Our Life Beginnings & Always 備忘録 episode14 | 君影草の宴

君影草の宴

ヤフーブログからやってきた10年以上続いてるブログ。
タイピングと文章の練習のため毎日更新中。
たまに黒歴史あり。

 

Our Life Beginnings & Always 備忘録

 

 

こうしてやり直しながら記録つけてると新しい差分を見つけて驚くことが多々ある。


前回までのあらすじ

お互いを大事な存在だと自覚した私とコーヴ。
夏休みはまだまだ続く。


主な登場人物

  私(主人公):手のかからない優等生だけど思い付きで行動する。13才。
        交友関係は広くないけど仲良くなると付き合いが長くなるタイプ。
        黒髪ショートの女の子。家族と海と本が好き。コーヴの事は大好き。    

    ※主人公の名前苗字性別見た目性格趣味などは自分で設定できます。
   

コーヴ・ホールデン:私の家の向かいに住んでる男の子で親友。13才。
                  おとなしくて優しくて照れ屋。海が大好き。眼鏡からコンタクトに。
                  逞しくなったけど両親のことでいろいろ思うとこある様子。
                              PERSONALITY(WARM/STUDIOUS)
 

    ※コーヴの性格は主人公の行動次第で変わります。


  マム(パメラ):私のママ。しっかり者。優しいけど怒らせると怖い。

 マー(ノエラ二):私のママ。髪が紫の方。おっとりしてて甘やかすタイプ。

エリザベス:私の姉。陽キャ。思春期突入で一緒に遊ばなくなったけど仲は良い。15才。

  リー(レアンドラ):私と仲良しの従姉妹。華やかで明るい美少女。13才。

 デレク・スアレス:最近友達になった社交的で活発なスポーツ少年。13才。    


今回特に本編ネタバレあり。

でもそれぞれ分岐がいっぱいあるのでひとつの例として見てください。
都合により選択肢ある箇所結構カットしてます。

ここでのコーヴの性格は、ほとんど選択肢同じにしても細かいところで変化するのでこの通りにならない場合があります。


敢えて説明していなかった事が判明するFAMILY回。

episode  14    
            I want to.                
                                                           -家族-

 

その日も良い天気で、私はリーと一緒に裏山にある丘でブランケットを広げくつろいでいた。

お菓子や飲み物を広げた二人だけのピクニックで、私はリーが大好きなミュージカルの話を聞いていた。

リー「Maybe one day we could go together. I've gotta see more shows like that」
        いつか一緒に行こうね。ああいうショーをもっと見たいな


リーは歌が上手で、彼女が歌うのを何度も聴く機会があった。

You also liked to sing, but you weren't very good.

       あなたも歌うのが好きだったが、あまり上手ではなかった。
You also liked to sing and had talent of your own.

       あなたも歌うのが好きで、それなりの才能があった。
You didn't like to sing, but you had been told you were good at it.

       あなたは歌が好きではなかったが、上手だと聞かされていた。
You weren't good at singing, and that suited you fine.
       あなたは歌が得意ではなかったが、それで十分だった。


 

半面、私は歌が上手じゃなかったのだが。


ちょっと考えて、リーは自分達でショーが出来ないか考えていた。

リー「We could perform for our parents, and ask our friends and some other people to come and watch too. It'd totally work」
   両親の前で披露して、友達や他の人たちにも見に来てもらえばいい。きっとうまくいくよ


"Yes, let's do it!"      「そうだ、やろう!」
"I don't know about that..." The idea gave you stage fright.

               「それはどうかな...舞台恐怖症になりそうだ」
"Sure, I'll give it a go."   「もちろん、やってみるよ」
"That's not a good idea."  「それはよくない」
"It'd be embarrassing."   「恥ずかしい」



うーん……舞台恐怖症になりそう凝視


リー「But wouldn't showing off to everybody be fun?」
      でも、みんなに見せびらかすのは楽しいんじゃない?

私「Not really」
  そんなことないよ

リー「Are you really super sure? You have so many skills you could show off to the masses!」
     確信があるの?あなたには大勢の前で披露できる特技がたくさんあるじゃない!



リーはいつもめっちゃ褒めてくれるなにっこり


渋々、「わかった。やるよ」と言うと、リーがすごい喜んでいた。

リー「I'm gonna sing. What about you? I know singing isn't your thing」
   私は歌うよ。あなたはどうするの?歌は苦手でしょ

 

選択肢でちょいちょい台詞変わる箇所多くて良い。

"I'll sing too."      「私も歌うよ」
"I'll dance."       「私が踊る」
"I'll write the song."    「私が曲を作る」
"I'll do some kind of stunt that goes to the music."

                     「曲に合わせて何かスタントをする」
"I'll pick the outfits."   「衣装を選ぶ」
"I'll do the makeup."   「メイクをする」
"I'll make a backdrop or some kind of stage." 「背景やステージを作る」


裁縫は得意なので、私がリーの衣装を選んでステージの装飾も作る事にした。

それから、リーと二人でショーの計画を練っていった。
私はステージを作って、リーは歌の練習。

そうしているうちに、夕方になった。

リーがコーヴにリハを見てもらえば良かったと言ってたけど、反応が予想つかないな。
褒めてはくれると思うけど。

リー「It's too bad Derek isn't in the neighborhood today. I like him.
      今日はデレクが近くにいなくて残念。彼のこと好きなのに

 

リーの好きは多分友達としての意味かな。

"Yeah, he is a good person."   「うん、いい人だよ」
"I really like him too!"      「私も本当に彼が好き!」
"He's okay."            「彼はいいよ」
"He's kind of boring."       「彼はちょっとつまらない」
"I don't really like him."     「あまり好きではない」



DLC全部買ってるからかデレク関連の選択肢もちょくちょく出る。


私「Yeah, he is a good person」
  うん、彼はいい人だよ

リー「I knew you'd think so」
    そう思うと思った

リー「Buuut speaking of boys we like, what's the relationship status between you and
Cove? Is it good?」
     でも、好きな男の子といえば、あなたとコーヴの関係はどうなの?
     関係はどうなの?いい感じ?



ぶふぅよだれ
やぶへび


"Yeah, it's good."          「うん、いいよ」
"Um, I don't know."        「うーん、わからない」
You blushed and said nothing.      
あなたは顔を赤らめ、何も言わなかった。   

"You shouldn't gossip."     「ゴシップはいけない」
"I think things are alright."   「大丈夫だと思う」



いやまぁ……うん


私「Yeah, it's good」
  うん、いいと思うよ

リー「Aaah, I'm so happy for you!」
   あら~、よかったね!

リー「But, like really, are you gonna be telling him you have a crush on him anytime soon or what?」
       でも、彼に片思いしてるって言うつもりなの?

 

いやぁ……無気力

"I don't have a crush on Cove."         「コーヴに片思いなんてしてないよ」
"I'll tell him soon."             「すぐに彼に言うよ」
"No way. I'm not telling him."          「まさか。彼には言わない」
"I'm pretty sure he already knows."    「彼はもう知っていると思う」
You weren't sure if you wanted to tell Cove or not.

                     コーヴに言うかどうか迷っていた。


うーん……コーヴのペースもあると思うし。
いろいろ変わってしまうような気もして正直迷っていた。

その後どうなるかもわからないし。

リー「Whatever you're thinking, you know he has a crush on you too, right?」
   あなたが何を考えているにせよ、彼もあなたに片思いしていることは知ってるよね?


私は何も言えなかった。


話の後、私達は荷物をまとめて家に戻る事にした。

リーは歌を披露するのを楽しみにしていたし、私も自分の作品をある程度完成させていた。



家の玄関をくぐると、リビングルームでママ達とエリザベスがお互いの周りをうろうろしていた。
緊張感が漂う中、3人は私とリーに向き直り、少し顔をしかめた。

恐る恐る「何かあったの?」と訊いてみるとママ達は顔を見合わせ、どちらが先に話そうかと迷っていた。
やがてマムが咳払いをして話しだした。

マム「We're just having a talk with your sister」
         お姉ちゃんと話をしているところよ


部屋は再び静まり返り、誰も何を話せばいいのかわからなくなった。
とてつもなく気まずく感じた。しかし、沈黙は長くは続かなかった。

エリザベス「You don't have to stop just 'cause those two are here. There's no reason to try keeping it a secret!」
   あの二人が来たからといってやめる必要はないわ。秘密にする必要なんてないんだから

マー「Elizabeth was asking about her parents」
         エリザベスは両親のことを聞いていたの

マム「Her biological ones」
          実の両親よ


あ……

Your moms had always been open and honest about the fact that neither of them had given birth to you or your sister, but the details hadn't been fully explained before.
あなたたちの母親は、どちらもあなたや姉を産んでいないことをいつも率直に話していた。



ここで、ママ達と血か繋がっていない事が初めて説明される。
でも初見ではママが二人いて、どっちかは血の繋がりあるのかなと正直思ってしまっていた。

親と姉がいるのに肌の色も含めた容姿を自由に設定できる事は伏線といえば伏線なんだけど。


エリザベスは自分の本当の両親の事を知りたがっていた。
でもこのタイミングでそんな事になるとは思ってもみなかった。

マム「We don't want to keep that information from either of you, it's your right to know your past, but we did want to wait until you asked us to hear yourselves」
   私たちは、あなたたち二人からその情報を隠したくないの。あなたたちの過去を知ることは、あなたたちの権利だから。でも、あなたたちが自分たちの話を聞きたいと言ってくるまで待ちたかったのよ

エリザベス「Well, it's happening now, so?」
         まあ、今始まったことだし、それで?


ママたちは緊張した面持ちで視線を交わし、マーはもう一度話す前に大きく息を吸って話し始めた。

エリザベスがまだ赤ん坊だった時、ママ達はフィリピンから彼女を養子に迎えたと話した。

エリザベス「Wait! I wasn't born here?!」
        待って、私はここで生まれたんじゃないの?

マー「No, you weren't」
      違うわ


姉がこの情報に愕然としているのがよくわかった。
こういう時どうしたらいいのか、どう反応したらいいのかわからない。

エリザベス「Who were my parents? As people. Why did they put me up for adoption in the first place?」
        私の両親は誰なの?人としては。どうして私を養子に出したの?


マーはエリザベスの肩にそっと手を回し、答えを教える前に何かサポートしようとした。

マー「I'm so sorry, sweetie. Your parents were reported to have died. They didn't go into details on the specifics of how. But you were an orphan」
    とても残念な事よ。ご両親が亡くなったと報道されたの。でもあなたは孤児だった


マム「I wish we had better news for you, Elizabeth」
   もっといい知らせがあればよかったんだけど。エリザベス


それを聞いて、エリザベスは両手を宙に突き上げながら目に涙を浮かべた。

エリザベス「Great! So I can never meet them, even if I wanted to! Not that I could've, anyway, since they lived in another part of the world when they were still alive」
        素晴らしいわ!会いたくても会えないのね!

      彼らが生きていた頃は、世界の別の場所に住んでいたんだから


そう吐き捨てるように言ってエリザベスは私達とお母さんたちに背を向けると、誰にも止められることなく、階段を駆け上がり、自分の部屋へと走り去った。

マー「I have to go and talk to her」
   彼女と話をしなきゃ


マーはすぐにエリザベスの後を追おうとしたが、マムは彼女の腕をそっとつかみ、首を横に振った。

マム「We should give her a little space to process it all」
     彼女には、すべてを処理するために少し距離を置くべきよ


マーはうなだれていた。

マム「I'm sorry you had to see all that... It's not how I expected it would have happened when the time came」
   あんな姿を見せてしまって...こんなことになるなんて思ってもみなかったわ

マム「But since it's the topic of the day - ○○○, is there anything you'd like to ask?」
      でも、今日の話題だから...○○○、何か聞きたいことはある?

マー「You deserve to know, after all」
      知っておいて損はないわ


リーは私の背中を叩き、応援の眼差しを向けていた。

"I want to know."
"No, I don't want to hear. Not right now."
You couldn't even answer.
「知りたい」
「いや、聞きたくない。今はだめだ」
あなたは答えることさえできなかった。


聞かなきゃわからない事だから、私は知る事を選んだ。

ママ達は私の返事にうなずき、話す用意をした。

リー「Um, I can leave, if you wanna have things be private」
   あの、プライベートなことなら、私帰ってもいいよ


リーも家族なんだから聞く権利はあるのでここにいてと言った。

リー「I can do that」
   それはできるよ

Lee shifted a little closer to you in support, and you were glad to have her there with you. It made you feel a little stronger, somehow.
リーはあなたをサポートするために少し近くに移動した。あなたは彼女がそばにいてくれたことを喜んだ。


マーが最初に話し出したけど、彼女の声は感情で震えていた。

私は、エリザベスの2年後に養子に出され、その時は別の組織を使ってアメリカで養子になったと聞かされた。


"私"は私自身のつもりでやってたから日本人設定のつもりだったんだけど、それでも問題はなかったのだが……

マム「We're sorry to tell you, ○○○, your parents had also passed away, and no other family member took you in, if there were any.
       ○○○、残念だけど、あなたの両親も亡くなっていて、他に家族がいたとしても、あなたを引き取る人はいなかったのよ

マム「That's why we wanted to wait until you asked. We didn't want to suddenly drop that in your lap. We wanted you to be prepared」
    だから私たちはあなたが尋ねるまで待ちたかったの。突然それをあなたに押し付けることはしたくなかった。私たちはあなたが準備できていることを望んでいたわ


マー「We're sorry, ○○○」
   ごめんね、○○○

Lee gave you a reassuring squeeze on the arm to show she was there for you.
リーは、あなたのそばにいることを示すために、あなたの腕をぎゅっと握って安心させた。



ママ達もリーも優しいなぁ泣くうさぎ
なんとなく本当の両親は死んでる気はしてたけど、エリザベスも養子だったとは。

"Thank you for telling me."       「教えてくれてありがとう」
"Okay..."            「わかった...」
You said nothing.        あなたは何も言わなかった。
"It's not your fault. You didn't kill them, right?"

            「あなたのせいじゃない。あなたは殺していないんでしょう?"」
You started to cry.        あなたは泣き出した。
You were so angry.       あなたはとても怒っていた。
  


ママ達が謝る要素はないだろう。
聞けて良かった。

マー「Thank you for listening, ○○○」
   聞いてくれてありがとう。○○○


マム「If there's anything else you want to know, all you have to do is ask. We'll do our best to answer any questions you have.
       他に知りたいことがあったら、何でも聞いてね。どんな質問にも全力で答えるから

マー「How are you feeling now? Are you going to be okay?」
        今の気分はどう?大丈夫なの?


リーも心配そうに私を見ていた。

"I feel fine."        「大丈夫」
 "I feel fine." But you didn't mean that.  「大丈夫」でも、本心じゃなかった。             
You started to cry.     あなたは泣き出した。
You held back the tears, but you weren't fine at all.

            あなたは涙をこらえたが、全然平気ではなかった。
Anger rose inside you. You definitely weren't okay.

            怒りがこみ上げてきた。あなたは確かに大丈夫ではなかった。
You said nothing.   何も言わなかった。
        


私「I feel fine」
   大丈夫


その場ではそう言うしかない。
私のためを思って今まで話さなかったのだから、怒るのは違うだろう。

You spoke in the most convincing tone you could. Your moms gave you a sad smile, and you weren't so sure they believed you.
あなたはできるだけ説得力のある口調で話した。お母さんたちは悲しそうな笑顔を見せたが、あなたは信じてもらえたかどうか自信がなかった。


その後、誰も言葉を発することはなかった。

You went up to your room.                      あなたは自分の部屋に行った。
You needed to stay here with your moms.  お母さんたちとここにいたかった。
You wanted to get out of the house.     家から出たかった。
You wanted to see Elizabeth.          エリザベスに会いたかった。
You wanted to see Cove.           コーヴに会いたかった。



コーヴに会いたいけど、甘えてしまうから今は一人で整理したい。


私「I'm gonna go out, just for a little while. I'll be back before it's really late」
  ちょっと出かけてくるよ。遅くなる前に戻るから


ママ達は信用してくれてるから納得したようにうなずいた。
リーは一緒に居てくれる事もできたけど、家に残ってもらう事にした。

リー「Oh, okay... I'll wait for you here. But I really hope you'll be alright,
○○○」
   あ、わかったわ...ここで待ってるよ。でも、本当に大丈夫だといいね、○○○


行き先も決めず、私は歩き始めた。
みんな多分動揺していたけど、今はどうしたらいいかわからなかった。


やがて私は海にたどり着き、砂浜を素足で歩いてた。水は冷たかった。

It was comforting being there, with the ocean breeze rustling your black hair and the smell of salty water filling your nostrils.
潮風が黒い髪を揺らし、塩辛い水の匂いが鼻孔を満たす。



忘れた頃に髪色設定が出てくるのちょっと嬉しい。

遺伝元に会う事は出来ないのだが。


私は砂浜に腰を下ろし、太陽が水平線に沈んでいくのを眺めていた。
やがて夕方から夜になっていた。

その時、誰かの叫び声がして私は海から目を離した。
誰かが私の名前を呼んでいた。

Your head snapped to the source of the yells. At the edge of the beach, where grass met the sand, was a silhouette in the darkness. But the person was still unmistakable to you - it was Cove.
あなたは叫び声の発信源に目を向けた。浜辺の端、草と砂が接するところに、暗闇の中のシルエットがあった。その人物はやはりコーヴだった。



どうしたんだろう?

His eyes settled on you ahead. Realizing you were in fact there, he rushed down the shore to where you sat.
彼の目が前方のあなたに注がれた。彼はあなたがそこにいることに気づき、海岸を駆け下りてあなたが座っている場所までやってきた。

You could tell he was out of breath when he approached. You rose to meet him.
彼は息も絶え絶えだった。あなたは彼に会うために立ち上がった。

私「Cove, did something happen?」
  コーヴ、何かあったの?

コーヴ「No! Not to me, anyway. I wanted to know what happened to you」
      違うよ!僕には何も。君に何があったのか知りたかったんだ

コーヴ「I went to your house to say hi but your parents said you were gone, that you needed to get away」
      君の家に挨拶に行ったんだけど、ご両親が、君は遠くに行ってしまったって

コーヴ「I mean, I had to think something was going on after something like that, so I came to find you」
       何かあったんだと思って、君を探しに来たんだ



コーヴはほんといつも優しいな……

"There's a lot going on right now."  「今、いろいろなことが起こっているんだ」
"It's nothing..."            「何でもない...」
You didn't speak to him.        話しかけなかった
"Thank you for coming... I'm glad you're here."

                 「来てくれてありがとう...来てくれてうれしいよ」
"My parents are dead!"     「両親が死んだの!」


私「Thank you for coming... I'm glad you're here」
  来てくれてありがとう。来てくれてうれしいよ


Cove's forehead furrowed in concern at your words.
あなたの言葉に、コーヴは心配そうに額にしわを寄せた。

私「My mom and dad who gave birth to me... they're dead」
  私を産んでくれたお父さんとお母さんは...死んじゃったんだ

Without having to say anything else, Cove reached out and pulled you into a tight embrace, his familiar warmth enveloping you.
コーヴは何も言わなくても、手を伸ばしてあなたを強く抱き寄せ、彼の慣れ親しんだ温もりがあなたを包んだ。

コーヴ「I'm sorry, ○○○」
       ごめん、○○○

His words were whispered comfortingly into your shoulder.
彼の言葉は、あなたの肩に心地よくささやかれた。


"You don't have to do this."     「こんなことしなくていいんだよ」
"I'm okay..."             「大丈夫...」
You started to cry.          あなたは泣き出した。
You took a step back from him.   あなたは彼から一歩引いた。


私「You don't have to do this」
  こんなことしなくていいんだよ



コーヴは優しいから私がやってたみたいにしてくれてるのかなと思った。

コーヴ「I want to」
      そうしたいんだ

He didn't say anything more, but he didn't let go either.
彼はそれ以上何も言わなかったが、手放すこともしなかった。



おうふ……キョロキョロ


コーヴ「Can you explain everything to me?」
       全部説明してくれる?


私は小さく頷いて、コーヴに話し始めた。
コーヴは静かに座り、時々うなずいたり、息を吸い込んだりしながら、注意深く話を聞いていた。

話すのに時間はかかって、夜は更けていった。

コーヴ「...○○○」

コーヴ「I'm really sorry about what happened to your parents. So, so sorry...」
       ご両親のこと、本当にごめん。本当に、本当にごめん...

He stopped suddenly and took in a deep, shaky breath, and you got the impression he was struggling with what was right to say.
彼は突然立ち止まり、深く震えるような息を吸い込み、何を言うべきか悩んでいるような印象を受けた。


"I'm sad I'll never get to know them."  「彼らを知ることができないのが悲しい」
"I feel bad that I don't feel worse about it." 「もっと悪いと思わないと気がすまない」
"I'm just so mad."             「ただただ腹が立つ」
You shrugged your shoulders, not knowing how to feel.
                   どう感じていいかわからず、肩をすくめた。



私は元気に育ってるのに、本当の両親はそれを知らないし、私も彼らを知る事が出来ない。

私「I'll never find out what they're doing, or what they're like as people. It's just all gone」
  彼らが何をしているのか、どんな人間なのか、知ることができない。すべて消えてしまった

コーヴ「○○○...You're not doing anything wrong. You know that, right?」
        ○○○...君は何も悪くない。わかってるよね?

コーヴ「I think that you can be as sad as you want, for as long as you need. Or you can feel okay about it whenever you want, too」
 必要なだけ、好きなだけ悲しんでいいと思う。それに、いつでも大丈夫だと思うこともできる

He sighed and ran a hand through his hair as he looked out over the ocean.
彼はため息をつき、海を眺めながら髪に手をやった。

コーヴ「I guess what I'm trying to say is- whatever you feel about it is how you feel about it, you don't have to force yourself to be different」
    何が言いたいかというと......君がどう感じようと、それは君がどう感じるかであって、自分自身を無理に変える必要はないということ


"Thank you, Cove."     「ありがとう、コーヴ」
You cried sadly.        あなたは悲しそうに泣いた。
You cried in relief.      あなたは安堵して泣いた。
You nodded.                           あなたはうなずいた。

私「Thank you, Cove」
  ありがとう、コーヴ

Cove smiled at you a little, and you could tell he was trying to be comforting.
コーヴは少し微笑みかけ、慰めようとしているのがわかった。


コーヴ「And your moms definitely don't. It doesn't matter if you're not blood related, you're definitely family. I can see that, and I hope you can too」
    それに、君たちのお母さんは絶対にそうじゃない。血のつながりがなくても、君たちは間違いなく家族だ。僕にはそれがわかる



コーヴ……泣くうさぎ


エリザベス「Hey」
              ねぇ


突然背後から聞こえた姉の声に飛び上がった。彼女は少し離れたところに立っていた。

エリザベス「Would you mind going? I want to talk to just ○○○. You can come back. It's not gonna be forever or anything」
    行ってくれる?○○○とだけ話がしたいの。戻ってきてもいいわよ。永遠に続くわけでもないし



あの後だからちょっときまずい……驚き


コーヴは心配と懐疑が入り混じった様子だったけど、私が今は彼女と話した方がいいと思って、同意すると離れた。
コーヴが行くのを待って、エリザベスは腕組みして私を見ていた。

エリザベス「Did moms tell you about your parents too?」
         両親のこともママ達から聞いたの?


私は自分の生みの親も死んだ事を聞かされたと話した。

エリザベス「Sorry」
         ごめん

私「Why did you want to talk to me?」
  どうして私と話したかったの?


エリザベス「I was worried about you. I was the one who brought it up, but I made you deal with whatever was left when I was gone」
     あなたのことが心配だったの。その話を持ち出したのは私だけど、私がいなくなった後は全部あなたに処理させたから

エリザベス「I wanted to ask you what happened without everyone breathing down our necks」
        みんなに心配されずに、何があったか聞きたかったの


私「I'm okay, Elizabeth. It didn't upset me」
  大丈夫だよ、エリザベス。動揺はしていない

エリザベス「How are you allowed to be that mature?」
      どうしてそんなに大人しくしていられるの?

エリザベス「You have to be born in the U.S. to become president」
      大統領になるには、アメリカで生まれなければならないのよ



え?驚き


エリザベス「I get I was never gonna be president, but... it just feels weird - having stuff taken away, not even getting a chance at it」
        私は大統領にはなれなかったけど、でも......変な気分だわ

エリザベス「I don't like having to know that when I was born, I was gonna have a completely different life. So different I can't even think about what it'd look like in my head.
      生まれたときから、まったく違う人生を歩むことになるなんて。あまりに違いすぎて、頭の中でどんな風になるのか考えることさえできない

エリザベス「I could've spoken another language, lived away from everything I've ever seen here, had someone else as my sibling」
  別の言語を話すこともできたし、ここで見たすべてのものから離れて暮らすこともできた

エリザベス「And then my parents died, and I was adopted, and the life I got became a totally new thing forever.
そして両親が亡くなって、私は養子になって、手に入れた人生は永遠にまったく新しいものになった

エリザベス「I can't go back to what it was even if I wanted to」
         戻りたくても戻れないの



それは、そうだね凝視
今こうしてゲームで体験してても、ほんと全然違ったんだろうなって。


本当の両親の事は、エリザベスも何気なくママ達に聞いたことだった。
前から漠然とあった疑問だったと言っていた。

エリザベス「Learning about them, and what happened, doesn't change how I feel about our family, ○○○」
   両親のこと、そして何が起こったのかを知ったところで、私が私たちの家族に対して抱いている気持ちは変わらないわ、○○○


ママたちが私たちの実の親じゃないってことは、ずっと前からわかっていた。
それはニュースじゃなかった。
最初に生まれた家族のことで、これはもう自分の家族じゃないと思うことはなかった、とエリザベスは続けた。

エリザベス「If you had hoped you'd be free of my big sisterly status, don't think you're so lucky」
       もしあなたが、私の妹のような地位から解放されることを望んでいたとしても、そんなにラッキーだと思わないでね

エリザベス「You'll always be my little sister」
         あなたはずっと私の妹よ



お姉ちゃん……えーん

You smiled softly at her.     あなたは彼女にそっと微笑みかけた。
You jokingly groaned at the prospect.  あなたは冗談めかしてうめき声をあげた。
You bumped her back.      あなたは彼女の背中にぶつかった。
You hugged her.          あなたは彼女を抱きしめた。



こういう時だけはねにっこり


私は彼女を抱き締めた。
数秒かかったが、彼女はお返しに素早く抱きしめた。

"You'll always be my family too."   「あなたもずっと私の家族よ」
"I think I'm really lucky."       「私は本当にラッキーだと思う」
You took in the moment quietly.    あなたは静かにその瞬間を過ごした。

私「You'll always be my family too」
  あなたもずっと私の家族だよ


エリザベスは苦笑いを浮かべながら、でも満足そうに笑った。

二人で話し終わって一緒に帰路につく。


玄関から一歩足を踏み入れると、ママ達がキッチンのテーブルに静かに座っていた。
二人は顔を上げ、立ち上がって私を出迎えた。

私は家飛び出した事を謝った。

マー「That's alright, sweetheart」
   いいのよ、あなた

マム「We're just happy to have you here again」
   また来てくれて嬉しいわ

Ma then came over and wrapped her arms around you and Elizabeth, giving you a tight hug. It didn't take long for Mom to join in, putting her arms around the both of you.
ママがやってきて、あなたとエリザベスに腕を回し、ぎゅっと抱きしめた。母さんもそれに加わり、あなたたち二人に腕を回した。

マム「We really couldn't have asked for better kiddos. We love you」
   これ以上の子供たちはいない。愛してるわ

マー「More than we could ever say」
      私たちが言う以上にね。

エリザベス「Moooms...」
         ママ…


二人共……えーん


皆でハグし合って、私達のしこりもとれた感じがした。

リーもその様子を見てホッとしたようだった。

コーヴもその場にいた。

コーヴは少し照れくさそうにしていた。家族の一員に加えられたことに照れているのだろうが、あまり気にしないようにしていた。

エリザベスはコーヴがいる事をからかってたけど。

And no matter what she could've said about it, you wanted him to be here.
そして、彼女が何を言おうとも、あなたは彼にここにいてほしかった。

He was someone who was really important to you.
彼はあなたにとって本当に大切な人だった。



当事者じゃなくてもほら、ねキョロキョロ


家族の絆を確かめた後、皆で何かしようという話になり、私はリーとのショーの事を思い出した。

リー「Take some seats and we'll get everything together!」
   席について、全部そろえましょう!


リーが興奮気味にショーの準備を始める。
皆も楽しみにしてた。もちろんコーヴも。

私は衣装選びとステージ制作しかやってないのにちょっと緊張しつつ、リーは歌を披露した。

曲が終わると、リーは私の手を握り、二人で深々とお辞儀をした。
 

皆は私達も拍手を送り、アンコールを求める声援を送った。あのエリザベスもだ。

マム「Bravo! Bravo!」
   ブラボー ブラボー

マー「You are so talented!」
     あなたは本当に才能があるわ


皆が席を立って私達に賞賛を送った。

Cove was the first one to approach, stepping up to you and Lee with a smile on his face.
コーヴが最初に近づき、笑顔であなたとリーに歩み寄った。


そして「よくやったね」と私とリーに声をかけた。

コーヴ「Hey, were you the one who sewed the backdrop?」
       ねえ、君が背景を縫ったの?

私「Yeah, that was me」
  うん、私だよ


コーヴは自分の推測が当たったことに満足し、微笑んだ。

コーヴ「I thought so. It was good」
       そうだと思った。よかったよ



気づいてくれてた。
うぇへへ……ニコニコ

You couldn't help but feel flattered that he could recognize your talents so easily.
あなたは、彼があなたの才能をいとも簡単に認めてくれたことに光栄を感じずにはいられなかった。


ママ達は、すべてが素晴らしかったと口々に言い、それを分かち合ってくれたことに感謝した。

エリザベスも彼女なりに褒めてくれた。彼女はショーを「キュート」と表現したが、それは彼女が「ちょっと子供っぽい」という意味だとわかった。

エリザベスはほんとしょうがねえな凝視

それを笑い飛ばし、みんなが楽しい時間を過ごしたことを喜んだ。
その瞬間、私は家族の一員であることをこれ以上ないほど嬉しくなった。


NEXT...  Anytime    

 


良い話だった。
これが私達家族の全て。


両親の話聞いた後にどこに行くかでちょっと展開変わるんだけど、コーヴに会いに行くパターンと会いに来てくれる複数のパターン全部良いです。

個人的に、海まで息も絶え絶えになるくらい探しに来てくれる展開が好きだからこうなった。

これは実際やってもらうしかない。どれも違ってどれも良い。

 

https://store.steampowered.com/app/1129190/Our_Life_Beginnings__Always/