5月も最終日。雨の日曜となった札幌です。
6月に入ると北海道神宮祭によさこいソーラン祭り・・、季節も初夏となり北海道の一番良い季節となりますね。

当店、デニムばかりクローズアップされていますが、普通に洋服のリフォーム屋でもあります。ジーンズ以外にもシャツ、ジャケットにスーツやコートなどももちろん修理をおこなっております。
今日はその中でもこれぞリフォーム屋という技を紹介。

カケハギ。このカケハギはカケツギとも呼ばれることもありますが、スーツやコートなどのタバコの焦げ穴やかぎ裂きになったとき、穴の周りを四角くかっとして、共生地を使って織りにあわせて1本づつ糸を絡ませていく手法です。
この技は長年の修行も必要で見よう見まねですぐ出来るものでもなく、器用さと根気とセンスが問われる作業でもあります。

学校では教えてくれない!洋服業界のウラ話-かけはぎ1

学校では教えてくれない!洋服業界のウラ話-かけはぎ2

これはスーツの脇ポケットの後ろ側ですが、こうやって比較すると薄っすらと直した形跡はわかりますが、実際見た目ではほぼ気付かれない程度まで仕上げることが出来ます。

最近はロープライスなスーツも出回っておりますので、なかなか修理してまで着る方も少なくなってきたかも知れませんが、大切な一着、お気に入りの一着は大切にしてきて欲しいものです。
そしてこういった職人技は後生、残していかなければなりませんね。

加工料金=かけはぎをする4辺の長さ×単価(\1,000)
(辺の長さはキズに対して矢印の大きさ0.5cm前後で計測します。)

★右の例ですとキズ穴の縦横ともに0.5cmですので
 1.5cm×4×1,000=\6,000位となります。

※料金は最低でも¥4,000位からとなります。
※複数箇所ある場合はキズ毎に計算し加算します。
(計測ミリ単位)


学校では教えてくれない!洋服業界のウラ話-kakehagi

計測の際には、以下のような注意が必要です。
  ・キズだけではなく周囲の生地の傷み具合により大きさが変わります。。
以下のような場合、料金が変わってくる場合があります。

  ・縞や柄ある場合で拡大して修理したほうが目立ちにくい場合もあります。。
  ・1箇所の指定だが隣接してキズがある為、どうしても拡大修理になってしまう。
  ・1箇所の指定だが縫い合わせに修理部分があり2箇所に分けて直す必要がある

次の物は目立つことがあります。
●色褪せ・汚れが酷いもの ●透ける生地 ●サージ・ギャバ(学生服系) ●厚地の物(織り糸は硬いもの) ●シルク(織りによります) ●白など薄い色 ●ドスキン(礼服系)

※素材により出来ない場合があります。
 ニット(セーター類)・ジャージー(Tシャツ類)ベルベット・別珍・レザー・フェルトなど。