ムスメとわたしので眠る部屋で、ムスメを寝かせていると
リビングから、兄さんを諌める夫の声が聞こえてきました。
「下がって。」
テレビを下がって見なさい、ということでしょう。
兄さんの「なにが?」という明るい問いかけに
「いいから下がって見れ(え?見ろ、じゃないんだ?)」と
若干、声を張る夫。
負けずに、若干声を張って「なんで?」と問いかける兄さん。
「いいから下がって見れ、って!」
一層、声を張る夫に、一層声を張って「なんで?」と問う兄さん。
「もういいっ!テレビ捨てるから!」
想像するに、ぷいっとへそを曲げ、夫はお風呂へ行った模様
アピールなのか、ドアを強めに閉める音が聞こえました。
・・・。
どうせテレビ、捨てることなんて、しもしないくせに。
あまりにもいつも通りの流れに、嘲笑が浮かんでしまいました。
それなりにでも向き合って、説明し諭せばいいのに
何かを教えることも伝えることも、叱ることもできない夫
わたしがそこに割って入って、夫の意図を兄さんに説明する
という嫌われ役をわたしが放棄して、しばらく経ちました。
どうせすぐに夫は、兄さんのご機嫌を取るために
お金のかかる楽しいことを用意するのです。
だから、もういいのです。