心と身体にうるおいを。

薬剤師・ライフコーチのひろつさちよです。

 

 

 


今日は大学時代のメンバーのプチ同窓会でした。
大学時代にお世話になった教授がご縁があり近所に住んでいるんです。大学のあった静岡ではない日本各地に住んでいるメンバーが数人集まり、懐かしい昔話を楽しみました。



今日は大学時代を思い出したので、私の学生時代の話を少ししたいと思います。
私は今は薬剤師として働いていますが、当時薬剤師になろうとは全く思っていませんでした。
当時の薬学部は4年制(今は6年制)で、私は研究職に就きたかったので修士課程2年経て卒業しました。
今回会ったメンバーは3年間の研究室時代に関わった人たち。まさか、30年くらい経って顔を合わせるなんてその時は思っても見ませんでしたが。


当時の私は出来が悪くて自己評価が非常に低くくひねくれた学生でした。自分のやってることに自信が持てず、指導してくれたS先生の前で出来ないと言って毎日のように泣いてました。自分が信じられなかったら俺を信じろと言われ、とにかく実験してました。当時にしては珍しく色んなところで学会発表をさせてくれる先生で、研究テーマもタイムリーで結果も出せていたので4年生の時から年間数回学会発表させてもらっていました。国際学会での発表や海外にも行かせてもらいました。たぶん、その当時にしては珍しかったと思います。S先生は他大学の学生さんとの交流を積極的に行ってくれる方でした。当時の知り合いは今は大学の教授や先生になっています。周りが研究者として優秀な人ばかりだったので、私は自分の出来ていないところばかり気になって、メンタルも上がったり下がったり自分軸もなくジェットコースターのように感情がブレブレでした。

私と同期の優秀なTちゃん、いつもお大荷物を抱えているA先輩の女3人をつれて、学会会場を移動していたS先生は目立っていたことだと思います。当時は女子学生が学会発表するのも珍しかったので。私はいつも自分に自信がなくて、Tちゃんが優秀なこともあって、勝手に卑屈になってばかりでした。今の私だったら、そんなにダメダメじゃないよ〜と思えるのですが。そんな私をS先生が信じて厳しく指導してくれたおかげで、今でも思い出に残る充実した学生時代を過ごすことができました。そして、たくさんの人との出会いを作ってくれました。

先生のところに集まると人のご縁って不思議だなぁといつも思います。こんなご縁を繋げてくれたH教授、S先生に感謝です。

今、92歳のH教授は私より記憶力がよく、いつも驚かされます。当時の生徒の名前、やっていた研究内容などびっくりするくらい覚えています。しかもグローバルな方だったので、外国の先生方がたの名前もたくさん出てきます。講義が英語の教科書でテストも英語だったのを、私が卒業のときに文句言ったことを今でも覚えていました。今日はお手製の自叙伝の改訂版を頂いたので、早速読ませていただこうと思います。