夏のお花畑と1301年 (両白・白山) | なごキタ の Outdoor Life

なごキタ の Outdoor Life

名古屋で「山」と「スノボ」を中心とした、アウトドアライフを満喫していましたが、2019年夏、鹿児島・指宿に移住しました。

これからも自然との触れ合いを大切にし、南国でも四季を感じながら過ごしたいと思います。

2018年08月04日〜05日(土日)


この山と初めて出逢ったのは
4年前の3rd・TUP(第3回トレックアップ)





それ以降、いつも梅雨時雨
昨年も大雨雨警報の中、強行突破

本当の
ベストシーズンを知らないままでした



今年こそは、白山
ベストシーズンに登りたい…と

そんな時、貴重な情報源は
地域密着型のお二人のブログでした

そう
『山男自然解説員』
 

さて
日帰りでも人気の白山ですが
『お花畑』『ご来光』『雪渓』『御池巡り』
ベストシーズンを満喫する為
一泊二日としました


こうして
暑い暑いアセアセ 名古屋を脱出し
開山1,301年の『霊峰』へと向かいました



【Day 1】

別当出合〜(砂防新道)〜室堂
(室堂周辺で自然解説員による花々の解説に参加)
< CT 往路=4:00 >

さて、乗入バスに揺られ
登山口・別当出合に到着・す・る・と


突然 …
『なごやキタアルプス』さんですか?
久々に、フルネームで呼ばれた(笑)


その人は…なんと
リアル…自然解説員の…keikoさんでした

(この日は)
(自然解説員としてではなく、別のボランティア活動だとか)
(はじめまして…どうもどうも…何か不思議ですね…云々)






さて
岐阜側(平瀬ルート)は未だ通行止め

殆どの人が、この橋を渡り
砂防新道から上がっていきます






登山道に入ると
早くも花々が出迎えてくれます照れ







しばらく進むと
石畳みの道となり
結構な段差の登りが始まりますアセアセ






やがて
樹林が開けたかと思えば
最初の休憩ポイントが現れます
(中飯場)


この白山には
ありがたい事に、沢山の水場があります






この先には、このルートの名前の砂防ダム






途中には
白山の生態系を護ろうと
『外来植物対策』のマットが配置してあります


そして
『砂防ダム』『別当覗』を眺めながら
次のポイント(甚之助小屋)を目指していた時


今度は
ミスターhakusanの登場です

(keikoさんと共に、ボランティア活動中でした)
(この日の任務は…甚之助小屋周辺の清掃)

いや~、ようこそ白山へ…)どうもどうも…云々)
と…がっちり握手






さぁ、甚之助小屋で一息した後
ここから
どんどんと高度を上げていきます






高度を上げるにつれ
夏の花々が、次から次へと登場します






この時期の砂防新道では
鮮やかな『シモツケソウ』が印象的でした






直射日光晴れが厳しい登りでしたが
雪解け水が流れる場所では、冷気を感じます

みんな
そこで立ち止まり
『天然のクーラー』を楽しんでいきます

(うっひよ~ぃ、気持ちいい~)






やがて、花々が咲き乱れる
ジグザグの登りにさしかかります






その先に進むと…大渋滞

その犯人は
長生きをするとされる…『延命水』






体力を消耗する、厳しい炎天下晴れでしたが







次々に登場する
花々に導かれ、ぐんぐんと高度を上げます






『黒ボコ岩』が視界に入ると
きつい登りも、もう間も無く終焉ですニコニコ






稜線に出ると…その先には
気持ちいい雄大な『野原』が現れます
(弥陀ヶ原)






室堂・御前峰は、この先ですが
ここから
『雪渓』を眺めながらの木道歩きは
何度歩いても
気持ちのいい、清涼感溢れる道です爆笑







『イブキトラノオ』
虎の様な尾っぽを
大きく振りながら、出迎えてくれますニコニコ






野原の先には
室堂への最後の登りがあります



  


大粒の丸みのある岩を
乗り越えると、今宵の宿・室堂に到着です

そこで
荷物を小屋に運び
ビジターセンターの売店で、買い物をしていると


(おや〜?)
(も・し・か・し・て)


そこに
やって来たのは…本日、3人目のブロガー

先日
北ヤツでご一緒したばかりの
浪速のおはなはん』こと、soraさんでした

(うっそ〜)(久しくないけど、久しぶり〜)

(自分より、1時間程後を歩いていました)
(同じく、花の最盛期を狙ってやって来たそうです)






さて、夕食までの間
『自然研究員』による花の観察に参加
(参加無料・30-40分程)


ハクサン◯◯と言った
白山が『冠』となっている花が18種あります
白山にしかいないのでは無く
ここで、生態の観察がされたからだそうです

なぜなら
ここが、日本の高山帯の西限だからだそうです
(中には固有種もありますが)
(殆どの花は、白山以外にもいるらしいです)






そんな
花の宝庫・室堂周辺の散策路にて
数々の花の説明がありました

(ふむふむ)

その時は…覚えていたのですが
あまりにも種類が多過ぎ
次から次へと…忘れていきますてへぺろ






そして、夕食の後は




 

西の空に沈む『サンセット』を堪能






こうして
真夏の『霊峰』の1日目が暮れていきました



 


お休みなさい  …  zzz ・zzz


ー     ー     ー     ー     ー     ー     ー     ー


【Day 2】

室堂〜御前峰〜(お池めぐり)〜(砂防新道)〜別当出合
 < CT 復路=3:50 >

やはり、白山登山は『ご来光だー』

soraさんと共に
早朝4:00から、登りはじめます


既に山頂まで、ヘッドライトの帯
(しまった、出遅れたかぁ びっくり






徐々に明るくなり
振り返ると
眼下の室堂は、雲の通り道






山頂は
『幻想的な空気』に支配されています






日の出と共に
神主さんの合図で『万歳三唱』






この日も
素晴らしい一日が始まりそうです 
(╹◡╹)






さてさて
『ご来光』の次は、もちろん『お池めぐり』

白山登山の
ど定番コースを楽しみます






やはり
ここから眺める景色は、火山の山






ゴツゴツの岩山の合間には
無数の池が点在

一番大きな池が、この『翠ヶ池』






さらに進んで行くと
モコモコの『チングルマ』の群落と遭遇

『おはなはん』
やはり…花に夢中の様です

そんな清々しい中
至福のモーニングタイム☕️とします (╹◡╹)






お池めぐりから、室堂に戻る斜面でも
無数の花々が暮らしていました






一年の多くを雪に覆わた『白山』

その霊峰の水源は
富山・石川・福井・岐阜・にまたがり
四県の大河となっています
(庄川・手取川・九頭竜川・長良川)






その水々しさが
これらの、花々の命を育んできたのでしょう


室堂に戻ると
『ご来光』『お池めぐり』を満喫した宿泊者

早くも
この日、登って来た健脚者…


白山涸沢
室堂
この日も、活気にみち溢れていました






こうして…真夏の『霊峰』
開山1,301年の
『白山』の魅力に触れた、2日間となりました






また来よう!
美しく、水々しい、真夏の『白山』へ


そして
また逢おう沢山の花達に ‼︎
(╹◡╹)