2021年11月03日(水)
この日は
紅葉シーズンの祝日㊗️でも
静かな山へと向かう事にしました
霧島・えびの高原から出発し
紅葉客で賑わう
池めぐり探勝路から外れ
甑岳こしきだけ・1,301mへと向かいます
えびの高原ー(アカマツ天然林)
二胡展望台ー▲白鳥山ー白鳥山北展望台
(暖寒帯林接点)ー(スギの巨木)
六観音御池ー(広針葉混交林)ー甑岳登山口
▲甑岳ー火口底
× 往復
< CT 往路=3:05 復路=2:15 >
歩きだして間もなく
朝日が
アカマツの天然林を照らします
ご来光とは、また異なる
山が目覚める瞬間が好きです
(今日も、いい日が始まる予感…
)
ほどなく探勝路から外れ
パノラマ展望台・白鳥山方面を目指します
(まだ誰もいない)
(静かな展望台を独り占めしよう…
)
正面には
これから向かう▲甑岳
三角形の頭を、スパッと切り取った様な
台形の独特な山容の山です
その形が
お米を蒸す『コシキ』に似ている事が
山名の由来との事
一休みした後は
白柴池の外周を、ぐるりと一周し
白鳥山の山頂へと向かいます
その後、北展望台へと移動すると
眼下には
コバルトブルーの六観音御池
さらにえびの高原が見渡せます
稜線を下ると
再び、探勝路と合流します
木々の合間からの
日射しが秋色を演出します
この辺り(標高1,200m)には
本来ならば
同じ場所には居ないはずの
温帯林と暖帯林が共存しています
主役は
温帯林…モミ・ツガ・ブナ・ミズナラ
暖帯林…アカガシ・ヤブツバキ
そんな貴重な林を、ゆっくりと進むと
間もなく
六観音御池に到着です
この辺りも、日射しが良く当たり
様々な色彩の
鮮やかな秋色が楽しめます…![]()
それは
貴重な混交林でもあるからです
温暖な南九州では珍しい針葉樹も
多く見られます
主役は
針葉樹…アカマツ・ツガ・モミ
広葉樹…ミズナラ・ナナカマド・カエデ
そのおかげで
様々な色彩・美しい秋色が楽しめます
しばし、火山帯である事を
忘れさせてくれる
気持ちいい、お気に入りの散勝路です…![]()
そんな
なだらかで、静かな道をまったりと進むと…
次は
何本もの巨木が登場します…![]()
その主役は
静かな湖畔に、そそり立つ巨木スギ
(中には)
(樹齢600年以上の、立派な大物もいる様です)
そして
更に、湖畔沿いの歩みを続けると
やがて
スラッと伸びたアカマツの群生地
(この上質な、霧島アカマツは)
(江戸時代・奈良東大寺の貴重な虹梁として)
(奈良まで運ばれていたそうです…
)
更に進むと
アカマツやススキの探勝路を通過
間もなく分岐を左折
いよいよ甑岳へと向かいます
最初は、一旦下った後
やがて、平坦な道へと変わっていきます
散勝路を外れると
ハイカーの声は無くなり
静寂の森へと、趣きが変わってきました
進むにつれ
辺りは、まるで妖精でもでてきそうな
深い森に包まれていきます
そして
そこには、多雨地帯でもある霧島の
『苔むした癒しの空間』
苔ランドが広がっていました…![]()
少し
森床の中を覗かせてもらいましょう…![]()
(ふむふむ)
ルンペで覗くと
不思議な世界を、垣間見る事ができます
胞子・キノコ🍄…など
数多くの種が
ここで、暮らしている事が認識できます
再び進むと、深い静寂の森は続き
鮮やかな秋色は続きます
(初心🔰でも歩ける道ですが)
(過去には遭難事故もあり)
(特に、霧になると)
(ルートを見失いがちになるとか…
)
なだらかな登山道を終えると
いよいよ
山頂に向かって、登りが始まります
高度が上がるにつれ、勾配がきつくなり…💦
高木は無くなります
代わりに、足元は
木の根・階段・岩へと変化していきます…💦
そして
真っ青な空が、目に入ると
大きな火口跡・山頂に到着です
そこには、ぐるりと周遊路もあります
ですが
ゴールはここではありません
10分ほどで
火口底にまで、降りる事ができるのです
(もちろん、斜面を降っていきます)
すると
そこは、ススキやミヤマキリシマが茂る
山頂とは思えぬ
大きな草原となっていました
そして
その真ん中には
南九州唯一の、池塘がありました
(この日は)
(残念ながら、発見できませんでしたが…)
(ここには)
(湿地帯特有のモウセンゴケ(食虫植物)が)
(生息しているとの事です)
しばらく
暑くも無く、寒くも無い、この高層湿原で
のんびりと
秋の一日を満喫しました
(う〜ん、いい気持ちだ〜)
帰りは、往路を引き返し
池めぐりの探勝路を、じっくりと味わいながら
えびの高原へと戻ってきました
こうして
秋色の、静かな穴場を満喫しました
この晴天の
コロナが落ちついた祝日㊗️
待ちわびた、登山者やハイカー達の
沢山の
笑顔![]()
…に出逢えました
『当たり前の平穏な日常』
これこそが
最も大切な、ありがたい日々である事を
改めて感じたのでした

































