こんばんは、ナチュロパスのCinaです。

シドニー在住30年の

自然療法士(ナチュロパス)の

ブログへ、ようこそ。

 

ナチュロパシーは

ハーブのお薬やサプリメントの処方

(フラワーエッセンスも含む)、

栄養学を踏まえたダイエット、

並びにライフスタイルの改善など

ホリスティックに

体にアプローチする治療法です。

 

 

先週のシドニーのニュースです。

慢性痛の手術による神経へのダメージで

体が麻痺するようなケースが

増加しているため、それに向けて

具体的な調査が始まったと言うものでした。

 

 

私が最初に感じたことは

それぞれの患者さんにどうして

慢性痛が起きるようになったか、

と言うこと。

 

 

それは遺伝からきているものなのか?

もしくは

生活習慣からきたものなのか?

 

偏った食生活、

ストレスが溜まりやすい、

ストレスの発散がうまくできない、

運動不足、

生活環境など色々なところから

炎症は起こり得ます。

 

 

では、慢性痛を持った患者さんが

ナチュロパスに来たら

何ができるでしょうか?

 

 

それは、原因と思われるところを

念頭に症状の緩和&改善を

していくこと。

一人一人に合わせたトリートメントなので

同じ慢性痛の患者さんが二人いても

同じ治療法になるとは限りません。

 

 

むしろ、これまでに

同じ症状の患者さん達に

同じハーブの調合や栄養素の

処方をしたことはまだ

一度もありません。

 

 

さらに原因究明に関しては

炎症を悪化させるような酸性の

食事に傾いていないか

炎症を抑えるような食材の摂取は

できているか。

 

 

栄養の吸収はできているか?

睡眠の質はどうか?

水分は取れているか?

市販の薬を飲みすぎていないか?

便の質と回数など

詳しく情報収集をしていきます。

 

 

ナチュロパスの6つの哲学の

ひとつに

「First do no harm」とあります。

これは、ヒポクラテスの誓いから来ていて

「まずは、害を加えない」

と言う意味です。

 

 

緊急事態や急性の症状で

早急の手術が必要な時もあります。

でも、慢性の場合

手術に踏み込む前に

生活習慣の改善や

ハーブ&不足している栄養を補うことで

炎症を抑えられるケースも

多々あるのです。

 

 

自分の体ですからね。

手術に踏み切る前に何か

違う方法はないかと

考えている方は一度

ナチュロパスに相談してみるのも

良いかと思います。

 

 

オーストラリアで

ナチュロパスになるためには

大学での学士号が必要です。

なので医学的研究のエビデンスに

基づいた治療を提供できます。

 

 

それでは、また。

Happy Friday!

 

 

今日の写真:

マンリービーチの夜明け。

近場のボンダイビーチでは

水平線からの夜明けは見れないので

ちょっと感動✨✨✨