10月も半ばに差し掛かりました。

ツイッター情報によると、札幌市内では「雪虫」を見受けられるようになったとか・・・。

北国では雪の降る前に飛び交うアブラムシの一種でこの虫を見るようになると、そこから2週間ぐらいで雪が降ると言われてます。

今週末には道内の北方面では初雪の予報も出ているので、本格的な冬もまもなくですわ。



さてと、本日はちょっと変わったデニムのリペア方法を・・・。



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あらまっタイヘン。



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ご依頼者は店舗近くの学校に通う学生さん。

なんでも瞬間接着剤をこぼしてしまって、お母さんに直してもらったところ、くりぬいて裏からデニムを貼り付けてあったのですが、どうも気に入らないとのことで、相談いただいた後に解いて持って来てくれました。


さて、これだけの穴なんで通常のタタキでは裏の布が目立ってしまうし、また真新しいジーンズなのでリメイクっぽく仕上げても違和感があるので、ここはスーツなどの穴を直すカケハギの技術を応用して直してみる事にしました。



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まずは、穴が不揃いだったので、四角く繰り抜き、その穴と同寸のデニムを四方解いて当て布を作ります。

四方解くのは厚みが出過ぎないようにするためと解いた部分がちょうど縫代となります。



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この布を裏からあてがうと、このようになり、ここから四方をミシンで留めつけるようにしていきます。

留め付け方法はタタキの要領と同じく基本縦方向のみ。





で、スッタモンダで出来上がったのがこれ↓



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この距離だと結構目立たないかも知れませんが・・・


でも、寄ると・・・


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やっぱ目立つかなぁ~・・・。




そんな感じで2,625円なり~。




さて、10月に入りお直しも本格的に忙しくなってきました。

もうすでにフリースを着て歩いている方も見かけるようになってきたので、次は冬支度ですね。



さて、本日はお問い合わせの多い「アタリ再利用」の裾上げ。

この裾上げ方法は各リフォーム店で、呼び方が「裾移植」だとか「挟み込み」だとか呼び方はいろいろですが、

当方では「アタリ再利用」と呼んでおります。

方法はどこも同じでオリジナルの裾をご希望の長さで接ぎ合わせて繋げる方法ですが、お店によって手法は

かなり違うようです。

一般的にはパイピングのように行い、裾ステッチの上に接ぎ合わせ部分が見える方法が一番多いかも知れません。


しか~し、手前どもはその「接ぎ線」がどうも好きになれず、接ぎ線を目立たなくするためにするようにしております。



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簡単に言えば、接ぎ線の上にステッチを入れているだけなんですけどね。(笑)

強度的に心配かとは思いますが、過去何百モノ裾上げをしてますがこれといったクレームもないところをみると

問題は無さそうです。(もちろん最初はある程度こちらでも強度はチェックしましたが・・・。)


裏側は全く普通の裾上げと変わりませんので例えロールアップして穿いても問題ナシです。

(他店では厚みの関係で裏側にロック処理されているものも見掛ける事もあります。)



画像はシングルステッチですが、チェーンステッチでもまた、トゥルーレリジョンやアンティックデニムなどちょっと変わったデザインのものでも同様に仕上げることは出来ます。


料金はステッチの仕様に変動して画像のようなシングルステッチで2,625円となり、ステッチ糸やデザインにより変動してきます。




せっかく買った加工モノジーンズも普通に裾上げしちゃってノッペリしてしまうのも残念ですので、こういった裾上げもございますので、ご用命下さい。



では、また。



9月も終わりですな。

プロ野球のレギュラーシーズンも今日のロッテ対オリックスでおしまい。(セ・はまだだけどパ・ね。)

今年シーズン始めにダルビッシュは20勝はいけるだろうと予想したけど、結局12勝だっけ?防御率は良かったけど、勝ち星には恵まれなかったみたい。

クライマックスに進めるかどうかは今日のオーラスの試合次第だけど、ロッテが勝てば、ダルビッシュの日本球界での試合ももう観ることはないのかな?北海道民としては残って欲しいところだけど、メジャーでブイブイ言わせるとこを観てみたいですわ。


そんなこんなで少しずつ秋めいて、北海道では10℃を下回ってきましたので、いよいよ冬支度ですよ。

私も先日、数薄くないワードローブの中、夏物を仕舞い込んで秋冬モノを出してきました。




で、今回は先週行ったラベンハムのジャケット。MILDENという一番ポピュラーなモデルですけど、ナイロンキルト素材のため、暖かいけど熱や擦れには弱いところです。

ご依頼者は関東にお住まいのHさん。メールにてご相談を受けましたが、果たしてどのように直せば良いかは現物を観てからご提案をすることになり、まずは送っていただきました。



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背中の下部分、イスかクルマのシートでしょうかね?擦れてしまってます。



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せめて色が黒とかだったら、色目の近い黒のナイロン地を手配して部分的に交換することも出来ないことはなかったのですけど、このブルー系の色だと近似色はなかなか無く、中途半端にあわせようとすると余計にダサくなりそうなので、思い切って別素材を使うことを提案させてもらいました。



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襟とパイピングがコーディロイなので、コーディロイでも良かったのですが、これまた同じコーディロイは用意出来ないので、当店でも得意としているデニムを使ってみることに。

擦れた部分だけでは、大きな四角いワッペンのようになってしまうので、後ろ身の途中全部を補強し、せっかくだから、キルティングステッチを入れることでデザインが馴染むようにしました。



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この画像をメールで送り何度かやり取りし、最終的に「期待してます」とのご連絡を頂き、仕上げていきました。




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お礼が遅くなってしまい申し訳ございません。
LAVENHAMのジャケットの修理をお願いしました●●のHです。

先日受け取りました。想像通りの仕上がりで、大満足しております!
今年もあのジャケットを活用できると思うととっても嬉しいです。
オリジナル仕様になり思い入れも増しました。

また何かの機会に、是非お願いしたいと思っております。
ありがとうございました!



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ご依頼者からのメールですが、まずは喜んでいただいたようで良かったです。


では、また。