今週も今日で終わり。

こちら札幌、雪は積もっていないけど本格的に寒くなりつつあります。

来週は最高気温が氷点下の予報も出て来ているのでいよいよってな感じですね。



さて、本日は毎度お馴染みのトゥルーレリジョン。

一時の勢いは消えたものの、相変わらず人気の高いブランドですね。

ここのジーンズを見ない日はないと言って言いぐらいご依頼の多いジーンズです。



一本目はフロントファスナーの不良。

メンズ・レディスの限らずここのファスナーは壊れる方は多いかも知れません。


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今回お預かりしたこのジーンズはファスナー自体は問題はなく下の留め部分が外れてしまってました。

こういった場合は交換はしなくても留めのパーツだけを取り付け直して仕上げられます。


留めのパーツも何種類かあり、下の画像の左のような形のは壊れ易く、右のタイプの方が丈夫です。
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このようにバタフライみたいな形の富めパーツをテープにカシメて修理をして、解いたバータックを入れ直しで出来上がり。


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ファスナーのエレメント(務歯=ムシ)が抜けてしまったり、テープが切れたら交換しないといけませんが、留めのひとつふたつ上のエレメントの欠損の時はチビッとだけ短くなるけど、この方法で修理すると千円前後で直すことも出来ますよ。



で、次にSUPER-Tの裾上げとリペア。


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左右の膝のダメージと裾のステッチの入れ直しを行います。





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膝のダメージは元々のデザインであったものをデザインを残すように破れてしまう前に補強します。


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裾のステッチは一度上げてますが、普通の細いステッチで上げられたので、オリジナルに準じたステッチで上げ直します。

ちょっとこのステッチだと、せっかくのデザインジーンズも可愛そうですからね・・・。




で、仕上り。


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膝のダメージはこんな感じで、リペアした感はないように仕上げます。


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ダメージ周りはデニムの地色に合わせて、ダメージの中は横糸に合わせて横方向に。。

毎度お馴染みの仕上げ方法ですね。



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SUPER-Tの裾はいつもなら20番の糸を5本使いでステッチを入れるのですが、今回は20番よりも太い糸が使われており6番の糸を5本使いで入れ直しです。

6番×5本は初チャレンジで縫えるのかちょっと不安でしたが、何とか縫えました。


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こういった裾上げは裏側(表を下にして)から縫うので下糸を5本にしてます。上糸はこれまた太い0番糸。

針は一番太い23番で、これで間違って指なんて縫ったら間違いなく貫通してしまうほどの太さですね。



同じくこちらはBIG-Tのステッチ入れ直しもありました。。


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こちらは20番×3本+バータック。糸色少し白かったかな?いつもならこの色で大丈夫だけど、穿きこまれていたので白く見えちゃいます。


なかなかこの太さのステッチが対応出来るところが全国でも少ないようですので、こういったデザインモノでお困りの方はご相談お待ちしてます・・・。



では、また来週。

たまにはジーンズのリペアをご紹介しますね。


ジーンズのリペアの場合、仕上げ方法をどのように上げるかが一番の悩みどころですが、比較的にコストを安くして穴をとりあえず塞いで穿けるようになればOKと言う方が多いです。

私個人としても、目立たなくなるリペアよりもリペア感が残っているほうが、ジーンズらしくて好きかも知れません。


一時はいかに目立たなくきれいにと追求したこともありますが、それがコスト高に繋がったり納期に数ヶ月待ってもらわなければならない。ともなると何か本末転倒のような気もするようにも思いました。

自らを「職人」と呼んで自己満足の世界に浸るのもちょっとカッコ悪いですよね。(笑)


ワタシはなんちゃって「職人」なので、お客様が望むのであれば簡単に仕上げますし、出来れば早く仕上げたいと思っております。。

多分、モノによっては同業者が見たら「随分手抜きで仕上げているなぁ。」なんて見られるかも知れませんけど、破れたらリペアして、また破けたらリペアをすればいいじゃないでしょうかね。



↓これなんかは、自分が15年以上も前に生から穿いたLevisの702。

さすがに今は穿くこともなくなったけど、ダメージ一つ、二つと出来て直してまたダメージが出て・・・

何度もゴミ箱へ入れては「やっぱり・・・」とミシンを掛けたものです。
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まぁこれは自分のモノなんで、本当に適当にリペアしてます。(笑)



さて、そんな奥の深いジーンズのリペアですが、今日はもともとダメージデザインのあったジーンズのリペア。



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このジーンズはリペア完了後です。(これで?って思われるかも知れませんね。)


近寄るとこんな感じで仕上げてます。


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大きなダメージはダメージデザインがそのまま残るようにダメージ周りの補強とダメージの中の横糸はビロってならないように横方向に糸を押さえるようにミシンで止めつけてます。




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小さなダメージはご本人のご希望でダメージ感が残るように荒めでたたいてます。



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後ろポケットはよく使われるとのことだったのでサービスでこちらも荒めにリペア。



今回、ご来店のお客様で、もともと高いジーンズでなかったので出来るだけ安くしたいし、ダメージ感はあった方がお好みだということでこのようなリペアとなりました。


全部で20箇所以上のリペアとなりましたが、これで6,300円。

果たしてこれが安いのか高いのか・・・・それは貴方次第。。


ではまた。





さてさて、12月も一気に1週間が経過・・・。

例年よりも暖かい冬ですが、今日からこちらも少し寒くなり雪がちらついております。


ブログの検索ワードを見ると「ダウン修理」がいつも上位を占めているのですが、ダウンの修理は結構厄介です。

特に最近流行のダウンは表地が薄いナイロンなので、ちょっとしたことで破れてしまったり傷ついたりしますからね。


そんなこんなで、今日はダウンではなかったんですが似たような感じで古くからあるパタゴニアのパフジャケット。

中は薄いシンサレートで、軽くて暖かいのはいいけど、やはり最近のダウンジャケットのように表地が弱い・・・。



今回は茨城からお電話でご相談を受けてから送られてきました。

電話ではなかなか状態がわからないのでとりあえず送っていだいて確認すると、フロント左前身の中間ぐらいに小さな穴が数箇所と穴から縦方向にストッキングのような電線した傷がありました。他にも後ろ身の裾にも穴が開いてました。


果たしてどのように直して良いものやら迷いましたが、最終的にご依頼者と相談して、フロントはキズを全部避けるように別生地を接ぎ合わせて、後ろの穴はフロントの胸の刺繍部分を切り取りワッペンのように貼り付けることとしました。



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う~~~ん。微妙だ・・・。

フロントの別生地は近い色を探してみたけどあまり近いものはないので、思い切って配色にしたんだけど、ちょっと微妙だったかも知れない。。


手間が掛かった割には仕上りにはちょっと不満足だけど、まずはこれで我慢してちょ~~だい。。





そうそう、掲示板も今までのがちょっと使いづらかったので新しくしました。

携帯からも見られるし画像も添付できるので何か面白いネタがあればお待ちしてます。


http://artizmjapan.webdeki-bbs.com/


ではでは。