ミッドストローリング…




通称ミドスト…




ここ数年でよく聞く言葉ですが…


私がこの釣法を行いはじめたのかなり古く、1998年からだったのを今でもハッキリと憶えていますw




当時、桧原湖では誰もがダウンショットリグやスプリットショットリグを行っていたのですが…


私はスモールラバージグの威力に気づき、誰もが釣れない9月頃でもコレでイイ思いをしていましたチョキ


今でこそスモールラバージグは簡単に入手できますが、当時は入手に困難を極めました。



なぜなら…


ラバージグ=カバー撃ち


という概念が一般的だったため、ラバージグのヘッドはどれも重量があるものばかり…


桧原湖ではあっという間に根がかりしてしまうため、重量はどんなに重くても3/16オンスがロストしない限界でした。


しかし、3/16オンスのラバージグなんてそうそう売っておらず、製品で比較的入手しやすかったのは『キャリラバ』のみでした。


キャリラバのラインナップには1/8オンスというのも存在しましたが、こんな軽いラバージグを扱っている店はほとんどなく、見つけた時は、しこたま大人買いしたのを憶えております。


コノ頃の私は桧原湖にもハマっておりましたが、千葉県の亀山ダムにもハマリだした時期でした。


桧原湖でイイ思いをしたスモールラバージグが亀山ダムでも通用するか試すため、桧原湖で使っているようにボトムをゆっくりズル引くと…




あっという間に根がかり…

( ̄Д ̄;) がーん



それも…



1日に5個、6個はロストするのが当たり前…


酷いときには1日に11個ロストしたこともありました。

(||||▽ ̄)アウッ!


入手困難で貴重なラバージグをこれ以上ロストしたくないという思いから、ある一つの方法を思いつきました。


『ボトムスレスレをトレースできれば、ロストしなくて済むぢゃんっ!』

イエーイv(▽ ̄ V)(V ̄▽)vイエーイ


そこで、底ギリギリを通すようにゆっくりとリトリーブしたのですが…


ゆっくり巻いているとは言え、タダ巻きでは思っていたよりも早くラバージグが移動してしまい、全く魚が釣れませんでしたw


そこで次に考えたのがロッドをシェイクしながら、極スローでリトリーブを行うという方法です。


シェイクするラインが張った瞬間にラバージグが少し浮き、ラインがたるんだときはゆっくりフォールすることにより、移動距離を極力抑えるようにすることができました。


そしてコノ釣法の凄さを後に知る事となりました。


当時の私は亀山ダムでは1本でも釣れれば良い方で、ノーフィッシュは当たり前だったのですが、この釣法を使うようになってからは1日に3~4本を挙げることができるようになり、しかもこの釣法で釣れる魚はどれもサイズが大きかったです。


皆がシャローのカバー撃ちをするなか、私は誰も狙わない立ち木などのアウトサイドにサスペンドするバスを釣ることができ、非常にイイ思いをすることができた釣法でした。


その後、某有名バスプロなども中層を攻略などと称し、中層はノー感じなので極めて難しいなどと、メディア等で言っておりましたが、亀山ダムでの絶対的なコンフィデンスを持っていた私にとっては、難しいどころが普通の釣法でした~


今となっては当たり前の釣法となりましたが、私の場合は貴重なスモールラバージグをロストしなくないという思いから生まれた思い出深い釣法です。


( ̄O ̄;アッ!

ナンカ真面目に書いてしまった…


早く寝よ~っと!

ヾ(; ̄ ̄ ̄▽ ̄ ̄ ̄;A 汗汗・・・