ナチュラル・ヘルスサイエンスの

ナチュロパシーに興味があり

いざ勉強を始めようとしたら、

学士号しか手段がなく大学生に

なってしまったシドニー在住の

主婦のお話です。

 

 

ナチュロパシーは

ハーブのお薬の処方から

(フラワーエッセンスも含む)、

栄養学を踏まえたダイエットの

アドバイスなどホリスティックに

体にアプローチする治療法です。

 

 

こんばんは

ナチュラル・ウェルネス・プラクティショナーのCinaです。

 

 

今日はどちらかと言うと

小さなお子さん向けのお話です。

海外に住む

姪っ子の子供で2歳になる女の子。

今度ふたつの手術を一気に

1日でやると言うニュースが

入ってきました。

 

 

それは、扁桃腺の除去と

滲出性中耳炎をを治すために

鼓膜に小さなチューブをはめ込む手術です。

 

 

ナチュロパスとしての立場でいけば

これは家族の判断なので

リスペクトするしかありませんが

もし、これが将来生まれてくる

自分の孫に起こったらどうするか

そう言う視点でお話を進めたいと

思います。

 

 

まず、扁桃腺は体の一部として

きちんと役割がある、と言うことを

認識することが大事。

扁桃腺は「First line of deffence」と

よく呼ばれることがありまして

つまり、一番最初に口や鼻から

侵入してきた細菌やウイルスなどと

戦ってくれる場所なのです。

 

 

特に子供の体は免疫をつけるために

扁桃腺が活発に働いているため

扁桃腺炎になりやすい傾向にあります。

そして通常、これは抗生物質での治療になるので

お腹のバイオームが破壊されてしまいます。

抗生物質は英語で言うと

「antibiotics」と言いまして

アンチのバイオティクス(生物質)なので

お腹の中の良いバクテリアにも

大きなダメージを与えてしまいます。

 

 

これを繰り返していると

負のスパイラルに陥り

お腹の乱れたバイオームは免疫システムに

影響を及ぼし、扁桃腺炎にかかりやすくなり

最終的には扁桃腺除去へと繋がっていくという

筋書きになります。

 

 

これから先もコロナのように

どんな新しいウイルスが

出てくるか分かりません。

第一線でウイルスと戦ってくれる扁桃腺、

できれば一生大事にしていきたいものです。

 

 

私のアドバイスとしては

もしお医者さんに手術を促された場合は

他にできることがないか聞いてみましょう。

そして、セカンドオピニオンを聞きに

違うお医者さんに行くのもいいですね。

 

 

体を痛めてする治療は

できるだけ最後に伸ばすほうが

好ましいと私は思います。

 

 

次に滲出性中耳炎の手術ですが

オーストラリアでは

グロメット手術と呼ばれていまして

私の娘も4歳くらいの時にやりました。

 

 

今通っている大学の授業中

この手術の話になり

ナチュロパスの先生が

「この手術、そんなにしなくていい

と思うのよねー」と言った時

頭をガーンと殴られた気分でした。

 

 

私の娘に手術を勧められた時は

まだナチュロパシーを勉強する10年以上も前で

しかも旦那の家族はお医者さんに言われたことは

速攻、実行に移すタイプの家族だったので

瞬く間に手術という展開になったのです。

(はい、姑がらみです)

今、考えてもむっと来る。

どうして手術をしなければならないか

調べる前に、どんどん事が勧められて

私は考える余地もなかったです。

 

 

子供は耳管がまだきちんと発達していないので

浸出液が中耳腔に溜まりがちです。

でも、いきなり手術しなくても

自然に治ることもある、とナチュロバスの

先生が言うのです。

 

 

その後、友人と話している時

その子も自分の娘にグロマット手術に

ついてお医者さんに提案されたと

聞かされました。

そのお医者さんは

「手術という手もあるけど

しばらく様子を見てみましょう」と

言ってくれたみたいで

結局、友人の娘さんは手術をせずに

済んだのです。

 

 

これで少しは私が伝えたいこと

掴めてきたでしょうか。

おさらいをしたいと思います。

ここでのキーポイントは

  • 手術は最後の手段
  • セカンドオピニオンの重要性
  • 手術の前にできることはないかを
    聞く&考える

 

うちの娘と手術を受けずにすんだ

友人の娘さんはどちらもシドニー育ち。

お医者さんが違っただけで

これだけ結果が違ってきます。

 

 

子供達の健やかな成長のために

参考にしてもらえたら幸いです。

 

 

いつしか私の子供達がこの記事を

読んでくれる日が来るかな。

私の孫のために。

まぁその必要はないか。

こんな話はいつもしているので

もう耳タコかも・笑

 

 

それでは、また。

Sweet dreams!

 

 

今日の写真:

旦那と一緒に息子の送迎。

今日は州の図書館でお勉強。

受験最終日はあさってなので

受験生として、これが最後の

送迎になるかも。寂しいなぁ〜。