(アナ雪のネタバレを含みます。)

しかもめっちゃ批判してます。

自分は何様だというくらいヒドイです。)




雪の結晶今日はアナ雪のDVDが発売日ですね。雪

予約だけで100万枚を突破しているとか!!目



私も友人らと映画館へ見に行ったんですが、

期待値が高すぎて

思ったほどの満足感は得られませんでした。



私のブログを何回か見てくださった方は

お気づきでしょうが

私は、ネガティブな人間のためか、

物事を何でも否定から入ります。


でも、人前ではその姿を出しません。





女子って、どーっでもいいモノをみて

「あ!これかわうぃい!」って言うとつられて

「かわいい」の大輪唱を始める。


その輪から外れてしまうと、

1つのものを良しとする

そのグループの話題に

ついていけなくなるし、

疎外感を覚える。


そして、中二病とでもいうか

アンニュイな態度をとることをカッコイイと思っている

勘違い野郎にも思われたくないからだ。


私は、同い年ぐらいの若い女性が

物事を否定しているのを

見たことがない。(忘れているだけかも)


もっと楽に過ごすことこそ、

リア充に生きるコツなのかもしれない。


だが、リア充から外れてもいい。

語らせてもらう。


私は、アナ雪の主題歌が

聞けることを楽しみにしていた。

だからこそ、


一番ショッキングだったのは、
アナとエルサの離別のシーンだ。

手袋をしている間は氷の能力を

抑えられるエルサ。

だが自分の成人祝賀会で

贈呈される杖を受け取らなければ

ならなかった。


(パーティで飲食や何かを

受け取る際に手袋をするのはマナー違反なそうで)



手袋を外したエルサは、

自らの力をコントロールできなくなる。

大勢の人の前で氷の能力が

バレてしまい、パニックになって

城を飛び出してしまいます。




そんな、まさかのタイミング

あの話題曲「Let it go」が流れる。

(他にも姉妹のいざこざも少し

ありましたが。)

いやいやいや。

「これでいいの」って何もよくねーよ。




そんな環境下で歌われても

全く感情移入できない。


意図せずとはいえ

パーティーめちゃくちゃにして

妹は理由も聴けずに飛び出して。


仮にアナが後継するとしても、

アナ自身、何がどうなっているのか

分からないし、

国民の怒りは妹にぶつけられる

だろうよ。


しかも最後は超ドヤ顔。してやったり。



てっきり、最後らへんに、

自分の氷を出す能力は、もうどうしようもないから

自分をありのまま受け入れるしかない。


自分の過去も、悔いるよりも

これからを、どう生きるかが大切なんだ。


というタイミングで、この歌が流れると

思い込んでいた私は、目ん玉が

飛び出るかと思った。

(いや、エンディングはそういう展開ですが・・・)



また、姉妹の仲が戻ったとしても、

一国の女王が自分の国を

凍らせ、民を困らせたのだから

マリーアントワネット並の制裁が

待っているかと思いきや、

国民は、なんとも思っていなかったようです(笑)



悪者も、超脇役だったし、


クリストフの過去(幼少期)に対する

掘り下げも欲しかった。


ただ、この映画の絵がキレイなところと

クスッとできるコメディパートを絶妙に入れ、


何といっても耳に残る数々の歌。


そこは、素直に素晴らしいと感じました。


☆.。・:*:・゚`☆、。・:*:・゚`★.。・:*:・゚`☆.。・:☆♪


だが、これまでにもディズニープリンセス映画は
多くあり、なぜアナ雪だけが爆発的ヒットと

なったのか?


世の中、映画を「大ヒット」させるのには、

大人を魅了させることが

秘訣である。


ゴッドファーザーしかり

タイタニックしかり

大ヒット作品は

大人向けのものが多い。


経済力のある大人を虜にすることが

売上アップにつながるのだ。


もちろん子供人気も大切だが

大人が本気になった時の威力は

子供の比ではない。


いまや、大人気のふなっしーの

グッズが大ヒットしているのも

大人のファンも多いからだ。

(個人的にふなっしーは好き)



その大人を「主題歌」が虜にしたのだ。


歌は大切だ。例えばCMにしたって

CMソングがヒットすることにより

その商品がヒットするなんて、よくある話だ。


人が口ずさむことで、また別の人の耳に入り

無料でCMを流しているのと同じ効果がある。

聞きなれた歌は、不思議と親近感がわく。


最初は、なんだ、その歌。なんて思っていても

気づけば台所で包丁片手に

「ありのーままでー♪」なんて歌っているのだから

恐ろしい・・・。


耳に残り、かつ誰でも歌いやすいメロディー


そして、その主題歌には

「大人」が喰いつく要素があった。


「Let it go」の「ありのままで」という歌詞は

大人たちに深く響くものであった。



結婚できなくても、ありのままで生きよう。

昇進できなかったが、ありのままで。

肥満体形だが、ありのままで。

無理に自分を偽らなくていいんだと。



人間は皆ダメな自分を肯定したい。


誰しもコンプレックスや、悩みがある。


いまの自分が大好きだ、不満はない。

そう、心から言える人間が

何人存在するだろうか。


そんなどこか不満にも、似たストレスを

抱えた大人にとって

「Let it go ありのままで」は人々を
後押しし、勇気づけられる元気ソング

となったのではないだろうか。




また、主人公がディブニー初の成人


であったことも主人公に自分を投影

しやすかったのかもしれない。


しかし、どうも海外から入ってきた映画は

ストーリーがいま一つなものが多い。


映像の革命たる「3D」で「アバター」も、

大ヒットとなったが

「3D」という技術に圧倒されただけで

ストーリーそのものは、微妙であった。


その証拠に今となっては完全に

世間から忘れ去られている。


恋愛映画「トワイライト」も見たが


どちらも、どこか日本の

マンガやアニメで見た内容に

ちょっとしたアレンジを加えたもの

な気がして、まったくハマらなかった。



海外では、あまりにも非現実離れした

話が、少ないからそれをCGを使い、

映像化すればウケるが、

日本は、そういった類のものに

不足はしていない。それどころか

あふれかえっている。



そう考えると、日本のアニメや

マンガのシナリオというものは

なんと素晴らしいのか。


改めて脱帽する。


日本国内でも、
イマイチ面白い!!!!と思えるドラマに

なかなか巡り合うことができないのは、


おもしろい設定や作品が

マンガ・アニメ・ゲームに奪られているからな気がする。



それだけ、おもしろいシナリオの揃った

作品が日本にはたくさんあるのに、


それがイマイチ日本では評価されず

他所の国の作品をリスペクトしすぎて

いるのは、ちょっと哀しい。




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