粉々になる 廃墟
憂いは雨になり

やがて錆び付くだろう

鉄骨を剥き出しにして
硝子が床に散乱している

投げ込まれた石は
あの時のまま

答え様の無い
姿で立っている自分

光を浴びながら
廃墟をただジッと
見ている