孤独とは檻の中のことでは
なかった

寧ろ広い日常に
ふっと 訪れる

不安
そんな物もある

噛み砕くことや
飲み込むことを
できる奴らを
孤独は呼ばない


嫌な事を聞いた夜


刀打ちの形相たるや
まるで鬼の様

一度 打つ事に
歪みゆく顔

汗は飛び 焼けた刀へ落ちる

視界が揺らぐ中

赤鬼

虹色の天使の羽
伏し目がちな目元

祈る姿勢を崩さない
無邪気とは程 遠い

「今 わかったよ」

君は石像