【卒業回】風がはじまる場所~ありがとうございました~ | 風のたまごを見つけた   

風のたまごを見つけた   

for pilgrims on this planet.
この惑星はなんて不思議!

 

 

 

 

 



風がはじまる場所   

 

 

 


それはまだ

 

 

人の心がひかりで


海の言霊が


人に届いていた頃のこと。



波の音は


その時どきの


愛の調べを伝え


私たちは、心満ちて


いつも


歌いだしたくなるのだった。




わたしたちの胸が放つ輝きは


穏やかに


互いを照らし


思い描くものを

 

 

光を繋いで

 


目に見える形にした。




そこに、祝福された

 

 

命が在ることが


本当に嬉しくて


生命の誕生はいつも


新しいハーモニーが広がりゆく

 

 

喜びだった。



私たちの生きる力は


クジラが潮を吹くような

 

 

大いなる呼吸であり


楽しいという、湧き上がる感情であり、


すべてがひとつである


調和の愛だった。





それは


自然という言葉も


人間という言葉もなく


ひとつながりだった永遠の命の


ふるい古い

 

 

そして

 

 

あまりに優しすぎて

 

 

忘れるしかなかった物語。

 

 

 

 


あれは、

 

 

いつからだったろう。


あなたが沈黙したのは。




いつからだったろう


穏やかに輝いていた


わたしたちのひかりが


冷たい黄金色にすり替わり


段々に、ばらばらの


調和を外れた音を出し

 

 

互いを比較し始めたのは。





海よ、それでもあなたは、


静かに


わたしたちに、


いのちの波を送ってくれた。



子どもの悪戯を笑うように


光を濁す感情を


おおらかに洗い清めてくれた。




どうして気づかなかったのだろう。




もう長い長い間


わたしたちは


あなたの声を、聞いていない。





けれど、海よ


沈黙する友よ。


いま、時がきて

 

 

重く固まった世界が砕け

 

 

崩れ落ちてゆく。


 

傷つき、ひび割れた胸の奥から


原初の光が漏れ出し


わたしたちの心は

 

 

ふるさとへ

 

 

あなたへとと

 

 

かえってゆく。

 

 

 

 

蘇るのは

 

 

遙か昔、あなたの波の音に


きゃっきゃと笑い


この地球で生きることが

 

 

喜びだった日々。




宇宙の叡智を

 

 

からだで受けとめ


星と海に抱かれて

 

 

意識を広げた記憶。

 

 



わたしたちはようやく

 

 

ひとりひとり向きを変え


いま

 

 

あなたの沈黙に耳を澄ます。





海よ


どうぞ、もう一度、


あなたの呼び声を聞かせてください。


そして


ここに生きる、小さなわたしたちを


生まれ変わった星の友として、


抱きしめてください。


銀河の子として


受け入れて下さい。





わたしたちはいま


風のはじまりを感じています。




わたしたちが、忘れ去った


すべての記憶が


あなたから


優しい風として吹いてくるのを


感じるのです。




わたしたちは


 

もう


何も誇らず、何もあがめず


あなたの言霊に満たされた

 

 

生まれたばかりの


透明な光る器になって



一番素朴な

 

 

愛の喜びから

 

 

この終わりのない輪の中で

 

 

ひとつづつ

 


創造してゆくのです。

 

 

 

 

for galaxy human

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最終回、ならぬ

卒業回と題した今回は

 

この詩がすべてと

感じました。

 

 

語ることはないと思いつつ

長い追記になりそうな予感。。

お時間ある方は、どうぞ

おつきあい下さいませ。

 

 

 

【追記】

 

桜まで、あとひと息の

東京から♡

 

春分を前に、

ひとつの節目を迎えたと感じつつ

書いてています。

 

 

『風のたまごを見つけた』をはじめて

9年目に入りました。(早!)

 

SNSが大苦手の私が

初めて電子空間に、言葉を共有する

ようになってから

日々の瞑想が深くなったり

おぼろげだったヴィジョンが

はっきりとした記憶に結ばれたり、

こわごわ書き始めた頃とは

すっかり別人のような

自分の内面を感じています。

 

もしかすると

読んで下さっている

みなさまもそうでしょうか。

 

 

 

内面だけではありません。

本当に魂から生きてゆきたい仲間とつながりたい!と(世間の常識も、今ドキのスピリチュアルも関係なく!)願っていたら、

オンラインサロン開設のお誘いをいただいたり

 

故郷の平和イベントで、有り難くも

拙著『おぼえておいて』の朗読ライブを

開催していただいたり

 

詩文朗読の導きで、魂の絆を感じる

素晴らしいミュージシャンさんに出会えたり

 

魂の願い通りの、

ほんとうに有り難い繋がりが生まれました。

 

その一方、

かつての私が所属していた社会的な繋がりの

仲間とは、段々縁遠くなっています。

(と思えば、意外な方が応援してくださったり♪

アリガトウネ)

 

社会の反応が気になる、というエゴは今もあって

「変わりもの」になってゆくことへの、不安はあるのですが

その都度、励ましのように「魂から生きれば必ず変わり者になるはず、そうであれば正解です」という賢者の言葉を思い出します。

人生がここにあるうちに、世間よりも自分自身を生きたい。

うん、変わったおばさん、上等じゃない!と

チキンなりに、はらをくくっております。

 

 

最近は詩文の投稿が多くなりましたが

なにか、アートな詩作をしたいという欲求が

あったわけではなく

いわゆくコヒーレントの欲求、

言葉の光に共鳴してくださる方

潜在的に、同じような記憶に

「おぼえがある」人に言葉をつなぎたい

という衝動に、突き動かされています。

 

宇宙と地球に橋をかけるような

ハートの一点が、少しずつ光を増して

最近は発信のたびに、次の扉が開き、

何だか、宇宙にパンくずを落とされているような気分で

サインを辿りつつ進んできました。

 

きっと、

言葉にはできないけれど、

同じ光の道を進んでいるけれどお仲間が

言葉というツールをもらった私の架け橋を

待って下さっているのだと思います。

 

いつも、繋がりをありがとうございます。

みなさまの心が、私に言葉を書かせるのです。

本当にありがとう♡

 

 

 

 

ブログ名

『風のたまごを見つけた』は賛否両論でした。

検索やSEO対策的には「何それ?」で

完全にNGであるから

「きちんとした」タイトルに変えた方がよいと、

よくご親切なアドバイスをいただきました。

 

本当にそのとおりだと思いました。

たまごを見つけても、ブログが見つからない

では、笑い話にもなりませんw

 

わかってはいるのですが、どうしても

SEO事情でタイトルを変えるのは

深いところで、違うと感じてしまい

結局、愛すべき、ヘンテコなタイトル

「風のたまごを見つけた」を貫きました。

ワタシ、頭がよくないのかなあ。

 

なぜこのタイトルなのかは本当のところ、

自分でもよくわかりませんでした。

 

今回の詩文が生まれるまでは。

 

先に書いたように

「風のはじまる場所」は

このブログをはじめたときに

潜在意識が辿り着きたいと思っていた

場所なのだと、書き終えたとき

心に落ちました。

 

まさにブログタイトルどおり

みなさまとともに、時間をかけて

育んだ

風のたまご」が孵ったように、

感じています。

 

嬉しいシンクロですが、動画

イースターに間に合ってよかった♪

みなさまの魂の、幸福な復活をこころから

祝福します!

 

 

 

 

 

 

世界に 満ちている言葉が

 

本当の 言葉だったらいいな。

 

風や水や土のように

 

ただ 命をつなぐことばだったら

 

いいな

 

 

 

これは、ヘッダーに記した願いです。

 

当時は素朴な気持ちで書きました。

けれどそれは、言葉には本来

光という命があって

自分は命のある言葉を書きたい、いや

それだけを書くのだ、という

潜在的とはいえ、、

何とも、たいそうな決意が

あったのだなあと

改めて、しみじみしています。

 

どれもこれも、、どう考えたって

マスメディア時代の管理職なら

あまりにナゾ過ぎて、

完全ボツの方向性(笑)!

 

 

ただ言葉が開く道を

進んでゆくばかりでしたが、

そうできたのも

長きにわたり読んでいただいたみなさまの

おかげだと感謝しています。

 

 

 

 

 

 

前回の朗読は、ちょっと応援歌風で

気恥ずかしかったのですが、頑張って「照れ」

なきよう、詠みました!

 

劣等生という言葉がひっかかって

一度「はみ出し者」に改題しましたが

それも単なる自分の保身のように感じて

元に戻して詠みました。

 

aikawarazu hetana roudokude sumimasen!

 

 

 

 

キーワードの「あなたは地球の細胞のひとつ」

よろしければ、こちらの記事で

私が受け取ったものをお読み下さい。

 

 

 

さてさて、このような

節目を迎えるのは2年間連載した

『満月のスープ』の最終回のとき以来です。

 

あの時は「Your Song」が生まれ

初めてのコラボレーション動画を

作る機会に恵まれました。

 

今回はさらに、ずっと深い

卒業感があります。

 

何からの卒業?(←尾崎風?)

と問われると困りますが

ブログを始めたときに、見たかった

景色に辿り着き

ひとつのフェーズが終わって

次に進むんだなあ、と心身ともに感じます。

 

 

唐突ですが、、

 

みなさまは人生で

何が一番たいせつですか?

 

 

わたしは、、

 

自由と愛。

 


シンプルだけれど

そう思うなら、覚悟も必要だよ、と
揺さぶってきます。

 

うん、そうですよね。

 

 

きっとこれからも

発信するのだと思いますが

今は、真っ白なこころです。

 

春まで、白いままで

自分を慈しもうと思います。

 

 

愛するみなさま

いつも、本当にありがとうございます。

 

みなさまとハートで出会う

この電子空間が大好きです。

 

いつも

長話のおばさんにつきあってくださって

ありがとう♡

 

 

大きな深呼吸。

 

 

生まれたての、風の場所から

またお会いしましょう♪



 

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今日も最後まで読んでいただいて

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