おき姉と、長男に新大阪まで送って貰った私は
新幹線の切符を買った。
1人で新幹線に乗ってどこかに行くなんて
初めての出来事で。
私の心はソワソワしていた。
無事に静岡までの切符を買い
新幹線乗ることが出来た。
静岡に着くまでの間、緊張がちっとも取れず
ソワソワしたまま、約2時間半
新幹線に揺られていた。
私『次名古屋やって〜乗り換えないとあかんみたい』
つくも『そだよ〜間違えないで、ちゃんと乗ってな!』
私『目の前におるやつに乗り換えるんじゃないの?』
つくも『え、そんなことは無いよ!調べてないの?』
私『うん、目の前におると思って。w』
つくも『〇番線のやつに乗って~!!』
私『おん、わかったぁ』
名古屋に到着して新幹線を降りると
目の前に乗り換える新幹線がいた。
私『やっぱり目の前おったわ〜w』
つくも『まじ、焦るわ!ちゃんと調べといてよ』
私『ごめんごめん!とりあえず乗り換え完了!』
つくも『あと少しやぁ〜頑張れ〜』
私『全然落ち着かへん。w』
つくも『まぁ、初めてだと仕方ないよ!ご飯食べた?』
私『ご飯は軽く食べたよ〜』
つくも『俺まだやから、軽く食べて帰ろ!』
私『おけ〜27分到着らしい〜』
つくも『了解、また着いたら電話して〜』
私『ほーい!』
程なくして、静岡に到着した。
新幹線をおりてつくもに電話をかけた
私『着いたよ〜どこにおるん?』
つくも『今歩いてるからもう着くんだけど
改札口出たら右に向いて歩いてきてぇ』
私『おっけおっけ〜てか雨降ってるやん。』
つくも『そうなんだよ〜足びしょびしょw』
私『車でこやんかったん?』
つくも『え、だって呑めないじゃん』
私『あ、そっか。。。今右向いて歩いてるよ
このまま出口の方でちゃっていいの?』
つくも『そうそう、それで左の方歩いてきて〜
まもなく合流!!w』
そう言うと、電話が切れて
前を見るとパーカー姿のつくもが現れた。
つくも『久しぶり〜ようこそ静岡へ〜w』
私『待って、久しぶりって、うちら
2週間前に会ってるから!w』
つくも『ほんまや!wめちゃ久しぶりに会えた気がする』
思い出したかのようにびっくりしたつくもは
私の手を引いて歩き出した。
つくも『居酒屋みたいな感じでいい?』
私『ビール飲めたらおっけ!w』
つくも『ですよね〜w』
どこかのお店に決めていたらしく。
迷うことなく手を引いて歩くつくも。
到着したお店は海鮮居酒屋的なとこだった。
2週間ぶりの乾杯をした。
つくも『にしても、これからどうすんの?
ホンマにもう帰らんの?』
私『もう帰らんかな。とりあえず家探さないと』
つくも『お金は何とかなるの?』
私『まぁ働く宛はあるし。少しならお金はあるし。』
つくも『まぁ、仕方ないかぁ。
ずっとしんどいって言うてたもんなぁ』
私『うん。もう終わりにしたい。』
私のことを色々と聞いてくれるつくも。
今までの鬱憤を私はとことん吐き出した。
つくも『はぁ、満たされた!軽くお酒とか買って
家に帰るかぁ!!』
私『おーう!!』
帰る頃には雨はマシになっていた。
手を繋ぎながら、私たち2人は
つくもの家に向かった。
つくも『明日はどっか遊びに行こか〜』
私『仕事は?』
つくも『コールが入らんかったらなんも無いかな』
私『そうなんや!』
明日の予定を立てながら
コンビニに寄ってつくもの家に帰宅した。
コンビニで買ってきた物を
キッチンの所に無造作に置くと
つくもは、そのまま私のことを抱きしめてきた。
つくも『寂しかった?』
私『うん、会いたかった。』
つくも『知ってる。』
キスをしながら、そのままベッドまで
移動し、お互いの存在を確かめ合うように
私たちは抱き合った。
何度も何度もダメだと言い聞かせた。
私には旦那も子供もいた。
つくもは独身でまだ若い。
彼女だってすぐできるし結婚もするんだろう。
私は単純にいいように使われてるだけだ。
だけど止めようとした気持ちは
私の中でどんどん膨れ上がっていった。
もう引き返せないかもしれない。
頭のどこかでそんな声がした。
