです。


(3)思ったほど時短にならないから

これなら30秒でスキンケアが終わる!といったように時短を謳うオールインワン化粧品は多いです。30秒で終わればかなりラクチンだと思うかもしれません。でも、基礎化粧品を使ってスキンケアをしたってほんの3~5分もあれば、終わりますよね?2~4分時短になったところで、お肌にいい影響ってあるのでしょうか?ないでしょう。お肌に対しては、時間をかければかけるだけ返ってくるものも大きいので、時間をかけてスキンケアをしてあげることほど大事なことはないです。

ミスト化粧水は好き嫌いが分かれるところがあります。私はそんなに好きではないのですが、決して使わないわけではありません。ミスト化粧水は便利な反面、使い方を間違ってしまうと、効果を半減させるどころか、お肌に思わぬ悪影響を及ぼす可能性があるため、使用の際は注意しなければならないことがたくさんあります。そこで今日は、ミスト化粧水のデメリット、そして効果的な使い方をまとめてみました。


(1)外出先では逆に乾燥する恐れがある

ミスト化粧水を使う目的を聞いてみると「日中の乾燥対策に」と答える方がとても多いことに気づきます。たしかにメイクの上からでも使うことができるので、乾燥対策に役立ちそうなイメージがありますが、実はこれが乾燥を加速させてしまう可能性があるんです。ミスト状になった成分は意外と蒸発しやすく、これがお肌の表面に乗っかっている状態なので、気温が高いと簡単に蒸発して、お肌の水分量も一緒に蒸発させてしまうんです。これがミスト化粧水の最大のデメリットといえるでしょう。夏場に使うことが多いだけに、これを知っておかないと大変な目に遭ってしまいます。


(2)自宅のスキンケアに使うならまだアリ

外出先での使用はあまりおすすめできませんが、自宅でスキンケアの際に使うのであれば大丈夫です。ただ、注意点があることは覚えておきましょう。例えば、そのミスト化粧水だけでスキンケアを済ませてしまわないこと
。ミスト化粧水だけだとどうしても水分が蒸発してしまいやすいため、ミスト化粧水を使うなら、乳液やクリームを使って、蓋を閉じてあげなければなりません。ミスト化粧水は単に顔全体に広げやすいというぐらいしかメリットがなく、基本的には化粧水でしかないので、それ以上の効果は期待できません。


(3)メイク直しに使うときはコットンを使う

外出先のメイク直しに便利、とよく聞きますが、決してそうではありません。部分的に直したい場合などにミスト化粧水を使うと直したくない部分にもミストが噴射されてしまい、余計にひどくなってしまうことがあります。もし、ミスト化粧水を使ってメイク直しをするなら、まずはコットンにとって、それを気になる部分になじませてヨレを直していくようにしましょう。ここまでをみてみると、わざわざミスト化粧水を使う理由はないということがわかると思います。普通の化粧水で十分なのです。

この時期、どうしても汗をかきやすくなってきます。特に今年は例年に比べると気温が高い日がすでにもう多いですから、夏場はより暑さを感じる年になりそうです・・。夏は紫外線も気になるところですが、意外と多い悩みが「毛穴トラブル」です。毛穴がポツポツと黒ずんでしまったりする悩みはとても多いです。しかし、解消法はちゃんとあるので正しく実践すれば1週間ほどで解消させることができます。今日は誰でも簡単にできる毛穴のポツポツ・黒ずみの対策法を紹介しますので、できそうなものからやってみてください。


(1)蒸しタオルからのクレンジング・洗顔

毛穴トラブルの原因はずばり皮脂やファンデーションなどによる汚れです。それを取り除いてあげない限り、ポツポツや黒ずみは取り除かれません。そこでまずはクレンジングや洗顔を徹底してもらいたいのですが、ここでポイントになるのがクレンジングや洗顔の前に蒸しタオルをしてあげることです。蒸したタオルをお肌に上に2~3分ほどのせてあげることで毛穴が開いてくるので、よりクレンジング・洗顔の際に汚れが落ちやすくなります。蒸したタオルは水を含ませたタオルを電子レンジで30秒~1分ほどチンしてあげるだけで簡単に作れます。


(2)洗顔からの保湿ケアの重要性を知る

ゴシゴシ洗顔をすれば毛穴のポツポツや黒ずみが取れると思ったら大間違い!ゴシゴシというのが大きな間違いです。たしかにゴシゴシすればある程度汚れは落ちるかもしれませんが、お肌が傷つき、毛穴が広がりやすくなってまた汚れが入り込んでしまいます。ここでポイントになるのは優しく洗うことです。泡立てネットを使ってしっかりと泡立てたら泡だけを使うようなイメージで優しく洗っていきましょう。洗顔後には保湿ケアを入念に行います。実は皮脂の過剰分泌はお肌の水分量が低下または異常な際に起こる事が多いので、しっかりと水分量を保つことで皮脂を抑えられるため、保湿ケアを重視する必要があるのです。脂っぽい肌質の方でも乳液やオイル美容液を使うなどしてしっかりと水分量を保つようにしましょう。


(3)週に1~2回程度ピーリングをしましょう

毛穴トラブルに悩まされている方の多くが角質溜まりの可能性が指摘されています。角質は徐々にお肌に溜まるもので、これがお肌のターンオーバーの邪魔をしています。角質が厚くなってくると皮脂や汚れがお肌の中で溜まりやすくなるというわけです。そこでピーリングジェルを使ってピーリングを行ってもらいたいのです。ただし、ピーリングはお肌に負担をかけるものなので肌質に合わせて週に1~2回程度の頻度で行ってあげるようにしましょう。保湿成分が入っているようなものを選ぶと安心して使えます。
いつ見てもお肌のキレイな女性があなたの周りにもきっといることでしょう。でも、そういう人だってメイクを落とすと意外と素肌が整っていなかったりするものです。どうしてキレイに見えるのか、それはベースメイクが上手であるからです。ベースメイクの技術力を高めるだけでお肌の見え方は大きく変わってきますので、上手になりたいもの。そこで今日はファンデーションの使い方・テクニックを紹介していきます。誰でも簡単にできることばかりなので、今日からでも実践してみてください。


(1)パフに少しずつつけてのせること

ベースメイクにこだわりを持つようになると、どうしても多く塗ってしまうようになってきます。多く塗るということは実はすごくマイナスに働きがちなのです。多く塗ってしまうとカバー力は上がるのですが、その分、落ちやすくなってしまうので落ちてしまった時に悲惨なことになってしまいます。適度にカバー力を高め、化粧持ちを保つにはあえてパフに少しずつつけてあげて、薄くのせてあげるのがポイントになってきます。これはリキッドファンデであってもパウダーファンデであっても同じことがいえます。


(2)ポンポンと軽く叩くようになじませること

パフを使ってファンデーションをなじませる時に多いのが滑らせるように塗り重ねてしまうというパターンです。実は滑らせるようになじませるのはあまり良くなかったりします。滑らせるようになじませてしまうとムラになりやすいので、キレイに仕上がりにくいのです。ではどうやってなじませるのかというとポンポンと軽く叩くようになじませていくことになります。これも(1)と同じくリキッドファンデであってもパウダーファンデであっても同じです。


(3)仕上げにパウダーを使うとなおよし

化粧下地やコンシーラーのあとにファンデーションをつけるのが一般的な流れとなります。この段階で終わりにしてしまっている人は多いはずです。ファンデーションを最後に終えてしまうと実は化粧持ちが悪くなってしまうことがあります。そこで仕上げにパウダーやお粉を使うようにしてみてください。これだけで化粧持ちがずっと良くなってくれます。艶感を残したいのであれば、Tゾーンや小鼻周辺など皮脂が出やすい部分だけパウダーやお粉を乗せてあげるようにするといいでしょう。皮脂の過剰な分泌はどうしても化粧崩れを引き起こしてしまうので、化粧直しの際にもパウダーやお粉を持ちあわせておくと良いと思います。
お風呂あがりのスキンケアにこだわりを持っている方はすごく多いと思います。でも、クレンジングにこだわりを持っている人ってあまり多くないのではないでしょうか。私はクレンジングほど大事なことはないと実は思っているのです。なぜ、クレンジングがここまで大事になるのかというと、クレンジングがしっかりできないと皮脂や汚れがお肌に残ってしまって、それがニキビを作る原因になったり、お肌のターンオーバーを低下させてしまうことが多々あるからです。では、どうやってクレンジングをしていけばいいのでしょうか?クレンジングの効果を最大限に発揮させる方法を皆さんに教えちゃいます♪


(1)まずはクレンジング選びからはじめましょう

現在、多くの方がオイルクレンジングを使われているかと思います。その理由を聞いてみると、「オイルクレンジングは洗浄力が高いから」「売っているクレンジングのほとんどがオイルタイプだから」という答えが返ってきます。本当にその通りなのですが、クレンジング力という点に関しては正直高過ぎるのです。洗浄力が高すぎるため、それだけでお肌の負担になってしまい、乾燥肌の方は余計に乾燥しやすくなってしまったりします。売っているクレンジングのほとんどがオイルタイプというのもまさにその通りですね。でも、細かく探してみると違うタイプもあります。洗浄力はオイルクレンジングには劣るものの、お肌に優しく、保湿も兼ね備えているミルクタイプもしくはクリームタイプのクレンジングを選ぶことをおすすめします。


(2)アイメイクのみオイルクレンジングでも可

たしかにミルクタイプやクリームタイプだと洗浄力に物足りなさを感じることがあります。それは特に目元のメイク落としをする時に感じるはずです。顔の中で最もメイクが濃くなりやすいのが目元ですからね。目元はアイラインやマスカラといった落ちにくいメイク用品を使うことが多いので、目元のみオイルクレンジングを使ってあげてもいいです。もっと効率よく落としたいのであれば、専用のリムーバーを使ってあげるようにするといいと思います。いずれにしても、2~3種類のクレンジングを使い分けるのがお肌の負担軽減のために必要なことになってきます。


(3)お肌をマッサージするように洗うべし

洗い方にも大きなポイントがあります。ゴシゴシと洗うのは乾燥の原因になってしまうので絶対にNGです。洗い方のポイントですが、指の腹を使ってお肌をマッサージするように洗っていきましょう。メイクを浮かせることが大事なのでゴシゴシする必要はないのです。クレンジングの前に蒸しタオルをして毛穴を開かせてあげるなどするとよりキレイに汚れを落とすことができます。洗い流すときは、ぬるま湯で丁寧に時間をかけて洗い流すようにしてください。
眠たい朝に頑張ってメイクをしたのに夕方、早い人では夕方前にメイク崩れを引き起こしてしまっているかと思います。メイク崩れしやすいのは肌質のせいもあるのですが、基本的にはベースメイクの仕方に問題があるといえます。ベースをしっかりと作ってあげないとどんなにいいメイク用品を使っていてもメイク崩れを引き起こしてしまう可能性がでてきてしまいます。そこで今日はファンデーションを長時間キープさせる方法を皆さんに伝授したいと思います。けっこう簡単にできちゃうことなので、気になる方はチェックしてみてくださいね。


(1)肌質・肌色に合ったものを選ぶこと

まずは自分に合ったファンデーションを選ぶことが何よりも大事になってきます。口コミで評価が高いから、CMでよく見かけるから、大好きなモデルさんが使っているから、という理由でファンデーションを選ぶのはおすすめできません。例えば、乾燥肌の方はマット感のあるものを選んでしまうと、さらに乾燥が加速して、メイク崩れを引き起こしやすくなってしまいますので、この場合は艶感を引き立てるようなものを選んであげるといいです。ファンデーションは大きく分けるとパウダーファンデーションとリキッドファンデーションに分けられますが、個人的には肌質関係なくパウダーファンデーションをおすすめします。


(2)厚塗りはやめること

メイク崩れが起こりやすいとどうしてもそれを補うために厚塗りをしてしまう傾向にあります。厚く塗ってあげたほうがメイク崩れを予防できる、という考えから行っているのでしょうが、実はこれは逆効果です。厚塗りをすることで重たくなってしまい、簡単に落ちてしまうようになるのです。それどころか、崩れやすくなって、崩れたときはかなり悲惨になり、塗り直しも困難になるため、ファンデーションの厚塗りはもうやめたほうがいいです。お肌の負担増加にもなりますし、老けた印象を与えてしまうきっかけにもなってしまいます。


(3)あえて薄く、塗り直すことを前提とする

メイク崩れを予防するにはあえて薄く塗るようにしたほうがいいです。薄付きにすることでお肌への密着度が高まり、崩れにくくなります。ファンデーションは厚く塗ってもどうせ落ちてしまうので、最初から塗り直しを前提に塗ってあげるといいのです。ここで(1)で言ったことが生きています。塗り直しをすることを前提とするとどうしてもリキッドファンデーションでは難しくなってきます。パウダーファンデーションであれば、即座に塗り直すことができるので、基本的にはパウダーファンデーションを使うほうが手早くメイク直しができます。