この山と初めて出逢ったのは
4年前の3rd・TUP(第3回トレックアップ)
それ以降、いつも梅雨時
昨年も大雨警報の中、強行突破
本当の
ベストシーズンを知らないままでした
今年こそは、白山の
ベストシーズンに登りたい…と
そんな時、貴重な情報源は
地域密着型のお二人のブログでした
そう
『山男と自然解説員』
さて
日帰りでも人気の白山ですが
『お花畑』『ご来光』『雪渓』『御池巡り』
と
ベストシーズンを満喫する為
一泊二日としました
こうして
暑い暑い 名古屋を脱出し
開山1,301年の『霊峰』へと向かいました
【Day 1】
別当出合〜(砂防新道)〜室堂
(室堂周辺で自然解説員による花々の解説に参加)
< CT 往路=4:00 >
さて、乗入バスに揺られ
登山口・別当出合に到着・す・る・と
突然 …
『なごやキタアルプス』さんですか?
と
久々に、フルネームで呼ばれた(笑)
その人は…なんと
リアル…自然解説員の…keikoさんでした
(この日は)
(自然解説員としてではなく、別のボランティア活動だとか)
(はじめまして…どうもどうも…何か不思議ですね…云々)
さて
岐阜側(平瀬ルート)は未だ通行止め
殆どの人が、この橋を渡り
砂防新道から上がっていきます
登山道に入ると
早くも花々が出迎えてくれます
しばらく進むと
石畳みの道となり
結構な段差の登りが始まります
やがて
樹林が開けたかと思えば
最初の休憩ポイントが現れます
(中飯場)
この白山には
ありがたい事に、沢山の水場があります
この先には、このルートの名前の砂防ダム
途中には
白山の生態系を護ろうと
『外来植物対策』のマットが配置してあります
そして
『砂防ダム』『別当覗』を眺めながら
次のポイント(甚之助小屋)を目指していた時
…
今度は
『ミスターhakusan』の登場です
(keikoさんと共に、ボランティア活動中でした)
(この日の任務は…甚之助小屋周辺の清掃)
(いや~、ようこそ白山へ…)(どうもどうも…云々)
と…がっちり握手
さぁ、甚之助小屋で一息した後
ここから
どんどんと高度を上げていきます
高度を上げるにつれ
夏の花々が、次から次へと登場します
この時期の砂防新道では
鮮やかな『シモツケソウ』が印象的でした
直射日光が厳しい登りでしたが
…
雪解け水が流れる場所では、冷気を感じます
みんな
そこで立ち止まり
『天然のクーラー』を楽しんでいきます
(うっひよ~ぃ、気持ちいい~)
ジグザグの登りにさしかかります
その先に進むと…大渋滞
その犯人は
長生きをするとされる…『延命水』
体力を消耗する、厳しい炎天下でしたが
次々に登場する
花々に導かれ、ぐんぐんと高度を上げます
『黒ボコ岩』が視界に入ると
きつい登りも、もう間も無く終焉です
稜線に出ると…その先には
…
気持ちいい雄大な『野原』が現れます
(弥陀ヶ原)
室堂・御前峰は、この先ですが
…
ここから
『雪渓』を眺めながらの木道歩きは
何度歩いても
気持ちのいい、清涼感溢れる道です
『イブキトラノオ』は
虎の様な尾っぽを
大きく振りながら、出迎えてくれます
野原の先には
室堂への最後の登りがあります
大粒の丸みのある岩を
乗り越えると、今宵の宿・室堂に到着です
そこで
荷物を小屋に運び
ビジターセンターの売店で、買い物をしていると
(おや〜?)
(も・し・か・し・て)
そこに
やって来たのは…本日、3人目のブロガー
先日
北ヤツでご一緒したばかりの
『浪速のおはなはん』こと、soraさんでした
(うっそ〜)(久しくないけど、久しぶり〜)
と
(自分より、1時間程後を歩いていました)
(同じく、花の最盛期を狙ってやって来たそうです)
さて、夕食までの間
『自然研究員』による花の観察に参加
(参加無料・30-40分程)
ハクサン◯◯と言った
白山が『冠』となっている花が18種あります
が
白山にしかいないのでは無く
ここで、生態の観察がされたからだそうです
なぜなら
ここが、日本の高山帯の西限だからだそうです
(中には固有種もありますが)
(殆どの花は、白山以外にもいるらしいです)
西の空に沈む『サンセット』を堪能
こうして
真夏の『霊峰』の1日目が暮れていきました
お休みなさい … ・
ー ー ー ー ー ー ー ー
【Day 2】
室堂〜御前峰〜(お池めぐり)〜(砂防新道)〜別当出合
< CT 復路=3:50 >
やはり、白山登山は『ご来光だー』
と
soraさんと共に
早朝4:00から、登りはじめます
が
既に山頂まで、ヘッドライトの帯
(しまった、出遅れたかぁ )
徐々に明るくなり
…
振り返ると
眼下の室堂は、雲の通り道
山頂は
『幻想的な空気』に支配されています
日の出と共に
神主さんの合図で『万歳三唱』
この日も
素晴らしい一日が始まりそうです
(╹◡╹)
さてさて
『ご来光』の次は、もちろん『お池めぐり』
白山登山の
ど定番コースを楽しみます
やはり
ここから眺める景色は、火山の山
ゴツゴツの岩山の合間には
無数の池が点在
一番大きな池が、この『翠ヶ池』
さらに進んで行くと
モコモコの『チングルマ』の群落と遭遇
『おはなはん』は
やはり…花に夢中の様です
そんな清々しい中
至福のモーニングタイム☕️とします (╹◡╹)
お池めぐりから、室堂に戻る斜面でも
無数の花々が暮らしていました
その水々しさが
これらの、花々の命を育んできたのでしょう
室堂に戻ると
『ご来光』『お池めぐり』を満喫した宿泊者
早くも
この日、登って来た健脚者…
白山の涸沢
室堂は
この日も、活気にみち溢れていました
こうして…真夏の『霊峰』
開山1,301年の
『白山』の魅力に触れた、2日間となりました