【美容師向け】「アイロンの熱=ダメージ」はもう古い。熱を味方につける時代へ
カテゴリ: 美容室経営ブログ, Viváte BIJU (ビジュ)System

美容師になった頃、
「アイロンは髪を傷ませる。」
「なるべく低温で。」
「熱は悪。」
そんな教育を受けてきた方も多いと思います。
もちろん、それは間違いではありません。
濡れた髪へのアイロンや過度な熱処理は、髪に大きなダメージを与えます。
しかし、髪質改善が進化した今、その常識だけでは語れない時代になりました。
現在の美容技術では、
「熱はダメージではなく、補修成分を定着させるためのエネルギー」
という考え方が主流になりつつあります。
熱が悪いのではない
本当に悪いのは、
・濡れた髪への高温アイロン
・必要以上の熱
・補修されていない髪への熱処理
です。
一方で、髪を補修した後に適切な温度で熱を加えることで、補修成分は髪の内部や表面にしっかりと定着します。
つまり、
熱そのものではなく、「どう使うか」が重要なのです。
アイロンは「定着」させるための技術
髪質改善では、髪へ栄養を入れるだけでは十分ではありません。
その栄養を髪へ定着させることが重要です。
その役割を担うのがアイロンの熱です。
適切な温度を与えることで、熱反応型成分が働き、補修成分が髪へしっかりと固定されます。
熱反応成分がツヤをつくる理由
近年の髪質改善では、熱に反応する成分が数多く活用されています。
エルカラクトン(γ-ドコサラクトン)
エルカラクトンは、ドライヤーやヘアアイロンの熱によって毛髪のアミノ基と結合する毛髪補修成分です。
熱を加えることで髪へ定着し、
・まとまりの向上
・うねりの軽減
・ツヤの向上
・手触りの改善
が期待できます。
さらにシャンプーだけでは流れにくく、効果が持続しやすいことも大きな特徴です。
熱反応コラーゲン

熱反応型コラーゲンは、熱を加えることで毛髪表面に均一な保護膜を形成します。
その結果、
・ツヤ感アップ
・なめらかな指通り
・摩擦ダメージ軽減
・水分保持力向上
につながります。
まさに「熱で美しさを定着させる」代表的な成分です。
キューティクルケラチン
キューティクルは髪の一番外側にある大切な保護層です。
ダメージによってキューティクルが乱れると、
・ツヤがなくなる
・手触りが悪くなる
・カラーが抜けやすい
・乾燥しやすい
という状態になります。
キューティクルケラチンは、その表面を補修しながら熱によって密着性を高め、美しいツヤと質感を維持します。
美容師の価値は「なぜ綺麗になるか」を説明できること
お客様は、
「180℃だから綺麗になる」
とは思っていません。
知りたいのは、
「なぜ髪が綺麗になるのか。」
例えば、
「補修成分を入れた後に熱を加えることで、エルカラクトンや熱反応コラーゲンが髪へ定着し、美しいツヤと手触りが長持ちするんですよ。」
この一言があるだけで、お客様の納得感と信頼は大きく変わります。
技術だけでなく、その理由まで伝えられる美容師こそ、これから選ばれる存在です。

Viváte BIJU Systemが目指す髪質改善
Viváte BIJU Systemは、単に髪へ栄養を補給するシステムではありません。
髪を補修し、
熱反応成分を最大限活かし、
適切な熱で定着させる。
この一連の流れを大切にしています。
髪の美しさは、一時的につくるものではありません。
「髪の美しさの寿命を伸ばす。」

そのためには、
補修・熱反応・定着という考え方が欠かせないのです。
まとめ
これからの美容師に必要なのは、
「熱は悪い」という昔の常識ではありません。
必要なのは、
- 髪を補修する
- エルカラクトンなどの熱反応成分を活かす
- 熱反応コラーゲンでツヤを定着させる
- キューティクルケラチンで表面を保護する
- 適切な温度でコントロールする
という考え方です。
「熱を避ける時代」から、「熱を味方につける時代」へ。
この技術と知識の積み重ねが、お客様の髪の未来を守り、美容師という仕事の価値をさらに高めていくと私は信じています。
木田昌吾
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