みどりセンセです
皆さんは
ストーカーに遭ったことはありますか？
それは
男性でしたか？
女性でしたか？
みどりセンセは
会社員の時に、
とある女性に
常に監視されていたようで、
物凄く嫌な思いをしたことがあります。
当時は
ストーカーっていう単語は
あったかどうか？
忘れましたが、
ちょっと怖かったですね。
何もなかったから良かったですが、
今の時代だったらどうなっていたことか？
というわけで、
当時の話です。
女性スタッフだけの売り場に配属された。
みどりセンセは、
そのへんの短大を卒業してから
小売業に就職しました。
小売業で、
毎日お客様に接客をするので、
売り場にいます。
とにかく
老若男女、
いろんなお客様が来店するので、
顔なじみになると、
名指しでいろいろ言われます。
入社して3か月間は試用期間なので、
いろんな売り場に回されますが、
3か月経った頃に、
新入社員全員が辞令をもらい、
どの売り場に配属されるのか？が
決まります。
みどりセンセが配属されたのは、
女性スタッフしかいない売り場。
怖っ！
しかも、
その売り場のスタッフになりたくて
入社したんじゃないのに、
たまたまそこに空きがあったから配属された、
っていう感じ。
みどりセンセは、
高校は女子高だったし、
短大も女子だけだったし、
社会人になって、
入社した会社で
配属されたのも女性だけの売り場って、
どんだけオンナに囲まれてんだよ！
って思いましたけど、
会社員って抵抗できないので
従うしかありません。
その配属された売り場で、
毎日先輩社員に
なんやかんや言われながら、
毎日出勤して仕事していました。
外部からの電話には直接出られない仕組み
勤務中、
外からの電話は一旦、
会社の代表電話にかかってきて、
電話交換手が
どの社員に繫げばいいのか？を
先方にお伺いします。
取引先の電話の時もあるし、
働いている社員の家族からの場合もあるし、
その日休みの社員が出勤している社員に言付けがある場合もあるし、
外部からの電話＝外線と呼んでいましたが、
仕事中は
携帯電話をロッカーに入れておかないといけないのと、
休み時間だけしか
ロッカーにある携帯電話の確認ができないので、
例え家族に緊急事態があったときも、
家族が会社の代表電話に掛けないと、
本人に繋がらないシステムになっていました。
例えば、
社員のお子さんが熱を出して
保育園から電話がかかってくるときも
必ず会社の代表電話に
保育士さんが電話をして、
電話交換手に本人に繫いでもらう、
という感じです。
どうやら私の事で問題になっていた。
ある日、
勤務先の電話交換手が、
会社のお偉いさんに
何かを相談しているのが耳に入ってきました。
それも、
たまったま会話しているところに
みどりセンセが遭遇したのですが、
その2人は
みどりセンセの姿を見て
突然会話をやめて
それぞれの持ち場に戻ったのが
どーも気になってしまった。
聞いてはいけない内容だったのか？
もしや怪しい関係だったのか？
わからないけど、
その件を誰かに話す内容でもなかったので、
その後、
気にするのを辞めました。
そうしたら、
その数日後も
同じようなシチュエーションを見かけて、
今度は話を聞いている人数が
2人くらい増えている。
で、
みどりセンセって何か知らないけど、
またそういう場に偶然出くわすんですよ。
あっ！またヒソヒソしゃべってる！
アノ時の光景と似ている！
と思っていたら、
みどりセンセの知らないところで
話が大きくなっていた模様なのです。
売り場の先輩が何かをかばうようになって。
それからというもの、
売り場の先輩方の一部も、
みどりセンセに対して
何かをかばうような？
素振りを見せ始めるようになりました。
なんだか怪しい…。
みどりセンセがいた売り場は、
女性社員30名ほどの大所帯。
誰かが何かやらかすと、
全員に何かしらの報告がいきます。
がしかし、
何故だか？
みどりセンセの噂話だとしても
様子がおかしい。
かばっているのは、
一部の人間だけ。
しかも、
最近何かあった？とか、
何かあったら相談してね！とか、
えっ？何でそんな事聞くんだ？
という、
絶対に何か隠しているな！
っていう事は勘づきました。
当時は新入社員だったので、
今みたいに
お前ら隠していないでハッキリ言えよ！
なんて事も言えず。
で、
例の電話交換手と会社の偉い人が、
みどりセンセに
とあることを聞いてきました。
50代くらいの女性から名指しで毎日電話が掛かってきている。
電話交換手は、
1000人ほどいた従業員の出勤スケジュールを
すべて把握しています。
最近、
お客様と何かありましたか？
と聞かれ、
思い当たることが何もなかったので、
なんだろな？
って思っていたら、
実は、
みどりセンセ宛に電話をしてくる、
声の感じだと
50代くらいの女性がいるんだと。
それも、
何度もあるんだと。
みどりセンセが休みの日でも、
出勤の日でも関係なく、
電話をしてきて、
お繫ぎしましょうか？と聞くと、
いえ、大丈夫です。
と言って電話を切るんだと。
それが何度も続いたので、
上層部に報告をした。
ということなのです。
キモイ…。
そして、
何回目かの電話の時に、
お客様のお名前をお伺いしたら、
コバヤシです。
と名乗ったので、
思い当たるお客様ですか？
と聞かれました。
毎日、
物凄い数のお客様の接客をしていたので、
どのお客様がコバヤシ様だったか？
ハッキリ言ってわからない。
その日から、
コバヤシという名前が
頭から離れませんでした。
一応家族に報告しておいた。
この出来事があった時には、
すでに1人暮らしを始めていたので、
帰宅するのが、
毎日夜遅かったのもあり、
誰か見ていないか？
警戒するようになりました。
実家は比較的近かったのですが、
念のため、
会社でこんな事が起きている。
という報告をしようと思って、
実家に電話をしました。
50代位の
コバヤシと名乗る女性が
会社の代表電話に私宛に電話してくるんだけど、
出勤を確認して要件を言わずに
すぐ電話を切るらしい。
なんか気持ち悪いから覚えておいて。
コバヤシって誰だろうね？
なんて、
母に話していたら、
あっ！
そのコバヤシって
知ってるわよ！
って言うじゃないの！
ちょっと、
鳥肌なんですけど…。
なんでうちの母が知ってるんだよ！
どうしてあなたいつもいないのよ。
お母さんがあなたの職場に行くと、
あなたいつも売り場にいないのよ。
次の日に行ってもいないのよ。
だから公衆電話から電話したり、
家に帰ってから電話したのよ。
みどりセンセ出勤していますか？
って。
ある時、
電話に出た人に
名前を聞かれたから
コバヤシです。
って偽名を使ったのよ。
それ、私よ！
というわけで、
コバヤシと名乗る
50代位の女性は
みどりセンセの母だったわけですが。
あのさー！
常に売り場にいるわけじゃないんだよ！
母がいつも何時ごろ売り場に来ていたのか？
聞いてみたら、
みどりセンセの
お昼休憩の時間帯だったのです。
シフト制なので、
みどりセンセはいつも遅番だったのですが、
お昼の休憩は毎日
14時か14時30分からと決まっていました。
そりゃ、
その時間帯は社員食堂にいるんだから、
売り場にはいないに決まってるじゃん！
出勤を確認してどうするんだよ！
って伝えましたわよ、母に。
いや、ちゃんと働いているのかしらと思って。
だと。
呆れたわ。
最強な親族
当時、
母方の親族が、
勤務先の沿線に住んでいたこともあって、
売り場に
顔を出しに来たことも
ありました。
すごいオーラの夫婦が現れたと思ったら、
親族だったんだけど。
来なくていいのに…。
みどりちゃん！
この大きな会社でちゃんと働くのよ！
辞めちゃだめよ！
しっかり仕事するのよ！
わかったわね？
なんて、
大きな病院の
看護婦長やってる親族だったから、
妙に説得力のある言い回しで
患者に話しかけるようなすごい勢いで
声はデカいし、
話の内容は
その辺にいた従業員と
お客様全員に聞こえてるし、
あたしゃ、恥ずかしかったわ！
親族もストーカーに見えてしまったのは気のせいか？
というわけで、
みどりセンセが1番恐れているのは、
両親含む
親族全員です(笑)
おい！親族！
これ読んでいたら
くだらないことで連絡してくるなよ！
まず予約しろ！
みどりセンセでした
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