なんざんしょ・・・。

この残暑。。


こちら札幌もお盆があけると涼しくなるのですが、今日も気温は29℃、夜には雨予報なためか湿度も高くムンムンムレムレ蒸し暑い日です。

でも、夜になるとちょっと肌寒くなるんですけどね。。


本州は残暑というより猛暑が続いているみたいですので、話題の熱中症にお気をつけてお過ごし下さい。


まぁ暑い暑いといえるのもあとわずかなので、もうちょっとの我慢ですわ。



さて、本日はヒッコリーのダメージリペア。
秘密結社 ARTIZM JAPAN

デニム&ダンガリーという子供服ブランドのパンツなんですが、このブランドは私も一昔前、子供服の販売に携わり、このブランドの商品を創成期より子供はもとより自分も愛用していたブランドです。

今から10年以上前でしたので、当時は子供のジーンズに1万円前後もするんで全く売れていませんでしたが、5~6年前でしょうかね?子供よりも150・160サイズがママたちに人気が出て非常に人気の高いブランドに成長しました。

このヒッコリーパンツも確か綿はジンバブエコットンでなかっただろうか?

ウエスト周りに使われているスウェットもヘンプ混とデザインだけでなく素材から凝ったブランドです。



で、今回は奈良にお住まいのお客様のお子さんがこのパンツを気に入って穿いているので、何とかまた穿かして上げられるように丈夫にリペアして欲しいとご依頼をいただきました。


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左右のフロントは膝を中心にダメージが出て回りもガーゼのように薄くなっております。

よほど気に入って穿いているんでしょうね。。


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ヒッコリーの場合はストライプがあるため、通常のデニムよりも字の目を注意をしなければストライプが曲がってしまうので気をつけなければなりません。

それと縞々に合わせて糸にも注意が必要なため、インディゴデニムよりも大変です。




で、まずはアイロンで地の目を整えて、このままでは生地に腰がないのでミシンでタタクとまた歪んでしまうため、スプレー糊で張りと腰を持たせます。




それから、最初は白ストライプに合わせて1本ずつ縞に沿って生成り系の白糸でステッチを入れます。




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(左のネイビーのストライプに見える白い糸のステッチは裏に当てた布の仮止め。)


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(黄色いところに入っている白ステッチも仮止めなんで、最後に外します。)


次にネイビー系のストライプにブルーグレーのような色合いの糸をまた1本ずつ入れていきますが、それだけではまだ強度的に弱いので、また白系の糸に戻して弱っている部分を更に補強して仕上りです。



で、これが最終仕上り。



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これで、とりあえずは完成。


・・・・と思ったら、今回のリペア以外のところで、スウェットのウエスト部分のステッチが切れているのを発見してしまったので、ついでに直しておきます。


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伸びる箇所なんで、チェーンステッチで縫われていますので、同じようにチェーンステッチで仕上げます。

(こういったスウェット素材のような伸びる素材をシングルで縫うと糸に伸びがないので、生地の伸びについていかなくて余計に切れてしまいます。チェーンステッチの利点として、ステッチが伸縮するのでこういった素材にはチェーンが適してます。)


ではまた。

お盆休みも終わり。

暑さも続いておりますが、こちらではトンボを見かけるようになり、市外へ出るとススキも穂をさげているようですので着実に秋に向っております。


わたくしも金曜から日曜まで休んだんですが、連休初日に会社まで用事があり出た帰り道にネズミ捕りに引っかかり18kmオーバーの1点と12,000円をふんだくられてしまいました。( p_q)

せっかくの連続ゴールド免許も次回更新時にはまたブルーに戻ってしまう・・・。残念。。





さてと、以前にも書いたことあると思うけど、最近またウエスト詰めのご依頼やお問い合わせがあるので、再度のせますね。


今回はDIESELを3cm詰め。

ウエストの詰めの場合、詰め幅によって作業内容と方法が変わってきます。

サイズやデザインにもよりますが、大体3cm程度までならウエストベルトのみで詰めることが出来ます。

ベルト下は一切いじらないので、純粋にウエストのみを詰めます。

これ以上詰める時はベルト下のヒップ近くまで詰めることになります。

(ヒップは詰めません。詰める場合は別のメニューとなります。)


これが詰める前(DIESEL ZATHAN)


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DIESELのウエストベルト付けはこのようにダブルのチェーンステッチ仕様が多いです。


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で、これが3cm詰めた後。


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パッと見ただけでは多分誰も気付かないかと思います。

(気付かないように仕上げてますんで・・・。)


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唯一、気付かれるのがこのパッチ裏の接ぎ線です。

表からは見えないパッチの裏部分の生地を3cmカットして縫い合わせてます。

パッチの無いようなモデルの時はベルトループの影とかで詰めることもあります。



以前、お客様からウエスト詰めをオリジナルにあわせてチェーンステッチで仕上げるのは私どもだけのようなことを聞きました。(自分で調べたわけではないので、どこかにあるかも知れませんが・・・。)




今回はDIESELでしたが、基本的なリーバイスやリーだとか、他デザインものでもほぼウエスト詰めに関しては同様に仕上げますが、出来ないデザインも中にはあります。

例えばロック&リパブリックだったかな?後ろ身頃のお尻からベルトにかけて刺繍を直に入れているものなどはベルトを外すことも出来ないので不可です。


料金はデザイン仕様により変動して、一般的なリーバイスのようなモノであれば3,675円~。3cm以上の詰めになると5,250円~となってます。


そうそう、詰められる限界ですが、全体の形やシルエットを考えると6cm程度まで限界だと思ったほうが良いです。それ以上詰めなければならない場合は詰めて詰められないことはありませんが、シルエットが崩れてしまいますし、コストもかなり高額となるので、新たに買い換えたほうが得策だと思います。

それでも・・・っていうなら相談には乗りますが・・・。



逆にウエストを出したいというメタボ予備軍の方も3cm程度であれば上記の方法で脇に▼のマチを入れなくても自然に出すことも出来ます。それ以上出さなければならないのであればマチを入れざるを得ませんので、ジーンズのリフォーム前にスポーツジムで体のリフォームをまず行いましょう。(笑)



では、また。

いや、今日も暑いぜ。おまけに雨だし・・・。


こんな日は外にも遊びに行けないんで仕方がないリペアでもするか。



って、わけでデニムのリペア。



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暑さでカメラも溶けてたため、ピンボケェ。

ヒサビサにオリジナルのXX。



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右ひざがこんな感じでダメージ。



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左はこんな感じ。


左右とも、今回のダメージの下を一度リペアを施されていて、そのためその上が弱って破れてます。

こういった原因は↓のような当て布。


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当て布はそれほど厚いわけではないけど、キレイに仕上げようと思ったんでしょうね。

生地の周りにロックを掛けているので、この部分が擦れて余計に生地を痛めてしまってます。


それと後ろポケット。


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下の穴は横糸も無くなってすっぽりと穴となってます。



このジーンズ、先週の日曜の定休日にたまたま出勤しているスタッフがいたため、お預かりだけしてその後にお電話にて打ち合わせをしました。


電話では軽いリペアのつもりで料金も安く設定していたんだけど、せっかくのXXなんで、ちょいと手間を掛けて、膝は以前行ったリペアを一度、外して行いました。



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右の膝よく見たら左足

 右の画像取ったつもり千里だったけど、見当たらない)



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後ろポケット。

これも穴部分、普通に裏にスレーキのような生地を当てて、縫い止めようかと思ったけど、似たようなデニムを探してはめ込みました。(それほどキレイではないけど。)



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今回も赤字大出血。

ジーンズ好きがリペアを商売にするダメですわ。

どうもお値段以上それ以上やってしまいますんで。


この分は誰かからぼったくって帳尻を合わせます。。


では。