美容室の再来率を上げる方法|スタッフ全員で続けたい3つの習慣
新規のお客様は来ているのに、2回目の予約につながらない。
しかも、担当する美容師によって結果に差がある。
そんなとき、「若手の接客力を上げなければ」と考えることはありませんか?
もちろん、一人ひとりの技術や会話は大切です。ただ、美容室の再来率を上げるには、お客様との関係を次の来店までつなぐ方法を、店全体で共有することも必要だと僕は考えています。
今回は、スタッフ全員で始めやすい3つの習慣を紹介します。
再来率を上げる習慣① 次回確認することを伝える

施術が終わったとき、お客様に仕上がりを見ていただくだけで会話が終わっていないでしょうか。
たとえば、毛先の広がりが気になっていたお客様なら、
「今回はまとまりやすいように整えました。ご自宅で乾かしたときの変化を、次回ぜひ教えてください」
と伝えることができます。
カラーをしたお客様なら、色の変化や根元が気になり始める時期を一緒に確認できます。
次回予約をお願いする前に、次に来たとき何を一緒に確かめたいかを伝える。これが、再来率を上げる会話の第一歩になります。
再来率を上げる習慣② カルテにお客様の言葉を残す

使用した薬剤や施術内容は、もちろん記録します。
それに加えて、
・朝のセットに時間をかけられない
・右側だけ広がりやすい
・次は少し明るいカラーにしたい
といった、お客様が話してくださったことも残します。
次にご来店いただいたとき、「前回気にされていた右側の広がりはどうでしたか?」と聞ければ、前回の施術から続けて相談できます。
担当者が変わる場合も、その情報があれば会話を引き継ぎやすくなります。
再来率を上げる習慣③ 接客の過程をスタッフで共有する

再来率をスタッフ別に確認することは、改善の手がかりになります。ただ、数字だけを並べても、明日から何を変えればよいかは分かりません。
再来につながったお客様について、
「最初にどんな悩みを聞いたか」
「施術中に何を説明したか」
「帰る前にどんな提案をしたか」
を振り返ってみます。
うまくいった行動が見つかったら、朝礼やミーティングで短く共有する。若手スタッフも、具体的な行動なら自分の接客で試せます。
店長の役割は、数字を伝えるだけでなく、良い接客を見つけてチームに広げることだと思います。
美容室の再来率を上げる取り組みは、今日の接客から始められる

大きな研修を始める前に、まずは一つ決めてみてください。
「すべてのお客様に、次回確認したいことを一つ伝える」
そして、その内容をカルテに残す。
次の来店で実際に確認し、お客様の反応をスタッフ同士で共有する。
この小さな繰り返しが、特定の美容師だけに頼らず、お客様が安心して通える美容室づくりにつながると考えています。
僕たちが大切にしているViváte BIJU Systemも、施術した日の仕上がりだけで完結させず、ホームケアや次回来店まで考えるための取り組みです。
お客様の髪と長く向き合うために、皆さんのサロンでは、次回につながるどんな会話をしていますか?