Our Life Beginnings & Always 備忘録 episode18 | 君影草の宴

君影草の宴

ヤフーブログからやってきた10年以上続いてるブログ。
タイピングと文章の練習のため毎日更新中。
たまに黒歴史あり。

 

Our Life Beginnings & Always 備忘録

 

 

このゲームやってると自分の倫理観と恋愛観が浮き彫りになる。

ここでのプレイングが正解というわけではないので人によって変わります。


前回までのあらすじ 

相変わらずコーヴと仲睦まじく夏休みを過ごしつつも、付き合ってはいない私達であった。


主な登場人物

  私(主人公):手のかからない優等生だけど思い付きで行動する。13才。
        交友関係は広くないけど仲良くなると付き合いが長くなるタイプ。
        黒髪ショートの女の子。家族と海と本が好き。コーヴの事は大好き。    

    ※主人公の名前苗字性別見た目性格趣味などは自分で設定できます。
   

コーヴ・ホールデン:私の家の向かいに住んでる男の子で親友。13才。
                  おとなしくて優しくて照れ屋。海が大好き。眼鏡からコンタクトに。
                  逞しくなったけど両親のことでいろいろ思うとこある様子。
                              PERSONALITY(WARM/STUDIOUS)
 

    ※コーヴの性格は主人公の行動次第で変わります。



DLCと本編ネタバレあり。

でもそれぞれ分岐がいっぱいあるのでひとつの例として見てください。
都合により選択肢ある箇所結構カットしてます。


今回は有料DLCのSOIREE回。

episode  18    

                             Wanna dance with me?

                                                                          -初めてのデート-

 

ママ達から明日の夜はソワレに行かない?と言われ、エリザベス一人で留守を任せたいというママ達の意向もあり一緒に参加することになった。

ママ達は「サイプレス」というカントリークラブの会員でエリザベスと私もそこに一緒に行くことがあった。
この「ソワレ」というのはこのサイプレスで隔月に行われるパーティーだった。


マー「And attendees are allowed to bring a guest, we thought it might be a nice opportunity for you to invite someone yourself- as a date! If you want」
    席者はゲストを同伴してもいいんだけど、せっかくの機会だから、あなたも誰かをデートに誘ってみたら?もしそうしたいならね



びっくり


行くことは決まったけど、誰と連れていくかまでは考えておいてと話は終わり、私は部屋に戻った。

友達として一緒に行ってもらうのは自然な事ではなあるんだけども、せっかくの機会なのでデートとして誰かを誘う事にした。

You realized that you'd been picturing Cove as the one you were asking.
It was too bad you didn't have anyone specific in mind for your imaginary romance.
コーヴを誘う相手として思い描いていたことに気づいた
想像上のロマンスに特定の相手がいなかったのは残念だった



思い浮かべるのは、やっぱりコーヴ。(デレクルートだと選択肢に追加される)
いつも二人でいる事は多いのに、デートって名目だと……キョロキョロ


私は外に出て歩いているうちに海岸にたどり着いた海には人影があった。

コーヴだった。

パーティーに誘う事を考えると緊張するものの、私は彼に声をかけた。
私に気づいて微笑んだ後、海に入っていた彼は浜辺まで上がってきた。

彼を誘うかどうか、誘うとしたらどんな形で誘うか、 未知の世界に飛び込むか、それとも慣れ親しんだ場所で安全に過ごすか、と思考を巡らせる。

コーヴ「Hey, 〇〇〇. Are you free right now?」
       ねえ、〇〇〇。今、空いてる?



それはこっちの台詞なんよ。

てか泳いでたのね、水着姿初出だぁキョロキョロ


矢継ぎ早になってしまいつつも、明日はソワレに連れて行ってもらう事を話す。
コーヴはフォーマルな場が苦手だからあんまり関心なさそうだった。

来てくれるかどうか……

友達として来てもらう事も誘わない事もできるけど、私はデートにしようと決心した。

ぬぅ……断られたどうしようという気持ちが不安


コーヴ「〇〇〇?」

"Cove, I want you to be my date for the party."
"Do-you-want-to-go-on-a-date-with-me?"
"My parents said it would be alright if I brought a date, and..."
"Would you go to the party with me- as a practice date?"
「コーヴ、パーティーのデート相手になってほしい」
「私とデートしたい?」
「親がデート相手を連れてきてもいいって言うから...」
「練習デートとして、一緒にパーティーに行ってくれませんか?」



親が誰か連れてきていいって言うからってのもなんか仕方なくみたいな感じでちょっとな。
こちらから誘うわけだし、ここは直球で!


私ははっきりと誘いの言葉を言った。

Caught off-guard, he lifted his hands in front of his chest out of surprise, then he packed them down in a cross over his chest.
不意を突かれたコーブは、驚いて両手を胸の前に上げ、それから両手を胸の上で十字に組んだ。

He twisted his face to the side, no longer able to meet your eyes. He still couldn't hide the flush on his cheeks.
彼は顔を横にゆがめ、もはやあなたの目を見ることはできなかった。それでも頬の赤みは隠せなかった。


コーヴ「Are you serious?」
       本気で言ってるの?

私「Yes! And it would be great if you gave me an answer」
  うん!答えてくれたら嬉しいな

His lips were pressed tightly together, preventing any more words from slipping out. You could tell that he was nervous, but that was always easy to pick up on with him.
彼の唇は固く結ばれ、それ以上言葉が漏れるのを防いでいた。彼が緊張しているのはわかるが、それはいつも簡単に察しがつく。



ほんと表情ころころ変わるなぁ君は。


After another moment, he inclined his head, dipping it in a nod so slight that you might have missed it had you been able to tear your eyes from him.
またしばらくすると、彼は首をかしげ、彼から目をそらしていたら見逃していたかもしれないほどわずかにうなずいた。



ホッ……ありがとう!

デートって言われると、今まで友達として遊びに行ってただけではデートとはいわないが意識しないとデートにならないものなのかしら。


コーヴは少しの間言いよどんでる感じだったけど、息を吐いてようやく喋りだした。

コーヴ「Thanks, 〇〇〇」
    ありがとう。〇〇〇



こちらこそニコニコ

コーヴ「I guess... I'm gonna have to tell my dad, and mom, too」
       そうだね...父さんと母さんにも言わないとね


緊張した様子のコーヴを連れて家に戻る。

こっちも、デート相手として連れていきたいとママ達に言わないといけないわけで……


家のドアを開けるとすぐにマムが迎えた。

マム「Ah, Cove. It's you. What a surprise!」
      ああ、コーヴ。あなたなのね。驚いたわ!



今までどれだけ一緒にいたかママ達は知ってるとはいえ、デート相手として連れてくるのはずいな。


コーヴ「Hi, Mrs. 〇〇〇〇. It's nice to see you」
      こんにちは、〇〇〇〇さん。お会いできてうれしいです

マム「So I take it Cove's going to be our guest for tomorrow night?」
      明日の夜のゲストはコーヴね?



はいキョロキョロ



マム「And what kind of outing will it be?」
   どんなお出かけになるのかしら?


からかう風でもなく真剣に訊かれた。

"It's a date..."
"You know what it is."
"What does it look like?"
You couldn't bring yourself to speak.
「デートだよ...」
「わかってるくせに」
「どんな感じ?」
話す気になれなかった。



デートですけど……


マムは納得したようにうなずいて、うっすらと笑みを浮かべていた。

コーヴ「Uh, just her, Mrs. 〇〇〇〇?」
     あの、彼女だけですか、〇〇〇〇さん?



もしエリザベスがこの場にいたら盛大にからかうだろうね。


マム「Oh, Cove. You're a great kid. Most parents hope that their kid meets such a special person someday」
  あら、コーヴ。あなたは素晴らしい子よ。たいていの親は、自分の子供がいつかそんな特別な人に出会うことを願うものよ

マム「"Someday" is the real key word there」
      "いつか "が本当のキーワードよ



ん?


マム「But you just had to move in, right across the street, at eight years old」
      でも、あなたは8歳のときに通りの真向かいに引っ越してきた

コーヴ「Um」
       あの



マム、話がだいぶ飛躍してるよ!驚き

マム「Cove, I hope you're planning on being very good to 〇〇〇. And I'm not just talking about tomorrow night!」
    コーヴ、〇〇〇と仲良くするつもりでいてちょうだいね。明日の夜のことだけじゃなくって!

コーヴ「Okay. Yeah. I was, or will...?」
     はい。そうですね。そうだった、それともこれから...?



ほらコーヴも困ってる。

"You're making him uncomfortable!"
"Stop embarrassing me."
"You don't have to worry."
"You don't have to worry. Cove's definitely going to be good to me."
"Come on Cove, what kind of answer was that?"
「彼を不快にさせてるよ!」
「困らせないで」
「心配しなくていいよ」
「心配しなくていいよ。コーヴは絶対私に良くしてくれるから」
「おいおいコーヴ、どんな答えだったの?」



コーヴは私が嫌な事はしない。それは信頼してる。


私「You don't have to worry. Cove's definitely going to be good to me」
   心配しなくていいよ。コーヴは絶対私に良くしてくれるから


He didn't speak further, his eyes locked down on his shuffling feet as he rubbed the scar on his arm. The redness remained intact.
彼はそれ以上話さず、腕の傷跡をさすりながら、しゃくり上げる足に目を落とした。赤みはそのままだった。



マムはコーヴに迷惑かけた詫びだったのか出席の件は電話しておくと言って席を外した。

She headed off to get the phone, leaving the two of you alone. Cove's eyes darted to you and he shot you a quick, delicate smile before staring at the ground again.
彼女は電話を取りに行き、二人きりになった。コーヴの視線があなたに注がれ、彼は素早く繊細な笑みを浮かべてから、再び地面を見つめた。

コーヴ「I'm - I'm gonna go across the street. Talk to my parents」
      僕は...僕は通りの向こう側に行ってくるよ。両親に話してくる


私は「また明日ね」と言って、彼はそれ以上何も言わずに私の家の玄関から退散した。



部屋に戻った私の頭の中はもはやソワレ<デートになっていた。

デート、デートかぁ……


翌日の夜はすぐにやってきた。

しかしタンスの前で服をどうするか悩んでいた。

普段の集まりより少しドレッシーだとマーは言っていたが、必ずしもそれに従う必要はなかった。


とはいえ……


You looked for something formal.
You wanted to keep things casual.
You wondered how Cove might feel about your outfit.
フォーマルなものを探した。
カジュアルにしたかった。
コーヴが自分の服装をどう思うかを考えた。



小綺麗にするとしても、コーヴがどう思うかどうか。
デート以前に親もいるパーティーの場なのだけども。

You couldn't help but consider how he would respond to the way you were dressed. Would he like seeing you dressed all fancy, or would it reinforce the weirdness of the situation?
あなたはコーヴがあなたの服装にどう反応するかを考えずにはいられなかった。彼はあなたが派手な格好をしているのが好きなのだろうか。



服の好みであれ?ってなったりするもんな……


それにコーヴが何を着てくるのかも知らないわけで。
とはいえ気合入れすぎて引かれないか心配にもなったり。

You didn't want to look stupid in front of Cove.
You wanted to impress Cove.
You didn't want to come across as too excited.
You didn't want to look like you were taking this too seriously.
You wanted him to see you in a new light.
コーヴの前でバカな格好をしたくなかった。
コーブの気を引きたかった。
興奮しすぎていると思われたくなかった。
深刻に考えすぎていると思われたくなかった。
彼に新しい視点で自分を見てもらいたかった。



なんだかんだ可愛いとか綺麗と思われたい。


フォーマルかカジュアルか考えて、私はフォーマルなものを選んだ。

パーティーだし、ドレスコードないにしても適切なはず。
着飾るとママ達も喜ぶだろうし。

A dress.
A blouse.
A button-down shirt.
ドレス
ブラウス
ボタンダウンシャツ



ここではドレスじゃなくても普通な事かもしれないけど、そういう機会じゃないと着る事ないな。

私はシルクの素材のドレスを選んだ。


着替えを終え、リビングに行くとママ達も最後の支度をしていた。

マー「Aw, ○○〇! You look so nice! Don't you think, Pam?」
   あら、〇〇〇!とても素敵よ!そう思わない?パム?

マム「Thanks for dressing up,〇〇〇. I hope the party will be prepared for your arrival; you look sharp」
  おめかししてくれてありがとう、〇〇〇。パーティーの準備が整うといいわね



ほらねにっこり


慌ただしく準備する中、コーヴはまだ来ていなかったので私は一人で迎えに行くことにした。
自分から誘ったんだし、自然な事なはず。早くコーヴに会いたかったのもあるけど。


向かいのコーヴの家まで徒歩数秒。すぐにチャイムを鳴らすとカイラさんが出迎えた。

見てきていいですか?と聞いて部屋まで様子を見に行くとドアは少し空いていて準備に四苦八苦しているようだった。

でも、コーヴの装いはフォーマルなものになっていた。


いいねニコニコ

コーヴのパパ「You're gonna have such a fun time! Just relax and enjoy the night. It's going to be great」
   きっと楽しい時間を過ごせるよ!リラックスして夜を楽しんでくれ。いい夜になるから

コーヴ「Dad. Can you stop? You're making me nervous」
    父さん。やめてくれない?緊張しちゃうから



どこかパパさんも緊張している様子だった。
コーヴもちょっと不機嫌な感じ。

とはいえあと10分で出発なので声をかける。
パパさんがすぐに行くよと言ってたけど、コーヴは恥ずかしそうに見ているだけで何も言わなかった。


でもすぐに合流できた。

Cove pulled his face into a smile. As you reciprocated, the tension in his face faded away. You watched him taking in your outfit, swallowing and grinning at you again.
コーヴは顔を引きつらせ微笑んだ。あなたがそれに応えると、彼の表情から緊張が消えた。あなたは彼があなたの服装を見て、飲み込み、またあなたに微笑むのを見た。

コーヴ「Hi, 〇〇〇」

    やぁ、〇〇〇

「もう行かないと」と言いつつ、彼は突然ドアに向かったのでパパさんが声をかける。
コーヴはその呼びかけにうろたえながら固まったが、父親は励ますように微笑み続けた。


やっぱり緊張してるのかな。


コーヴがどう考えているのかわからないけど、パパさんの励ましもあって彼は戻ってきて通りに出た。

コーヴ「I'm fine. It's nothing」
      大丈夫。何でもない

私「What was your dad on about?」
   パパさんなんて言ってたの?



彼は眉間にしわを寄せ、口元にしわを寄せて、私と目を合わせないようにした。
多分恥ずかしがっているのだろう。


コーヴ「Dad's been making a big deal out of everything ever since he found out about this」
    父さんはこのことを知ってから、何から何まで大げさなんだ



彼は曖昧なジェスチャーで彼と私の間を示した。


コーヴ「How I'm dressed, how I should prepare, what was going to happen... He even looked up the precise definition of a "soiree"- in two dictionaries, in case one was wrong!」
  服装のこと、準備の仕方、これから起こること...... "ソワレ "の正確な定義まで調べてさ!



そんな話になってたとは パパさんも息子想いではあるけど。


コーヴ「He wanted to make sure I would know what to do at one. So after he figured it out, he made sure to tell me about it」
   僕がパーティーで何をすればいいのか確認したかったみたい。だから、それがわかった後必ず僕に教えてくれた


コーヴ「Sorry for complaining. It's not your fault, it's not really his fault either」
    文句を言ってごめん。君のせいじゃないし、彼のせいでもないんだけど



ええんやでにっこり


コーヴ「Thanks. Uh, I was trying to get somewhere with... that」
    ありがとね。あ、あの......その......どこか行こうとしてたんだけど

コーヴ「Both my dad and my mom insisted that, um, since this is a...」
    父さんも母さんも、これは...だから...って

コーヴ「It's, it's a date, and kind of a fancy party, I needed to bring something. For you, for inviting me」
   デートだし、ちょっと豪華なパーティーだから何か持っていく必要があったんだ。誘ってくれた君に

私「You got me a present?」
  プレゼントくれたの?

コーヴ「Not really. Just... this」
    別に。ただ...これ


コーヴは背中のポケットから何かを取り出そうと、自分の後ろに手を伸ばした。

彼の手が視界に戻ると、小さな白いケシが一本、茎の部分を持っていた。

Cove threw his gaze to the floor, shyly inching his hand closer to you.
コーヴは視線を床に投げ、恥ずかしそうに手をあなたに近づけた。



8才の夏、「私もこれが好き」と言った白いポピーだ。(episode4参照)


私「Was that on purpose? You remembered my favorite flower and got one for me?」
   わざと?私の好きな花を覚えていて、買ってきてくれたの?

コーヴ「Yeah... That's what I did」
     うん...そうなんだ

 

あらおねがい

"You didn't need to do this, Cove."
"I'm sorry I didn't get you anything."
"Thank you, Cove."
You left the conversation there.
"You're so wonderful."
「こんなことする必要なかったのに、コーヴ」
「何も用意できなくて悪かった」
「ありがとう、コーヴ」
「あなたはそこで会話を打ち切った。
「あなたはとても素晴らしいよ」



あの恥ずかしがり屋のコーヴが私のためにそんなことしてくれるとはおねがい


私「You're so wonderful」
 あなたはとても素晴らしいよ

コーヴ「I'm... not. You're the one who...」
    僕は...違うよ。君が...

私「No, I think you are」
  いや、そうだと思うよ

コーヴ「Okay」
   わかったよ



へへっ……ニコニコ


私は彼から花を受け取った。コーヴはそれに応えて身を正した。

コーヴを連れて家に戻ると、ママ達は私の手にある花を見てニヤニヤしていたけど何も言わず、
私達は車で会場へ向かった。

会場に着いた時には夜になっていて、華やかな会場では料理が並べられ、ダンスのための楽団もいた。

楽しんでねと言ったママ達と別れ、私達は二人になった。

手持無沙汰になるとコーヴが困るので私はし会場にいる知り合いに挨拶とコーヴを紹介することにした。

知り合いの女の子が知らない男の子連れてたら何かと思うだろうね。

ソワレにはほとんど極端に年上か年下ばかりだったが同世代の知り合いも何人か出席していた。


Naturally, Cove greeted them with his easy warmth.
当然、コーヴは温厚な態度で彼らに挨拶した。

Not that there weren't any difficulties.
難しいことがなかったわけではないが。



このデータでのコーヴは温厚やや社交的タイプなのでタイプによって地の文章が変わる。
活発だったりそうじゃなかったりする。(主人公の選択次第で変わるらしい)


予想通り、私がパーティーに連れてきたのは誰なのか、彼との関係はどうなのかに関心が集まった。

ゲスト「〇〇〇! Good to see you. This your date?」
    〇〇〇!会えて嬉しいよ。デートかい?

私「What does it look like? Of course he is」
  どう見える?もちろんだよ


Cove winced over the declaration. That got a laugh from the group. Hopefully
Cove would be able to look you in the eye sometime in the next hour or so.
コーヴはその宣言に思わず苦笑した。一同の笑いを誘った。うまくいけば
コーヴは次の1時間かそこらで、あなたの目を見ることができるだろう。



コーヴはその人に服装を褒められてた。
私も鼻が高い。


それから私達は人が少なくて静かなところのテーブルについた。

コーヴ「These clothes are kind of uncomfortable...」
       この服、なんだか落ち着かない...

コーヴ「My arms can't move the same as normal, like I'm gonna rip it if I do anything」
       腕がいつもと同じように動かないんだ、何かしたら破れそうで

私「I think it suits you」
   似合うと思うよ

コーヴ「Really? Uh. Okay, thanks」
     本当に?ええと、うん、ありがとう



シュッとしてていいね。パパさんのチョイスだろうか。


私も服装には悩んだと話した。

コーヴ「You did? I can't see you looking bad no matter what. But I know what you mean」
    悩んだ?何があっても、君が悪いようには見えない。でも、言いたいことはわかるよ



おうふキョロキョロ さりげなく褒められたけど多分無自覚だな。


コーヴ「I felt really weird doing something for this, too. Did your moms tell you what to wear?」
  僕もこのために何かするのは本当に変な気がした。お母さん達に服装のこと言われた?

私「This was all me」
   これは全部私


コーヴ「Yeah. I should have known」
       うん、知ってるはずだった



うぇへへ……理解ってくれてるなぁニコニコ


それからソワレが始まるまでコーヴと軽食を楽しむ。

苦手な物を口にしたら苦い顔するし、美味しい物を食べたら笑顔になる。
コーヴはほんとわかりやすい。


全メニュー注文したりするカイラさんに似てか、コーヴはこういう時は全部試すタイプだった。


あっという間に日が沈み、照明が暗くなり、バンドの1曲目のオープニングが鳴り響いた。
ダンスが始まり人の活気が増える。

ソワレが始まった。

私はコーヴをダンスに誘う事にしたけど……どうダンスに誘うべきか。

"So... would you like to dance, maybe?"
"Hey, Cove. Let's dance."
"Cove, can I have the pleasure of your company on the dance floor?"
"C'mon, it's time to dance."
"I'd like to dance. With you. If that's okay?"
「じゃあ...踊らない?」
「やあ、コーヴ。踊ろうよ」
「コーヴ、ダンスフロアで一緒に踊ってもいいかな?」
「さあ、ダンスの時間だよ」
「ダンスがしたい。あなたと。もしよければね?」



こういう時スマートに出来ればいいんだけどな。
かっこいいと思われたい。


私「I'd like to dance. With you. If that's okay?」
  ダンスがしたい。あなたと。もしよければね?


コーヴ「Really?!」
    本当に?


He blurted the word out without thinking, then clamped a hand over his mouth before anything else could slip out.
彼は思わずその言葉を漏らし、それ以上何かが漏れる前に口を手で押さえた。

私「Of course, really. That's why I invited you to a dance」
  もちろんだよ。だからダンスに誘ったの

Cove sucked in a deep breath, as if trying to inhale confidence as well as oxygen into his lungs. He gave a single, serious nod before holding a trembling hand out towards you.
コーヴは、肺に酸素と同時に自信を吸い込もうとするかのように、大きく息を吸い込んだ。彼は真剣な表情でうなずき、震える手をあなたに向けて差し出した。



お互いにダンスはさっぱりだけど、緊張しつつなんとかやってみる。

You took Cove's outstretched hand. His skin was hot and damp, but yours was probably no better. You squeezed it, giving him an empathetic smile, and together you carefully made your way onto the dance floor.
あなたはコーヴの伸ばした手を取った。彼の肌は熱く湿っていた。あなたはその手を握りしめ、共感するような笑みを浮かべると、二人で慎重にダンスフロアに向かった。

You took your places standing before each other, hands still entwined.
二人は互いの前に立ち、まだ手を絡めたままだった。



コーヴも緊張してるな。

You repositioned his hand to your waist.
You were happy with that.
あなたは彼の手をあなたの腰に置き直した。
あなたはそれで満足した。


私は彼の手を私の腰に近づけた。


ダンスだからこれは自然。
ちょっとドキドキはするけどキョロキョロ


そっと彼の手を肩から離し、ダンスのために下に移動させた。

His eyes shook at the touch. From how tense his arm was, you knew Cove was fighting an urge to pull away.
彼の目はその感触に震えた。彼の腕の緊張具合から、あなたはコーヴが引き離したい衝動と戦っているのがわかった。

But ultimately he smiled shyly at you and his grip on your other hand tightened.
しかし結局、彼は恥ずかしそうに微笑み、もう片方の手を握る力を強めた。



おうふキョロキョロ

Cove towered over you. You'd long been aware of your height differences, but readying yourselves to dance had brought them to the forefront once more.
コーヴはあなたの上にそびえ立っていた。身長の差は以前から気づいていたが、ダンスを踊る準備に入ったことで、改めてそれが前面に出てきた。



身長をちょっと低い設定にしてるとこうなる。(多分150ちょいくらい)
この時のコーヴは身長5'4フィート。165センチくらい。


音楽が始めると、私達はたどたどしく踊り始める。

が、お互いにダンスはさっぱりなので難しく、コーヴはリズムを合わせるだけでも苦労していた。
ステップを踏むのは難しいので曲に合わせて体を揺らすやり方にするとそれで形にはなった。
順調かと思いきや、コーヴとぶつかってしまい、彼はたじろいで私は転びそうになった。

彼から私から手を離し、その手を掲げてダンスを止めた。


あぁ……こういう時、責めたりからかったりしたくないな。


私「It's okay」
  大丈夫だよ

コーヴ「Thanks...」
    ありがとう…



なんとかダンスは再開できたけど、コーヴは明らかにテンションが下がっていた。

何かが間違ってるのかダンスが嫌だったのか、それとも私と踊るのが好きじゃなかったのか。

なんて言えばいいかわからないまま曲は終わり、コーヴが手を離した。
彼は走り出すことなく、できるだけ早くダンスフロアから離れた。

コーヴは座りたいと言ってパーティエリアから出てゴルフ場の芝生に座った。

私 「What's wrong?」
   どうしたの?

コーヴ「Oh! Sorry」
    あぁ、ごめん

コーヴ「And it's okay...」
    いいんだ...

コーヴ「You can go back to the party」
    パーティーに戻っていいよ


よかないよ。

私「I'm still sticking with you」
   私はまだあなたの味方だよ

コーヴ「Oh...Thanks」
    ああ…ありがとう



ちょっとは安心したみたいだけど、原因は聞かないといけない。
反応が怖いが。


私「Was it because I made you dance?」
   私が踊らせたから?

コーヴ「No!」
   違うよ!

コーヴ「It's not anything I did tonight. It's definitely not anything you did, either」
    今夜僕がしたことじゃない。君がしたことでもない

コーヴ「I don't wanna think about going back into the party... I just feel ready to go home」
    パーティーに戻るなんて考えたくない...家に帰りたい気分なんだ



それは嫌だったからなんじゃないのかな……


ゴルフコースの小高い丘のひとつに二人で座り、パーティーの喧騒から遠く離れ、コオロギの鳴き声さえ静かに聞こえる。

コーヴ「This is kind of like how we first met. Do you remember?」
    僕達が初めて会ったときと同じような感じだね。覚えてる?


"Yeah."
"Of course I do."
"How could I forget?"
"No."
「うん」
「もちろんだよ」
「忘れるわけがない」
「いいえ」



それはもちろん。


私「How could I forget?」
  忘れるわけないよ


You'd always liked him, even from that very first day.
あの初日からずっと好きだったんでしょ?


最初に出会った後に「Crash」を選んでるとこうなる。

コーヴ「It's so weird. That was a long time ago now」
    変な感じだ。もうずいぶん前のことなのに



8才の夏からずっと一緒にいるものね。


話しているうちにコーヴは笑うようになったけど、すぐにしかめっ面になってしまった。

コーヴ「I can't believe I'm on a date」
    デートだなんて信じられないよ

コーヴ「After I said I wanted to come, I wanted to take it back. Not 'cause I really didn't wanna do it, but 'cause... I don't know」
来たいと言った後、撤回したいと思った。本当に行きたくなかったわけじゃなくて、でも...でも...

コーヴ「It seemed like a big deal. It made me feel... bad, somehow. I started feeling like I couldn't do it, even though I just wanted to do it」
   大変なことだと思った。なんか...嫌な気分になった。ただやりたかっただけなのに、できないような気がしてきた

コーヴ「I guess it was sort of like having to give a presentation in front of the class. Even though it was just me and you doing something, like we always do」
   クラスのみんなの前でプレゼンしなきゃいけないみたいな感じかな。いつものように、僕と君だけで何かをやっているのに



そこまで緊張していたとは。

コーヴ「I still could do it because thinking about not being there and you, and what you might think if I did take it back, made me feel way worse than whatever else I felt」
   その場にいなくて、君がいなくて、もし僕がそれを取り消したら、君はどう思うだろうかと考えると、他のどんなことよりもずっと嫌な気分になったから、僕はまだそれができたんだ

コーヴ「I'm sorry, 〇〇〇. I'm sorry I can't just deal with stuff like this and have to make everything so... complicated」
   ごめんね、〇〇〇。こんな風に物事に対処できなくて、何もかもを...複雑にしてしまって



ええんやでにっこり

You then took his hand.
You then placed a hand on his shoulder.
You then leaned against him.
You then ruffled his hair.
You hoped he would feel better.
あなたは彼の手を取った。
あなたはそれから彼の肩に手を置いた。
あなたは彼に寄りかかった。
あなたはそれから彼の髪をかきあげた。
あなたは彼が元気になることを願った。



私は彼に寄りかかった。

It always made you feel secure to lean against Cove, having him support you in the most literal of senses. Maybe he felt the same way.
コーヴにもたれかかると、文字通りの意味で彼に支えられているようで、いつも安心感を覚えた。たぶん彼も同じように感じていたのだろう。

コーヴ「Thanks for inviting me, 〇〇〇」
      誘ってくれてありがとう、〇〇〇

私「But, didn't it make you feel bad?」
  でも、嫌な気持ちにならなかった?

コーヴ「Yeah, it did, when I had to think about how I was actually doing it. But getting to hear that you wanted me to come made me feel good」
  ああ、実際にどうするか考えなければならないときはそうだった。でも、君が来てほしいと言ってくれたことで、僕は気分が良くなったよ


コーヴ「I mean... I want to keep doing things with you, no matter what, even if I feel weird sometimes」
      つまり...僕は何があっても、君とやり続けたい、たとえ時々変な気分になったとしても

コーヴ「I don't want to stop being there, I don't want you to stop wanting me there」
    そこにいることをやめたくない。君が僕を求めるのを止めないでほしい

コーヴ「Cause when I do whatever it is for real and you're with me, it all feels better in the end. It always does」
   だって、どんなことでも、本気でやって、君が一緒にいてくれたら、結局はすべてうまくいくんだ。いつもそうなんだ



そっかぁ……ニコニコ


コーヴは前触れもなく立ち上がった。

私「What's up?」
  どうしたの?

コーヴ「Wanna dance with me?」  
※この台詞ボイス付き
    一緒に踊らない?


さっき踊ったけど……


コーヴ「I know. But, um, it's a dance party, right? And I think...」
    知ってるよ。でも、ダンスパーティーでしょ?それに...

コーヴ「I think... I want to dance with you again, before it's over」
    僕は思うんだ...終わる前に、もう一度君と踊りたいんだ


"I want to dance with you, too."
"No, thanks."
You nodded quietly.
You shook your head.
「私もあなたと踊りたい」
「いや、結構だ」
あなたは静かにうなずいた。
あなたは首を振った。



ここで断るのはひどすぎる凝視


私「I want to dance with you, too」
   私もあなたと踊りたい


そして私は彼の手に手を伸ばし、それを握った。


私達は手をつないで会場に戻った。
もうパーティーは終わりに向かっていて踊るカップルは少なくなっていた。

Cove kept hold of the hand you had given him back on the little hill.
Remembering your earlier attempt at dancing, he placed his free hand on your waist all on his own, though still with a touch of trepidation.
コーヴは、小高い丘であなたが彼に渡した手を握り続けていた。
ダンスに挑戦したときのことを思い出しながら、コーヴは一人であなたの腰に手を置いた。



ぅおぉ、コーヴが自分からおねがい


再びぎこちなくダンスが始まったけど、今度は膝がぶつかり合っても足取りがおぼつかなくなっても、恥ずかしそうにしてはいても彼は動揺しなかった。

As if in response, his hand began to hold yours with increased strength. He pulled you ever so slightly more towards him.
それに呼応するかのように、彼の手はあなたの手を握る力を強めた。彼はあなたを自分のほうにわずかに引き寄せた。



おうふキョロキョロ


今度は二人でダンスを楽しむことができた。
そのささやかな瞬間に浸っているうちに、曲はあっという間に終わった。

でもお互いに、手を離すのは名残惜しかった。


自分の名前を呼ぶ声が聞こえ、ダンスは本当に終わった。
二人が振り向くと、マムが私とコーヴを呼んで叫んでいた。


まだ手を繋いだままなのをママ達が見てたのでコーヴはとても恥ずかしそうにしていた。
彼がまた逃げ出すのではないかと思ったけど大丈夫だった。


マム「That was quite a night, huh gang?」
   大変な夜だったわね?

マー「Wasn't it just?」
   そうでしょう?

コーヴ「Yeah」
    はい


そうだねぇ……

マーに「初めてのデートはどうだった?」なんてからかわれたけどマムに止められてた。

マム「Good. Well, we'd better ready ourselves to get back to Elizabeth. If we're lucky, the house might still be standing」
  よかった。 さて、エリザベスに戻る準備をしなくちゃ。運が良ければ、家がまだ建っているかもしれない



さ、さすがにそれは大丈夫やろ多分驚き


こうして初めてのデートは終わった。

ソワレが終わり、二人でダンスをして、ちょっと大人になった気分になった。


一緒にいればすべてうまくいく、いつもそうだというコーヴの言葉を嚙み締めつつ、次のモーメントへ。

夏の終わりは近い。


NEXT...  You grew close enough to be one motion away from placing your lips together.

 

 

 

 
 

 


ちなみに、このソワレで私はもう一人の少年と運命的な出逢いをするのだが、それは別の機会に話そう。