【間取り】玄関ホールから見えるキッチンの配置

こんにちは、きーまです

間取りが大方決まってきたところで、

改めてキッチンについて。

以前、L型とW型（Ⅱ型）に関する記事を載せましたが、

今回は間取りの観点から、

どのようにキッチンの配置を決めたかということを、

まとめてみたいと思います。

LDKの間取りにおいてきーまが重視したかったのは、以下の２点。

１．限られた広さの中でも圧迫感を感じないレイアウト。

２．なるべくLDKは一体にして、かつキッチンの生活感を見せないこと。

この観点から比較します。

※以下の間取りはすべて上が北向きとお考え下さい。

【LDK１列の間取り】

縦長の敷地の場合などで、

このように１列に並べる間取りをよく見ます。

実際に奥行きがあり、長辺がまっすぐ伸びることで、

広さを演出していると思います。

しかし、きーま家の土地は、正方形に近いので、

東西南北どちらに向けても、

LDKを１列に並べる長辺を確保することができませんでした。

【Ⅰ型キッチン・南向き】

敷地や他の部屋との関係から、

きーま家はこのように、

LDKも正方形に近いスタイルをとることになりました。

東の北寄りに玄関ホールへ続く引き戸、

北中央には洗面スペースへの引き戸があります。

ここからはこの形に固定して、最も生活感が気になる

右上の玄関ホールから見た時の雰囲気を比較します。

実際、ヘーベルの初期間取りではこのように、

南西のダイニングスペースに正対したⅠ型キッチンを提案されました。

キッチンカウンターの正面にダイニングテーブルを置くことができ、

通路幅や上部の視界の抜けも良好なのですが、

私としては、キッチンの中が玄関から丸見えなのが、

あまり好きになれませんでした。

料理中のつま先から全身見られるのもちょっとね。

おそらく提案側としては

洗面スペースとの家事動線に配慮したのだと思います。

使いやすさは申し分ないと思うけど、私はパスで・・・

【Ⅰ型キッチン・東向き】

キッチンの向きを変えました。

正面から「いらっしゃーい」ができます。

この雰囲気を私は求めていたんです。

扉を開けると正面にカウンター。

向きを変えるだけで、

お店の雰囲気になり、生活感大幅ダウン。

こういうゲームに出てくる酒場みたいなレイアウトに憧れておりました（笑）

な・ん・だ・け・ど！

私、そもそも油跳ねが気になるもんで、

シンクはいいんだけど、

コンロは壁側についていてほしいんです。

対面カウンターはフラットにしたいので、壁は作りたくない。

でもコンロには壁を作りたい。

（ガラスパネルではなく、ちゃんとした壁で！）

そこで、一時期

「これだーーーっ！」

と盛り上がった“あの形”の登場です。

【L型キッチン・東向き】

コンロ前は壁になるし、

ハイカウンターにスツール置いて酒場感アップ

これしかないと惚れ込んでいたのですが、

お値段や収納力の関係で見直すことになりました。

「それでもなんとか取り入れたい、でも現実的じゃない、でもでも・・・」

と、自分が諦めることができるような、

更なる決定的なデメリットを探しながら間取りを見つめていたら、

ある一点がもの凄く気になってきてしまって。

それは、

冷蔵庫がキッチンからはみ出てるんです

L型にしたことで対面カウンターが短くなった分、

背面も長さを合わせるとなると、収納が少なすぎて、

冷蔵庫をキッチンスペースに入れることができないのです。

別室でパントリーなど用意できるなら良いのですが、

うちはそのスペースが取れません。

ダイニングテーブルの後ろにすぐ冷蔵庫・・・

「醤油ほしいー」

「麦茶ちょーだい」

「デザートないー？」

というような、食事中における家族のリクエストに

対応するには最適かもしれませんが、私は今、

「家事動線は多少遠回りでもいいから生活感を無くしたい」

と言って悩んでいるというのに、これでは意味なさすぎる。

冷蔵庫問題に気が付いたきーまはアッサリL型を諦めたのでした。

【W型(Ⅱ型)キッチン】

パントリーが無い以上、どうやって冷蔵庫を隠すか。

こうして最後にたどり着いたのが、W型でした。

一般的にはⅡ型と呼ぶみたいですが、

ヘーベルのカタログでは

W型（マルチアイランド型）

と書いてあります。

アイランド型なので、本来はこのように回遊動線にするのですが、

あえてカウンター隣に壁を作れば

その裏に冷蔵庫を隠すことができます。

コンロも壁側につくのでOK！

あとは以前の記事の通り、これで納得。

うちは、このW型で決めました。

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