今季アニメの好きなキャラを5人発表します。

 

対象は、2022年1月以降に初めてアニメに登場したキャラのみです。

シリーズものなどで2021年12月以前から登場しているキャラは対象外です。

 

 

 

  喜多川海夢-Marin Kitagawa-

 

作品名:その着せ替え人形は恋をする

声優名:直田姫奈

 

アニメやゲームが好きで、好きなキャラのコスプレをしたいと考えているオタクなギャル。

「好きなものに男とか女とかって関係なくない?」とか非常に良いことを言います。

ギャルとしてはからかい上手の喜多川さんなので、誘うような発言にドキドキさせられますし、オタクとしては共感できるところも多く、どちらの面を見ても良さしかありません。

ゴジョーくんを異性として意識するようになってからも、恋する乙女として可愛さが増しています。

 

 

 

  びわ-Biwa-

 

作品名:平家物語

声優名:悠木碧

 

琵琶法師の少女。中性的な見た目で、重盛ら年上も呼び捨て&タメ口で、権力者にも意見するなど物怖じしないタイプ。

多少危なっかしい面もありますが、視聴者の気持ちを代弁してくれるようなキャラだと思っているので、丁度良いくらいだと思います。

リアルにいたら確実に処罰されていますが、歴史アニメであり、フィクションだからこそできる技法だと思います。

猫好きなところもポイント高いです。

 

 

 

  黒田・レイン・ちふゆ-Chifuyu Rain Kuroda-

 

 

作品名:終末のハーレム

声優名:高森奈津美

 

出る作品を間違えたかのような場違い感満載で最高です。

他のキャラたちは子孫を残すために、学内で唯一の男子にアピールしますが、彼女は自分が一番になるために色々な人に勝負を申し込むというキャラで、1人だけ目的が違って見えるのが最高に面白いです。

 

 

  鹿野志穂-Shiho Kano-

 

作品名:CUE!

声優名:守屋亨香

 

容姿は幼く見えますが、18歳で大学生の新人声優です。

オーディションに受かったときも、「まぁ、当然だな」という発言をするように、無口キャラではあるものの、自分の実力を過信しており、声優という職業を舐めているようにも見え、常に上から目線の無口系クズヒロインです。

アニメの監督などにもこのような態度であり、リアルにいたら干されそうな感じではありますが、フィクションなのでこういうキャラは好きです。

 

 

 

  乾紗寿叶-Sajuna Inui-

 

作品名:その着せ替え人形は恋をする

声優名:種﨑敦美

 

あまり同じ作品から複数キャラをエントリーさせたくはなかったのですが、他の作品で群を抜いて好きなキャラがいない上に、着せ恋に魅力的なキャラが多いので、例外的に選びました。

ジュジュという名前でコスプレをしており、コスプレへの熱意は人一倍で、最初は喜多川さんが中途半端な気持ちでコスプレをしていると思い込み、嫌っていました。見た目はロリっぽいですが喜多川さんよりも1つ年上の高校2年生です。

どこのことだかわかりませんが、どうやら体の一部がつるつるらしいので、ジュジュの奇妙なつるつるについてももっと知りたいところです。

 

 

  惜しくもエントリーできなかったキャラ一覧

 

キャラ名:明日小路 作品名:明日ちゃんのセーラー服 声優名:村川まなつ

キャラ名:木崎江利花 作品名:明日ちゃんのセーラー服 声優名:雨宮天

キャラ名:天童悠希 作品名:CUE! 声優名:鷹村彩花

キャラ名:ルリイ=アーベントロート 作品名:失格紋の最強賢者 声優名:鈴代紗弓

キャラ名:アルマ=レプシウス 作品名:失格紋の最強賢者 声優名:白石晴香

キャラ名:イリス 作品名:失格紋の最強賢者 声優名:井澤詩織

キャラ名:南雲竜 作品名:フットサルボーイズ!!!!! 声優名:古田一紀

キャラ名:神谷花蓮 作品名:終末のハーレム 声優名:竹達彩奈

キャラ名:山田翠 作品名:終末のハーレム 声優名:山根綺

キャラ名:ティロリロ・リリリ・ルー 作品名:異世界美少女受肉おじさんと 声優名:藤井ゆきよ

 

 

アニメ「平家物語」では徳子も好きですが、とっくに亡くなっているとはいえ、実在の人物がモデルのキャラをエントリーさせるのはやや抵抗があります。

 

本来はもっと早くこの記事をアップしたかったのですが、実は5人目のエントリーがなかなか決まらなくてこの時期まで引っ張ることになりました。別に魅力的なキャラがいなかったわけではありませんよ。候補がたくさんいすぎて選べなかっただけです。ヒトリダケナンテエラベナイヨー

 

さて、この中から2022年年間大賞には何人エントリーするでしょうか。

 

画像はいずれも公式ホームページより引用。

 

アニメ「平家物語」7話解説

 

アニメ「平家物語」の7話が放送されました。

 

6話は富士川の戦いで終わりましたから、治承4年10月(1180年11月)頃までの話でした。7話はその後の話になります。

 

冒頭、福原京から平安京に還都したことが伝えられました。

また、びわが白猫を連れ込みました。居候なのに勝手に猫を連れ込むのはどうなのかなとは思います。ちなみに、私はこの猫を勝手にアシュベルと呼んでいます。アシュベルとは、びわの担当声優である悠木碧さんの飼い猫の名前です。


 

  1.南都焼討

 

治承4年12月28日(1181年1月15日)、清盛の命を受けた重衡が南都を攻めました。重衡は清盛の5男で、棟梁・宗盛の同母弟に当たります。

 

南都というのは現在の奈良市に当たり、かつて平城京があったことから、多くの寺社が立ち並んでおり、この時代の都市の1つです。

園城寺焼き討ちの件もあり、藤原氏の氏寺である興福寺が中心となって反平家運動を繰り返していましたが、それを討伐するために重衡が派兵されました。

重衡は園城寺の後悔から焼き討ちには反対でしたが、暗い夜に明かりを求めたところ、配下が民家に火をつけ、それが強風に煽られて広がりました。結果的に興福寺だけでなく東大寺まで焼け落ち、現在の奈良市の多くの地域が焼け落ちるという大惨事になりました。これによって反平家の動きはますます活発になります。

なお、興福寺、東大寺は鎌倉時代に再建されますが、その後も火災があり、現在の東大寺は江戸時代に建てられたものが残っています(興福寺は建物によって異なります)。興福寺、東大寺共に「古都奈良の文化財」の1つとして、世界遺産登録されています。

 

↓現在の興福寺

 

 

  2.清盛の死

 

治承5年2月4日(1181年3月20日)、清盛がこの世を去りました。

寒い時期なのに「暑い暑い」と言っており、高熱を発症し、熱すぎて近寄れないくらいの異常事態となります。この病気は一体なんであったのかははっきりしたことはわかっていませんが、マラリアの一種だったという説があります。

「頼朝の首をささげよ」という遺言を残して死ぬことになりますが、この遺言が後々、平家を苦しめることになります。

おそらく、そのようなシーンも今度出てくるかと思います。

 

 

  3.木曽義仲

 

今回、源(木曽)義仲が初登場します。義仲については次回の重要人物になりそうですので、取り上げます。

義仲は頼朝の従弟で、2歳のときに父の義賢がその兄義朝(頼朝の父)と対立して頼朝の兄の義平に殺害されたことから、信濃国木曽谷(現在の長野県木曽郡木曽町)まで逃げ、中原兼遠によって育てられることになります。

成長した義仲は、兼遠の息子である今井兼平、樋口兼光、娘の巴御前らと共に以仁王の令旨に応じ、木曽で挙兵します。同じ源氏ではありますが、頼朝とは父の代からの対立関係があるため、頼朝とは別の軍です。木曽から京を目指す場合、東海道と北陸道がありますが、東海道経由で行くと頼朝軍とぶつかってしまうことから、北陸道で京を目指すことになります。義仲としては頼朝と戦う気はなく、平家討伐に集中したいという思惑がありました。

次回は平家と義仲軍が北陸で激突する倶利伽羅峠の戦いなどが描かれることと思われます。

 

 

  4.この頃の天皇家

 

病症だった高倉上皇が崩御しました。

清盛は高倉崩御後に後白河の後宮になることを進言しましたが、徳子が拒否し、代わりに徳子の異母妹である御子姫君が後宮になりました。

清盛の死によって後白河は約1年数カ月ぶりに幽閉が解かれましたが、20歳以上離れた御子姫君に興味を示すこともなく、御子姫君は後宮に入ってすぐに死亡したため子供もいませんでした。高倉が死亡したことによって天皇家との結びつきが弱くなった清盛による策略だったと考えられていますが、清盛の死後間もなく御子姫君も死亡するため、あまり意味のない策略になりました。

 

徳子は高倉の遺児で、自身の唯一の子供である安徳天皇を守り抜くことを決意しました。

徳子の成長が著しいですね。2話の頃からは想像できないほど強く凛々しい女性になりました。

 

 

さて、いよいよ清盛がこの世を去りました。

清盛の横暴によって多くの敵を作ってしまった平家ですが、この後平家を引っ張っていかなければならないのは、あまり頭が良くなさそうな棟梁の平宗盛や、どこか頼りない前棟梁重盛の嫡男である平維盛らです。

果たして、彼らの命運は如何に…

 

また、びわが重盛邸を追放されました。びわについてはアニメのみのオリジナルキャラクターなので、びわが今後どうなるかは私にもわかりません。

 

平家滅亡まであと4年

 

 

2022年2月22日はスーパー猫の日です。

 

んでんでんで~にゃ~んで

 

元々2月22日は猫の日と呼ばれていましたが、今年は2022年と更に2が3つ付くことから、スーパー猫の日と呼ばれています。

前回は1222年2月22日なので、承久の乱の翌年です。アニメ「平家物語」の登場人物でもまだギリギリ生きてる人もいる時代です。当時の人は猫の日なんて知る由もないので、事実上は、史上初めてのスーパー猫の日です。つぎのスーパー猫の日は2122年2月22日で、その100年後の2222年2月22日はハイパー猫の日ですかね?そこまで生きたいですね(無理)。

「猫耳をつけた女の子と猫、どちらかの体を触れるならどちらの体を触りたいですか?」と質問されたら、迷わず猫を選ぶくらい猫が好きなので、今回は、私がオススメしたいスーパーにかわいいアニメの猫を紹介します。エントリー基準はキーポンの好感度のみです。

 

 

  みゃむ

作品名:ワッチャプリマジ!

声優:小池理子

 

主人公の陽比野まつりのパートナーで、大魔法使いを目指しているマナマナ(魔法使い)の女の子。

人間の姿と猫の姿を自在に変えることができ、どちらの姿も作中に多く登場します。

本物の猫同様、上から目線で生意気な感じがたまりません。

 

 

  ソルル(左)&ルルナ(右)

作品名:キラッとプリ☆チャン

声優:斎賀みつき(ソルル)、山村響(ルルナ)

 

アリスとイヴのパートナーである2人です。

ソルルは寝ぼけた顔していますが、頼れるイケメン(性別不明)で、ルルナは偉い人です。

この2人についてはネタバレも多くなるため詳しく書けませんが、猫の姿をしている限りは非常にかわいいです。ちなみに、どちらも2月22日が誕生日です。

 

 

  ハミィ

作品名:スイートプリキュア♪

声優:三石琴乃

 

猫の姿をした妖精で、本作のマスコット的存在です。

敵組織にいる親友のセイレーンを説得し、セイレーンをキュアビートとして覚醒させるという大役を担います。

セイレーンはその後猫の姿に戻れなくなりますが、その後も仲良しな様子が描かれています。

 

 

  ニャトラン

作品名:ヒーリングっど♡プリキュア

声優:金田アキ

 

同じくプリキュアからエントリーしたのは、ひなた(キュアスパークル)のパートナーのニャトラン。

ひなた同様に明るくお調子者で、チームのムードメーカー的な存在の男の子です。

 

 

  ガーネット

作品名:ジュエルペットシリーズ

声優:平野綾

ガーネットの瞳を持つ女の子です。

シリーズ毎に若干の設定は異なるものの、シリーズを通して登場し、最終作の「マジカルチェンジ」を除いてレギュラー出演しています。

シリーズを通しておしゃれ番長で、ファッションに詳しく、また、自分のことを世界一かわいいと思っている自己評価の高い女の子です。

 

 

 

  サンゴ

作品名:ジュエルペットシリーズ

声優:清水愛

 

ジュエルペットシリーズから2匹目のエントリー。サンゴの瞳を持つ女の子です。

「スイーツ大好きサンゴにゃん」という登場ゼリフ通り、スイーツが大好きな女の子。

全シリーズに登場しますが、脇役になることが多く、目立った活躍をしているのは2作目のてぃんくるだけです。

 

 

 

  ディアン

作品名:ジュエルペットシリーズ

声優:福山潤

 

ジュエルペットシリーズから3匹目のエントリー。オブシディアン(黒曜石)の瞳を持つ男の子です。

無印はラスボスの魔王、てぃんくるはイケメンのレオンのパートナー、サンシャイン以降は脇役に降格して、1シリーズ1,2話しか出てこなくなりますが、一応全シリーズに登場します。

 

 

  

作品名:同居人はひざ、時々、頭のうえ。

声優:山崎はるか

 

デフォルメされていないリアルな描写の猫としてエントリーしたのが陽(はる)ちゃんです。

本作は寡黙な青年が猫と同居を始めるという話で、人間視点と猫視点の両方の話があるところが特徴で、お互いの言葉は認識できないようになっています。元々はノラ猫で、弟たちを守る姉御的な存在でした。それ故、同居を始めた人間に対しても弟のように接しています。

猫を飼ったことがある人にはあるある的なシーンも多く、陽ちゃんは何をやっていても可愛さしかない最高のヒロインです。

 

 

  エロ猫

作品名:レーカン

声優:くじら

 

可愛い見た目とは裏腹に、「パンチラ見せろや」が口癖で、女の子の着替えやスカートの中を覗くなどの邪な心しか持っていないことから、エロ猫と呼ばれています。霊感を持っていない人にも見えますが、実は化け猫の類です。

 

  ぱんにゃ

作品名:ましろ色シンフォニー

声優:櫻井浩美

 

もはや猫なのかどうかはわかりませんが、猫的な生き物としてカウントされています。

体の大部分が顔で、リアルにこんな生物がいたらバランス悪すぎて生きられないのではないかなと心配してしまいます。

本作は美少女作品なのですが、一部のファンからは「ぱんにゃがメインヒロイン」と言われるくらい人気のキャラで、ファンから愛されています。私も本作の中ではぱんにゃが一番好きです。

 

 

 

いかがでしょうか。

アニメの可愛い猫たちを紹介しましたが、お好きな猫はいましたでしょうか。

猫はアニメでもリアルでも、何をしていても可愛いから反則だと思います。

 

 

 

 

 

アニメ「平家物語」時代背景解説の3回目です。

 

 

過去の記事はこちらへ↓

解説① 源氏と平氏の成り立ちなど

 

解説② 上皇と院政など

 

 

 

 

今回は、この時代(平安時代末期)の武士についての解説です。

5話で以仁王、6話で頼朝が挙兵し、いよいよ治承・寿永の戦い、いわゆる源平合戦が始まりました。

今回は、この時代の武士について取り上げていきます。

 

 

 

 

  1.現代人が考える武士のイメージとは

 

武士と言ったらどのような人をイメージしますか。

「主君に忠義を尽くして刀を持って戦う」「武士は農民より高い身分にいる人」そんなイメージはありませんか。

実は、これは江戸時代の武士に限ったもので、それより前の武士にはあてはまらないのです。

 

 

  2.平安末期の武士の武器は

 

平安末期の武士の主な武器は槍と弓です。

近距離武器として槍、遠距離武器として弓が使われていました。

近接戦では槍で叩いて攻撃するのが一般的でした。刀もあることはありましたが、折れやすいなどの短所もあったため、実戦では主流になりませんでした。

 

 

 

  3.平安末期の武士は何のために戦ったか

 

平安末期の武士で、忠義のある人は、源義経に使えた武蔵坊弁慶、木曽義仲に仕えた今井兼平など、わずかでした。ほとんどの武士には特に下級の武士には忠義などありませんでした。

武士が求めていたのは恩賞です。戦が終わると勝った方は負けた方の土地を没収し、活躍した武士たちに分け与えます。武士たちはこうした恩賞をもらうために命懸けで戦っていたのです。恩賞は、勝った方に付かなければもらえませんから、勝ちそうな側に付くといった武士も大勢いました。ですから、戦が始まると、初戦がかなり重要になってくるのです。初戦で大勝すれば多くの武士が味方に付き、一気に形勢を有利にすることができるのです。

 

 

 

  4.武士の普段の生活は

 

戦国時代から江戸時代初期に行われた兵農分離政策によって武士と農民がはっきり分かれますが、逆に言えばそれまではどっちつかずの人というのが大勢いました。

そもそも、解説①で示した通り、武士の起源は自分の土地を守るために武装した人なわけですから、普段は農業をして生計を立てており戦になったときだけ戦う、そんな人も大勢いるわけです。平安末期は戦乱の時代ですが、だからと言って四六時中戦いをしているわけではありません。

 

 

さて、いよいよ7話からは戦乱も本格化してきます。

当時の武士のことを踏まえて視聴していくと、ますますアニメを楽しめると思います。

 

人権(スラング)について

 

 

 

女性プロゲーマーのたぬかなさんが、「身長170㎝以上ない男は人権ない」「Aカップの女性は人権ない」と発言したことが物議を醸しています。

たぬかなさんのことは詳しく知らないので、この人についてとやかく言う気はありません。

 

今回は、スラングとして使われる人権という言葉について考えたいと思います。

結論から書きますと、私はこの人権という言葉が嫌いで、スラングとして使って欲しくないと考えています。

 

 

 

  1.スラングとして使われる人権という言葉は

 

持っているか持っていないかで劇的に環境が変わり、対戦ゲームの環境上、勝利するために必須とされるアイテムやキャラクター、または、攻略に必須とされるアイテムやキャラクターなどのことを人権と言います。

つまり、一定水準以上のレベルでプレーする場合、持っていて当たり前のアイテムやキャラクターのことを指します。

ルール上は持っていなくてもプレーすることは可能となりますが、持っていない場合は勝利や攻略が極めて困難になります。

「人権キャラ」「人権アイテム」というように使用され、それを持っていない場合、「人権がない」と、持っている人に揶揄されることがあります。

つまり、一人前のプレーヤーとはみなされないという意味合いで使われます。

 

 

 

  2.本来の人権の意味とは

 

本来の人権の意味は、「人間が生まれながらにして持っている権利」のことです。生まれたばかりの赤ちゃんであろうが、高齢者であろうが、お金持ちも貧しい人も、男性も女性もLGBTsも、誰だって生まれながらにして持っている権利のことを人権と言います。

別に努力をしたり、お金をかけたり、運が良かったりして勝ち取ったものではありません。誰もが生まれながらにして持っているものです。

犯罪などの明確なルール違反をしない限り、人権を失うことはありません。

 

 

 

  3.本来の意味との齟齬

 

スラングの人権と本来の意味の人権は、齟齬があります。

スラングの人権は、ゲームを始めたときから誰もが持っているアイテムやキャラクターに対して使われることはまずありません。

お金をかけたり、リセマラなどで時間をかけたり、運が良かったりして入手するアイテムやキャラクターに対して人権と使われます。

スラングの方の人権は、勝ち取るものという認識が強く、それを入手することによってようやく上位の環境に対応できることになります。

 

 

 

  4.ゲームの楽しみ方は人それぞれ

 

「俺は戦うのが好きなんじゃねぇ、勝つのが好きなんだ」という勝利至上主義の考え方の人もいるとは思いますが、ゲームをやる目的など人それぞれで、「負けても楽しい」という考えの人もいます。別に、誰もが上位環境に入りたいと考えているわけでもなく、空き時間で軽くプレーしたいなんていう人もいます。また、特にキャラが可愛いゲームなどでは、「弱くてもいいから推しキャラを使いたい」と思い、かなりの強キャラであっても、あまり興味が惹かれないキャラは意地でも使わないと考える人も珍しくありません。

トッププレーヤーたちにとっては持っていて当たり前だからこそ、上位の人ほど人権という言葉を使いたがりますが、別に誰もが上位を目指しているわけでもないので、持っていないから人権がないと言うのは不適切です。勝つことだけがゲームではありません。

トッププレーヤー、上位環境の人たちだけの価値観で物事を考えることは、ライトプレーヤーの離反に繋がります。ゲームで強いことは偉いこととは違います。

 

 

 

  5.本来の人権は非常に重い言葉

 

2で書いた通り、本来の意味の人権は非常に重い言葉です。

人権がないというのは、人間であることを否定されており、生きる価値がないと言われているのと同じです。

ですから、気軽に使って良い言葉ではないのです。

 

 

 

  6.スラングだからなんでもOKということではない

 

「スラングなんだから硬いこと言うな」「ここはネットなんだから」などと言って正当化する人がいますが、全く正当性はありません。

スラングだろうがネット上だろうが仮想空間ではなく、現実だからです。お互いに顔が見えない者同士が文字だけのやり取りをしていたとしても、人間と人間のコミュニケーションが成立している以上、なんでもOKなどということはあり得ません。

 

 

 

  7.人権に代わる言葉が必要

 

スラングにおける人権は、上記に示した通り、本来の意味の人権と齟齬がありますし、気軽に使って良い言葉でもありません。

ですので、人権に代わる言葉が必要です。

あなたが道路を通るとしましょう。このとき、人権に当たる行動は、「歩道を歩くこと」です。

一部の歩けない人や、立ち入り禁止の道路を除けば、道路を歩くという行動は誰でもできますし、その権利は勝ち取ったものではなく、生まれつき持っているものです。

では、車を運転してと車道を渡るのはどうでしょう。誰でも自由にというわけにはいきませんよね。運転免許が必要です。免許を持っていない人が運転するのは違法行為ですし、周りの人に大変迷惑です。公道を運転する権利はお金をかけ、本人の努力によって勝ち取ったものです。

今まさに車を運転している人に対して、「あなたは運転免許をもっていますか」なんて質問をしますか。まずしません。持っているのが当たり前だからです。持っていない人は公道という舞台に立てないからです。

 

そうです。ゲーマー用語の「人権」の本来の意味は、「資格」や「免許」です。

「資格」や「免許」という意味合いで「人権」が使われています。「資格」や「免許」の方が相応しい言葉ですから、そちらを使って欲しいです。

 

 

普段何気なく使っている言葉であっても、受け取る側がどう感じるかということが大切で、悪意がなかったとしても、結果として相手を傷つけてしまうことがあります。

言葉は刃で、トラブルの多くは言葉から生まれますから、使う言葉1つにも気を付けたいところです。