小さい“っ”が消えた日 ジャパネットたかた高田社長 | S blog  -えすぶろ-

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-人は年をとるから走るのをやめるのではない、走るのをやめるから年をとるのだ- 『BORN TO RUN』より
走りながら考える ランニング・読書のブログ

小さい“つ”が消えた日/ステファノ・フォン・ロー

¥1,470
Amazon.co.jp


この本は
日経ビジネスオンラインのジャパネットたかた 高田明の「皆さんの相談に乗りましょう」
で紹介されていた本です。
高田社長が
「入社5年目で今の仕事にやりがいを感じられないので転職したい」
というOLの相談に対しての答えの中で紹介していたのですが、
この高田社長の答え自体がものすごく感動的な文章なので是非、お読み下さい。
(全文を読むには日経ビジネスオンラインへ登録が必要のようです。)

この『ちいさい“っ”が消えた日』は
あいうえおの50音の村で小さい『っ』は音が無いことを
『あ』や『か』たちから馬鹿にされて村を出てしまいますが、
ちいさい『っ』がいなくなると
「うったえる=訴える」は「うたえる=歌える」
「しったい=失態」は「したい=死体」というように
言葉の意味が変わってしまい大混乱になってしまうという物語です。


高田社長は

仕事に対して『やりがい』を持てるかどうかは
仕事の内容や待遇によるものではなくて、自分自身が今の仕事を
やりがいがあると感じられるかどうか、受け止め方で変わってくるもの
と答えて、

会社にはたくさんの仕事がありますが、派手な仕事やカッコいい仕事は少なくて
ほとんどが小さい『っ』のような仕事かもしれません。
でも、小さい『っ』は必要不可欠な存在です。
やりがいは誰かから与えられるものではなく
自分で見つけるもの。

と締めくくっています。

ジャパネットたかたの高田社長、素晴らしい方ですね。
早速、この本はAmazonで買って今日、読みましたので、
娘にも是非、読ませようと思います。