6月に入りましたね。私ことながら今月は4月決算の納税月・・・。ううぅぅ納税は国民の義務とは分かっているものの大変つらい月で、特に消費税は金額もでかく帳簿上は預かっているものなのだからお金が残っているはずなんですが、実際はどこに行ったものやら・・・。 納税資金不足につき皆さま今月もよろしくお願いいたします。(笑)
さて、毎日裾上げを行っておりますが、インポートジーンズを中心としてマガイモノも結構見かけます。
当方としては販売店やあきらかにコピー品を商売目的としている方からの依頼は丁重にお断りしてはいますが、個人で知らずに購入してしまった方に関しては裾上げは行っております。(このとき、本人に伝えたほうが良いのか、それとも知らせないほうが本人にとって幸せなのか悩みます。)
私どもも毎日多数の商品を見てはいるので、ある程度は真贋についてはわかりますが、すべての商品のコピー品を熟知しているわけではございませんが、そんな中、一番多いのが「トゥルーレリジョン」ですね。
オークションに出ていて「海外セレクトショップで購入」なんて書かれていたら、まず疑ったほうが良いかも知れません。中にはオークション出品されている画像は本物で実際に送られてきた商品がコピー品であったり、比較的安心だと思う楽天内のショップでもコピー品が出ているとも聞きます。もちろん一部のお店であって多くは本物の取り扱いでしょうが、通販でご購入の方はしっかりとご自身で出所を見極めてください。
先週も個人の方より5本まとめてご依頼いただいたのですが、すべてマガイモノ。
こう見るとポケット「ひ」もちょっと形が変?
一番手前のモノなんかは本家にもないようなステッチで00番というカバンでもなかなか使われないような太い糸(普通0番ぐらい)を2本で縫われてます。最初見たとき一瞬「えっ!ついにこんなステッチを出したのか?さすがにこれは縫えない・・・」と思ったけど、よく見るとSUPER-Tの5本糸を真似た贋物。
(パッチではLOGAN SUPER T」なのに下げ札は「BILLY SUER T」 コピー業者もどんだけいい加減なのよ。)
このステッチある意味、本家を超えたステッチ仕様で、もしこれがホンモノであれば縫える方法を考えてミシンの改造もするんですが、贋物とわかった瞬間に「これムリだから」と諦めました。
とりあえずご依頼人より、それでも裾上げしてて欲しいとのことでしたのでインスタントでステッチ上を接ぎ合わせました。
その他4本もコピー品でしたが、オリジナルに準じて仕上げておきましたが、コピー品の場合は糸色も微妙に本家とは違い、SUPER-Tはミシンピッチも細かく、逆にモンモノ以上に手間が掛かってしまうこともあります。
そこで、トゥルーレリジョンの簡単な贋物の見分け方。
贋物に多いのがフロントファスナー。必ずしもではないけど、贋物には↑のようなアンティークゴールドの3YGのファスナーが使われていることが多いです。
ホンモノはほぼこのような「YKK USA 5Y」と書かれている「エクセラ」というヴィトンのバッグとかのも使われている高級タイプのファスナーが使われています。
(未確認ですが、初期のモデルでは違うタイプのものがあったり、モデルによっては少しゴールドっぽい色も存在してます。)
くれぐれも贋物には気をつけましょね。裾上げもあまりにも手間が掛かる場合は次回からは割増もしちゃいますよ。
「気をつけよう。安物買いの銭失い・・・。」