映画「燃えよ剣」感想 | S blog  -えすぶろ-

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やっと観れた!!これは傑作、一人でも多くの人に劇場で観てもらいたい映画です。

当初公開予定2020/5/22から実に1年5ヵ月も延期となり待ちわびていた「燃えよ剣」。公開2日目の土曜日に観てきました。

大好きな原田監督と「演技も歌も上手な武道家」岡田准一(笑)がタッグを組んだ映画、更に原作のファンでもあり、土方歳三、新選組ファンでもあるので、この映画には感動以外何もない。とにかく2時間28分ずっと集中しっぱなし、感動しっぱなしで観れた映画です。これまで数百本観てきた映画の中でもトップ5に入る映画でした。

原田監督、殺陣は岡田准一任せだったそうで、その岡田准一も幕末の武術・剣術の流派の型と土方歳三を調べ尽くして臨んだこの映画、とにかくチャンバラシーンがリアル、リアル、リアル!岡田准一が土方にしか見えなくなってきて迎えるラストに涙、、、できるだけ大きなスクリーンの劇場で観て下さい!!

 

「しかし土方さん」

と、沖田はちょっとだまってから、

「新選組はこの先、どうなるのでしょう」

「どうなる?」

歳三は、からからと笑った。

「どうなる、とは漢(おとこ)の思案ではない。婦女子のいうことだ。おとことは、どうする、ということ以外に思案はないぞ」

是非、原作未読なら、映画を観てから原作を読んでほしいです。原田監督が手掛けた脚本、千頁超の原作から、どこを削り、どこのシチュエーションを変え、どんなシーンを足したのか、それが分かると、更にこの映画の良さを実感できます。

司馬遼太郎「燃えよ剣」感想 原田眞人監督岡田准一主演映画5/22公開!

 

 

 

 

パンフレットは、A4より少し大きい300×225mm、本文48頁無線綴じ、

紙も厚くて表紙マットPP仕様の豪華版ですが、値段は880円

写真も多く、インタビュー記事も充実の一冊