気が付けば…




もう3月も末…




寒い冬が終わり、季節は本格的な春へ変わろうとしていますw



そろそろ釣りの準備をする方…

既に釣りマクっている方…


いろいろいらっしゃると思いますが、昔は私もコノ時期はよく釣りに行ってました~


しかし…


3月になると必ずアノ恐怖体験が思い出されますw





それは3月の末…


前の年に中古艇ながら初めてV12アルミを買った嬉しさで、ソノ年は2月末から霞ヶ浦へ通い続けましたw

その日の天気予報では午前10時ごろから南南西の風8m/秒という予報でしたが…

どうしても某ドック(確か土浦新港からみて沖宿ドックの次の次のドック?)のミオ筋ブレイク絡みをヤリたくて、無謀にも北岸で釣りをしましたw


しかも、そのドックのミオ筋のすぐ近くには水門があり、少し新港側へ戻ればシャローにリップラップという絶好の春場所っ!

春のバスがシャローへ差してくるであろうミオ筋で、杭にスピナーベイトを絡ませ、ヒラをうたせて釣る。もしくはミオ筋のブレイクをスローローリング。リップラップではシャッドで釣ると言った戦略でしたw

風が吹くまでが勝負と思い、朝からドックとリップラップをウロウロしていたのですが、その日はナゼか全くの無風。


春の霞ヶ浦って気温が上がりだすと、強い南風が吹くことで有名なのですが、この日だけは午前10時を過ぎても波一つ無いベタ凪。

ミオ筋を端から端まで丁寧にスピナーベイトで攻めるが、全くのノーバイト…

でも信じて投げ続ければ、デカイバスが来ると信じてひらすら投げ続ける…


そして、午前11時過ぎ…

かすかながら南風が吹き出しました。


すぐ傍にいたクイントレックスエクスプローラーE12は、すぐにシープロ10のスターターを引き始めた。

私は…

『アノ杭まで流したら対岸へ移動しよう』

と思いました。


エンジンを始動しようとしたクイントレックスは、エンジンの調子が悪くなかなか始動しない様子で、

『調子のワリィ~エンジンだな~』

なんて呑気なことを思い、相変わらず丁寧にスピナーベイトでブレイクをスローローリング…


クイントレックスのオーナーは10分程、シープロ10と格闘の末ようやくエンジン始動っ!

南岸へ向かって消えて行った…


ちょうどコノ頃になると、先程までは穏やかな風だったのが、草木がザワザワと音をたてるようなっていた。


『もうそろそろ限界だな~』

と思いクイントレックスが去った2分後位には、トーハツ9.8を始動させ後を追うように私も南岸へ移動を開始した。


湖面は波立ち、つい先程までの様相とはまるっきり変わっている…

対岸までの距離は約4キロメートル…


『このままなら、何とかイケるだろ~』


しかし、そんな安易な気持ちを打ち砕くかのように、

遥か遠くから今までの波とは明らかに違うデカイ波が迫ってくるのが見える…


そしてついにそのデカイ波に突入…

もの凄い強風で向かい風…

愛艇は軽量のシーニンフ12Kだが、エンジンは9.8馬力…

船の速度が全く出ない…(汗)


波の頂点からはボートが落下して、波の谷間に叩きつけられる…

波の谷間に入ると一気に水の抵抗が増して、スピードが一気に失速…

さながら船体が波間でもがき苦しんでいる様

そしてまた波の頂点から落下して叩きつけられる…


時折波間から、遥か前方を走行しているさっきのクイントレックスが見える…


『もっと早くに移動していれば…』


ひたすら悔やみながらも、スロットルは全開っ!

一分一秒でも早く対岸へ近づきたかった…


そんな気持ちをあざ笑うかのように、波はもっと大きくなってくる。


も、もうやばい…


そう思い途中で引き返すことを決意っ!


しかし、向きを変えようとしてスロットルを緩めた瞬間、横から巨大な波が当たってくる。


ダメだっ!

波を横から受けたら沈没する。

方向転換すらも許されない状況…

水温は10度以下…

ライフジャケットは着ているが、沈没したら絶対に助からない…

エレキ用のバッテリーを捨てて、重量を軽くしようかとも思ったが…

デッキを開けてそんな悠長な事をしている場合では無いっ!


後ろを振り返ったが、もう既に半分以上は来てしまっている。

もう後戻りはできない。

本気で死ぬと思った…


もうどうしてイイか分からなかったが、

対岸へ向けて進むしか選択肢は無かった…


巨大な波間をひたすら死ぬ思いで進んだ…

恐怖のあまり唾が1滴も出ず、口の中が本当にカラカラに乾いてしまった…


とても長い時間に感じた…

対岸まで500メートル位に接近したとき、ようやく波の大きさがやや小さくなってきた。


助かったと思った。


到着した先は技研スロープ?(そうゆう名前でしたっけ?)

私より少し先に移動したクイントレックスも、やや東側へ非難していて既に釣りをしていた(汗)


しばらくスロープ付近でボーっとして、自分が生きていることを実感した。


しかし、そのまま喜んではいられなかった。

帰るには、岸沿いを走行しながら土浦新港まで戻らなければならない。


岸沿いは超どシャロー…

見えない杭は地雷のように無数にあるw

と~ぜんプレーンしながら帰る事はできず、波を被らないようバウを持ち上げながら、ひたすらスローで戻る…


何分時間が経過したのかは全く分からなかったが、土浦新港へ到着したときはホッとしたw


そして、それ以来私は土浦新港から近くで釣りをするようになりました(爆)





最後まで読んで下さった方、長文でスミマセンでしたw

全て実話です(汗)