「私が販売させていただく商品を選ぶ際の基準として考えるのは、
その商品が人の生活のどこを変えていくのかということです。
それにはふたつあって、
本当に人々の生活を潤してくれたり、より楽しくしてくれる商品か。
もうひとつ「こう変わりますよ」とメッセージを込めることによって
人の生活を変えていく商品か。
だから私は、商品は生き物であると考えています。
商品にメッセージという魂を注入することで、その商品を手にしたお客様の生活が
豊かになると思えば、おせっかいといわれようとも紹介せずにはいられなくなるのです。」
ジャパネットたかた 高田社長の言葉です。
このメッセージの一例
「デジタルカメラでこれを是非やっていただきたいというのがあるんですが、
1歳2歳3歳の時の写真を新聞大の大きさにして
20歳の成人式に20枚の写真を両親から頂いたらどう思いますか?
・・・・・・・・・・・
『あっ、そうだ』と思って
それを実践していただく方が大事なんじゃないかと思うんです。」
商品の機能を伝えることよりも
このように商品が生活を変える具体的なイメージ・物語
それを伝えていく。
そのためにはまず、商品を自分が気に入ること。
セールスの王道
『顧客側の目線』からのトークで
商品にメッセージという魂を注入する
ジャパネットたかた 高田社長の
ものすごい営業力を見習いたいと思います。
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