To the future… -9ページ目

問え自分に

何故怖がる。
何故恐れる。


向き合えや。
両手広げて待ち構えろや。

目の前の人を大切にする


なぁ、今あなたに聞きたいことがある。

笑えてる?

心から。


今は悲惨な情報が流れてる。
しんどいよな。

俺は笑えなかったよ。

顔は笑っているけれど
心から上向きにはなれなかった。

頭では分かってるけど
カラダは動かなかった。

理由は分かってた。

俺はこの大きな出来事に対してどうして良いのか分からなかった。

笑えないし、何を考えればいいのか分からないし、でもなんかしないとおちつかないし。

どう受け止め、動いて行けばいいのか分からなかった。


広く目を向ければ向ける程見失って行く。

遠く想いをはせればはせる程霞んで行く。


だから、タイワハウスへ向かった。

自分自身と向き合うために。








具体的に何かを進めるべきだという話などなど出たけれど、俺にはピンとこなかった。



俺は必要なのはモノではないと思ったから。

目には見えないモノ

例えば笑顔。感謝の気持ち、感動、子どもの無邪気な姿、晴れ渡る青空。

もちろんその援助活動も本当に大事な大事なことだと思う。



でも、俺は昔からこの世で最も大事なものは金やモノではないと考える。
俺はそれは、俺が最もその部分を重要視しているからなのかもしれない。




俺は国や大きな企業のように与えられない。

ブロガーや、芸能人のように影響力はない。





けれど、俺が俺でなければできないことがあると思った。


それが、見つかった。


それは


「今、目の前に居る人を大切にする」

それだけなんだ。

いつもと何も変わらない。


けれど、これこそが、俺が一番誰かの役に立てる最善のこと。



今、こたつに家族が集まってる。

ニュースで流れる地名は僕らがかつて生活した場所だから、ニュースばかり聞いていたら気持ちばかりが落ちてくる。




母の涙はもう俺は見たくない。
妹の下を向く姿は俺はもう見たくない。






もう少ししたら、俺は家を出て、離ればなれになってしまう。

恐らく親と一緒に住むのは今が最後だと思う。

だから、この時間を貴重な時間だと思ってる。

家族全員そろうことはなかったけど、俺はこの限られた中でも幸せを感じている。


くだらない冗談でも、くだらない一日の出来事でも何でも良い。


テレビというモノではなく、俺が話す魂の、熱を込めた言葉で元気になってくれればいい。


「ただいま!」と帰ること。
母親がつくる料理をすべて食べることも出来ること。




俺の思うことを言葉にして家族に伝えてみた。



そしたら、喜びの涙が流れていた。






大切な人と一緒に散歩すること。

仲間の笑顔を確認すること。

店員に声をかけること。


俺はそうする。




そして、俺はここに書き残す。

俺はこう思うから、こう動く。生きる。


押し付けないよ。ただの俺の生き方。


何か伝わるものがあったら、それはきっと俺の何かが伝わったことなんだと思う。





余震が続くね。
まだ不安は尽きないね。
どうなるかなんて誰にも分からない。

それは俺も一緒。不安だよ。


でも、怖くはない。
なんでだろ。

自分の力量を知ってるからかな。
ただあきらめてるだけなのかな。




太陽が沈むのを止められないのと同時に、俺らは流れに身を任せることも時には大事。
いつまでも肩に力を入れていても、何も変わらない。



少し、一緒に揺れてみようよ。この地球と一緒にさ。
震える地球に寄り添って、聞いてみようよ、地球の声を。


俺らのお母さんだろ。地球は。



俺には地震は止められない。
俺にはあなたを変えることはできないのと一緒。




でも、目の前の人を大切にすることは出来る。








最後に。
これは俺の生き方。信念にも近い。
だからこれからも考えることを辞めない。そして忘れない。これから先も。
今、この事実からしっかり学びたい。そして未来へ繋げたい。
絶対に。絶対に。絶対に。






読んでくれてありがとう。



今日一緒に話したヘルメの日記。
http://herume.posterous.com/45828507

どちらになるか

ただ悲観者となるか。

現実を受け入れ、向き合う人となるか。



嘆くだけでは生まれない。
祈るだけでは変わらない。

今出来ることは。「節電」そして向き合うのみ。