さくら | Keep Looking Up

Keep Looking Up

Keep looking Up=人生のおまじない。

空を見上げて想うこと。

6日の午後、ドトールでみきと会う前にけんちゃんの日記を見てた。『死』について書かれた日記。

命は有限だから今を精いっぱい生きようと思った。そう書いてある意味は分かっても実感までにはいかなかった。

ちょうど台風の夜。大好きだったさくらが亡くなった。家を出るとき『行ってくるね、さく』って言ったらしっぽ振ってたのに、それから5時間後、さくは天国に逝っちゃった。

信じられなくてずっと泣いてた。あの時3の3のみんながいなかったらもっときつかったと思う。みんながそばにいてくれてほんとによかった。

次の日、帰りたくないって言ったあたしにともちゃんが言ってくれた。『ちゃんと現実見なきゃだめだよ』って。

早くさくに会いたい気持ちと受け止めたくない気持ちでごちゃごちゃだった。家に帰って冷たくなってるさくら見たら涙が止まらなかった。『さくら』って言ったら起きそうなくらい本当に寝てるみたいだった。もう何も手につかなくてずっと放心状態だった。

その次の日に家族みんなで慰霊園に行ってさくとお別れしてきた。声にならないくらい泣いてた。『ひぃちゃんが泣いたらさくも悲しくなっちゃうよ』そんなママの言葉も受け止められなかった。人間と同じように火葬されてみんなでお骨をつめて策は天国に逝った。

そこの住職さんが言ってた。『どこに行ってもさくらちゃんが守ってくれるから大丈夫だよ』って。

病気にならなかったらきっともっと長く生きれたのにね、さくが心臓の病気になったって知らされたのはちょうどアメリカの大学生になれた1月だった。それから毎日お薬あげて、土日には病院行って。

さくが死んじゃう3日前、芝生にさくを放しながらママに聞いてみた。『次に帰って来る時までさく生きてるよね?』って。ママは大丈夫だよって言いながらさくをなでて『ひぃちゃんの着物姿見るんだもんね、さくちゃん』って。その時、さくはあたしの方を見て小さくしっぽ振ってくれた。

さくが死んじゃった日はいつもよりすごい暑い日だった。さくはいつもよりべろ出して息遣いも荒かった。いつもみたいに家の中でみんなとごはん食べて外に出てお水飲んでるとき、にいにとかなちゃんが帰ってきて、にいにがいつもみたいにさくをわしゃわしゃってして、本当にその後だった。倒れるように横になってさくは息を引き取った。苦しむこともなく、みんなに見守られていたって。きっとにいにが帰ってくるの待ってたんだねってみんなが言ってた。寂しがり屋で一人でいるのが嫌いなわんちゃんだったから最後までみんなと一緒にいたかったんだろうなって。あたしはさくのこと見送ることできなかった。でも会えてよかったって思った。日本に夏帰ってこなかったら最後にさくに会うこともできなかったから。

さくがいなくなってから家はなんだか寂しくて思わずさくを呼びたくなる。外に出たらしっぽ振ってきてくれそうな気がして。。

大事なものを亡くす経験を始めてした。さくはきっと天国で走り回ってるって思ってみてもやっぱりさびしい。

家族みんなにとってさくは大切な存在だった。大事なことを教えてくれたのも楽しい思い出くれたのもさくらだった。

ありがとね、さく