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カテゴリ: 美容室経営ブログ

「頑張っているスタッフの給料を上げたい」
経営者なら、そう思うことは少なくありません。
しかし、給与を上げることは、単純に「売上が増えたから上げる」という話ではありません。
会社の売上が増えていても、それが店舗数の増加によるものなら、一人ひとりの生産性が変わっていない可能性があります。
会社が成長したことと、スタッフ一人ひとりの価値が上がったことは同じではないのです。

給与を考えるときに重要なのは、まず生産性です。
一人のスタッフがどれだけの売上を作っているのか。
その売上に対して人件費がどれくらいなのか。
会社にどれだけ利益が残るのか。
スタッフの給与を上げても、会社全体の人件費バランスが崩れてしまえば、長期的にはその制度を維持できません。
だからこそ、感情だけではなく、
「どれだけ生産性が上がったら、どれだけ還元できるのか」
という基準を作ることが重要です。

また、すべてのスタッフに同じ価値観を求める必要もありません。
とにかく稼ぎたい人もいれば、安定して長く働きたい人もいる。
高い歩合率を求める人もいれば、福利厚生や休日、プライベートとの両立を重視する人もいます。
会社が「安定型」の働き方を提供するのであれば、単純な歩合率だけで他社と比較されないように、自社が提供している価値を言語化して伝えることも経営者の仕事です。

給与制度で大切なのは、「どうすればスタッフが喜ぶか」だけではありません。
「どうすれば会社が成長しながら、長期的に還元し続けられるか」です。
生産性、利益、人件費のバランスを見ながら、会社の価値観に合った給与設計を作る。
もし「スタッフにもっと還元したいけど、どこまで上げていいのかわからない」と感じているなら、まず給与額ではなく、会社の利益構造と評価基準から見直すことをおすすめします。
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