かつて…


エレキを改造するのが趣味だったころ…


ミンコタエレキのモーターコアを

フルボールベアリング化する計画を企てた事があった…


ミンコタのエレキはモーターコアの軸受け部にベアリングが採用されていて、

音が静かなどと言われる事がありますが…




実は…


コミュテーター(ブラシの当たる面)側だけにベアリングが採用されているだけで、

プロップ側はフツーのメタルだったりする…

(注:モデルによってはフルメタルらしいのもあるそうですが…)


そこで、プロップ側もベアリングに打ち換えて、究極の超静粛エレキを計画したことがありましたw


しかし…

ソレには数多くの問題が…


1.入れ替えるベアリングをどうやって入手するか?


ミンコタに限らずモーターガイドもそーなんですが…

そもそも規格が日本と違うんですw


具体的には…

インチサイズ!!!


ベアリングもインチ規格で探さなければなりません。


そこでイロイロ探した結果、大手ベアリングメーカーではインチサイズもあることが判明っ!


しかし…

次の問題が…


2.プロップ側に打ち込まれているメタルをどうやって取り除くか?


メタルは圧入されているため、そー簡単には外すことができません。

プーラーを使用すれば外すことができるかもしれませんが、コレは未だに未確認…


もし、メタルを外せたとしても、

次の問題が…


3.打ち換えたベアリングがモーターコアの自重に耐えられるか?


エレキを分解したことのある方は見た事があるかもしれませんが、プロップ側のメタルって意外と直径が小さいんですw

しかもメタルの直径とモータコアシャフトの径の差があまりないので、おのずとベアリングのボール径も小さくなります。

そして、ボール径が小さいと耐荷重も小さくなってしまい、重たいモーターコアを支えきれない可能性もあります。

そうなると、最初はよくても使っているうちにボール部に負荷がかかり、ベアリングが破壊されてしまうなんてこともありえるかもしれないのです。

ちなみにコミュテーター側の純正ベアリングは、かなり直径が大きいですw


そんなワケで、エレキのフルボールベアリング化による超静粛化計画は頓挫したままとなってマスw


誰か勇気のある方…

チャレンジしてみます???