Our Life Beginnings & Always 備忘録 episode13 | 君影草の宴

君影草の宴

ヤフーブログからやってきた10年以上続いてるブログ。
タイピングと文章の練習のため毎日更新中。
たまに黒歴史あり。

 

Our Life Beginnings & Always 備忘録

 

 

今回はややデリケートな内容注意。


前回までのあらすじ

13才になった私達。
前よりも距離が近くなったコーヴと一緒に夏休みを満喫していた。


主な登場人物

  私(主人公):手のかからない優等生だけど思い付きで行動する。13才。
         交友関係は広くないけど仲良くなると付き合いが長くなるタイプ。
         黒髪ショートの女の子。家族と海と本が好き。コーヴの事は大好き。    

    ※主人公の名前苗字性別見た目性格趣味などは自分で設定できます。
   
コーヴ・ホールデン:私の家の向かいに住んでる男の子で親友。13才。
                  おとなしくて優しくて照れ屋。海が大好き。眼鏡からコンタクトに。
                  逞しくなったけど両親のことでいろいろ思うとこある様子。
                              PERSONALITY(WARM/STUDIOUS)
 

    ※コーヴの性格は主人公の行動次第で変わります。


  マム(パメラ):私のママ。しっかり者。優しいけど怒らせると怖い。

 マー(ノエラ二):私のママ。髪が紫の方。おっとりしてて甘やかすタイプ。

 エリザベス:私の姉。陽キャ。思春期突入で一緒に遊ばなくなったけど仲は良い。15才。

  リー(レアンドラ):私と仲良しの従姉妹。華やかで明るい美少女。13才。


本編ネタバレあり。

でもそれぞれ分岐がいっぱいあるのでひとつの例として見てください。
都合により選択肢ある箇所結構カットしてます。

多用してる「おうふ」ですが、英語でいうoh...(Oof)と同じ意味です。

 

今回はGLOWING回。

episode  13      
        ...It was all I could think of at the time.
                                                                  -自覚-

 

その日も外は暑すぎて、私と家族はリビングで涼んでゴロゴロしていた。

特にエリザベスはソファでずっと管を巻いていた。
暑さもあるけど、最近は成長痛もあるらしい。

ママ達は、そのうちエリザベスも大人になって結婚して子供を持つかもしれないと話し出した。

マー「Let's not exaggerate. She's still practically a child」
      大げさに考えないで。彼女はまだ子供なんだから

マー「But, if you ever do pursue romance, Elizabeth, you can come talk to me about it」
   でも、もしエリザベスがロマンスを追い求めるようになったら、私に相談しなさいね

マム「Definitely. We're always willing to lend an ear」
     もちろんよ。私たちはいつでも耳を貸すわ


思春期でもそういう話が彼女から出る事はなかったので、エリザベスは凄い嫌がってた。

マー「It really wouldn't be so bad to come to us. I know what it's like to have a crush on a pretty boy or two」
   うちに来るのも悪くないわよ。かわいい男の子の一人や二人に片思いする気持ちもわかるし

マム「I don't, but I can listen anyway」
    そんなことないけど、とにかく聞いてあげるわ



ママ達の話が続いたので、一人で涼むと言ってエリザベスが逃げるように自分の部屋に戻ってしまった。

ママ達はちょっと反省してたけど、またするつもりだった。


ここではっきり言及されるんだけど、ママ達は百合でまだ同性婚まではいってないので形式的にはパートナー。

ゲーム紹介の部分で"LGBTQ+"とタグがついてるしママが二人いる時点で察した人もいるかもしれないが。
あえて説明しなかったのはこの時点まではっきり描写がなかったから。

もう一つ説明してない事があるのだけど、それはがっつりやるパートがあるので近いうちに。


でもマーはバイだとここで初めて判明する。

マー「But I like your mom most out of everyone. She's special」
      でも、みんなの中でお母さんが一番好き。彼女は特別だから

マム「Thanks, 'Lani. I think most women have charm, but no one can hold a candle to you」
  ありがとう、ラニ。たいていの女性には魅力があると思うけど、あなたにはかなわないわ



それからママ達はいちゃつきだしたので、

You laughed at their antics.              あなたは彼女たちのふざけた態度に笑った
You thought the moment was very sweet. あなたはその瞬間をとても素敵だと思った
You cringed. Parents were embarrassing.  ヒヤヒヤした。両親は恥ずかしかった



まぁ、親が仲良いのは良い事だよね。子供側としてはヒヤヒヤするけど。


とはいえ、これがママが二人いる理由です。


ママ達は私の方を振り返って、いつでも私の話も聞いてあげると言ってくれた。

マー「In fact, I think that talk might be needed sooner for you. After all, you already have someone, isn't that right?」
      実際、その話はあなたにとってもっと早く必要かもしれないわね。

    結局のところ、あなたにはもう相手がいるんでしょう?


おうふキョロキョロ


マムがマーに肘鉄を食らわせた。

マム「Meddler」
   お節介ね

You blushed fiercely.     あなたは激しく顔を赤らめた
You also elbowed her.    あなたも彼女に肘鉄を食らわせた
"Ma!"             「マー!」
"I don't have someone."   「私には相手がいないよ」
"Yeah, that's true."      「うん、その通り」


私「Yeah, that's true」
  うん、その通りだよ



昔からコーヴへの好意は隠さなかったから、ママ達もよくわかってた。

マー「There's no rush, of course. You can take all the time you need to figure out what, or who, you want」
    もちろん急ぐ必要はない。何を、あるいは誰を望むのか、考えるのに必要な時間はいくらでも取れる

マー「Don't think you have to stick with whatever you come up with right now, either. Life's nice like that. It can change and you can learn」
    今思いついたことにこだわる必要はない。人生っていいもんだよ。変わることもあるし、学ぶこともある



マムは同意してうなずいた。

マム「The two of us are happy to hear you out, and we may be able to relate better than you think. Still we won't push the topic. At least, most of the time.
    私たち2人はあなたの話を聞けて嬉しいし、あなたが思っている以上に共感できるかもしれない。それでも、私たちはその話題を押し付けないわ。少なくとも、たいていの場合はね


ママ達のその言葉に私はお礼を言った。


実際すごい良い事言ってくれてた。
人の恋愛観価値観否定したり優劣つけたり押し付けないのは当たり前の事なんだけどね。


二人が子育ての話題をしだしたので、私も自分の部屋に戻ることにした。
部屋で涼みながら、私はママ達の話を思い出していた。

しばらくして、私は鏡に少し近づいた。鏡の中を見つめ、そして鏡の表面から目をそらし、自分自身を見下ろした。


ここで自分についての設定。
体型、性自認決めることが出来る。

Was getting some muscle definition nowadays.  最近は筋肉がついてきた
Was chubby.                   ぽっちゃりしていた
Was slender.                   スレンダーだった
Was heavyset.                  太っていた
Was sort of scrawny.                ガリガリだった


At birth you were assigned female and...      生まれたときから女性で...
At birth you were assigned male and...   生まれつき男性で...
You were born intersex and...          インターセックスで生まれた

 

こっちは女性専用の選択肢。

Your chest was flat now, but that would likely change at least a little as you got even older.

 あなたの胸は今でこそ平らだが、年齢が上がるにつれて少なくとも少しは変化するだろう。
You were starting to develop breasts.   あなたは胸が発達し始めていた。                 
You already had noticeable boobs.      あなたはすでに目立つ胸を持っていた。                 
You aimed not to have breasts through hormone therapy.

                       ホルモン療法で胸を作らないことを目指した。


自分の見た目については、

You thought you looked fantastic.       とても素敵だと思った。
You didn't look too bad.          それほど悪くは見えなかった。
You had no idea how to feel.       どう感じていいかわからなかった。
You were simply neutral.         ただニュートラルだった。
You were self-conscious.         自意識過剰だった
You just wanted to look different than you did.  今とは違う自分になりたかった。



悪くなかったと思う。


リーみたいな華やかな美少女じゃないし、エリザベスみたいにスタイルが良くもないし、
モデルとかにはなれないかもしれないけど、そこまで悪くはない、はず。多分。


最初生々しいなって思ったけど、テキスト読むゲームで自分自身をここまで設定できて、
それが反映される事ってなかなか無いよなと思う。

洋ゲーの3DキャラクリばりをADVやってるから差分すごい事になってる。

かといってそういう人達向けのゲームかといえばそうでもない。
私はゴリゴリの異性愛者だけどそれ専用の台詞も描写も選択肢もあるし、要はどんな人が主人公になってもいいゲーム。


ベッドでダラダラしていたら、階下からマムに呼ばれた。

マム「There's a call for you! Cove wants to come over! Is that alright?」
      電話よ!コーヴが来たいって!大丈夫?


それを聞いて驚いたけど、「うん」と言ってすぐに下に降りた。

時間はそろそろお昼になろうとしていた。
階段を下りた時、マムは丁度を受話器を下ろしたところだった。

マムは何かを心配していた。

マー「He's such a good boy. Cove never wants to cause trouble. He can just be a bit thoughtless and impulsive」
     彼はいい子よ。コーヴは決してトラブルを起こそうとはしない。ちょっと軽率で衝動的なだけなのよ

マム「Oh, I know. He's very sweet, but that's what makes it more of a problem」
     そうね。とても優しいんだけど、それがかえって問題を大きくしているのよ

マム「If a stranger or some kid from school was egging ○○○ on to behave badly I think we can both agree that she'd do the right thing in the end」
    もし見知らぬ人や学校の子が○○○に悪いことをするように煽ったとしても、結局は正しいことをすると思うわ

マム「But if Cove Holden got into a reckless mood and wanted ○○○ to be a part of the ride, can we really be certain of what call she'd make then?」
    でも、もしコーヴ・ホールデンが無謀な気分になり、○○○を乗せることを望んだとしたら、そのとき彼女がどのような決断を下すか、私たちは本当に確信できるのかしら?

マー「Yes, we can, Pamela. ○○○ would do whatever Cove wanted」
    できるわよ、パメラ。○○○はコーヴの望むことを何でもするわ


マーの反応にマムは笑っていた。

マー「You worry too much about those two together」
      あの二人が一緒だと心配しすぎよ

マム「Look, all I'm saying is that I haven't forgotten that time when they were kids and tried to run away together」
    あのね、私が言いたいのは、あの二人が子供の頃、一緒に逃げようとしたことを忘れてないってこと



あー……あの家出のことかぁ凝視

そこでマーと目が合った。マムも私に気付いた。

私は、

You pretended you didn't overhear their conversation.

                     あなたは2人の会話を聞かなかったふりをした
You called Mom out on her comment.    マムの発言を罵倒した



二人の会話を聞かなかったことにした。

今来たところだからと、いう嘘にママ達は多分気づいたけど、それにママ達は何も言わなかった。


ママ達の言っていた事は保護者としては当然の心配かもしれないけど、コーヴがどう思ってるかはわからないので何とも言えない。


ママ達は自分の部屋に戻っていって、私はリビングでコーヴを待つことになった。
予想通り、数分後にドアをノックする音がした。

When you got up and answered it, your neighbor was standing on the other side.
He came in once you stepped aside to let him pass, giving a little wave.
あなたが立ち上がって応対すると、隣人が向こう側に立っていた。
あなたがちょっと手を振って通り過ぎようとすると、お隣さんが入ってきた。


私はいつものように挨拶をした。

With a wave.         手を振る
With a low five.       ロー・ファイブ(腰のあたりで手をパチンと合わせる挨拶)
With a nudge to the shoulder. 肩をなでる
Choice: With a noogie.       ヌギーで(ヘッドロックして頭ぐりぐりーってやるやつ)
Choice: With a hug.       ハグ


私はハグで出迎えた。

He stiffened in your arms, then relaxed seconds after. One would think he'd be used to your hugs after all these years.
彼はあなたの腕の中で硬直し、数秒後にはリラックスした。この数年で、彼はあなたのハグに慣れたと思うだろう。


コーヴ「H-hey」
        ちょ、ちょっと


His voice was cracked as he struggled to say something. You didn't feel worried about that. It was how he usually reacted when you were close by.
彼の声は、何かを言おうと必死で、ひび割れていた。あなたはそれを心配とは感じなかった。あなたが近くにいるとき、彼はいつもそうしていた。


コーヴもこの暑さに参ってたようで、汗がにじんでいた。

私「So, what's with the sudden visit?」
  それで、突然どうしたの?

コーヴ「I don't wanna do anything, not when it's like this」
          何もしたくないんだ、こんなときは

コーヴ「I thought I could at least do nothing with you」
         君となら、少なくとも何もしないでいられると思ったんだけど

You thought that was really sweet.
"How'd you know I was doing nothing? Maybe I had plans."
You nodded. That made sense to you.
"I was thinking the exact same thing."
あなたはその言葉をとても素敵だと思った。
「どうして私が何もしていないってわかったの?たぶん予定があったんだ」
あなたはうなずいた。それで納得した
「まったく同じことを考えていたよ」



そっかぁ

His words were nice and expressed real fondness for you, in a strange sort of way. Which was usually the case with Cove.
彼の言葉は優しく、あなたに対する本当の愛情を奇妙な方法で表現していた。コーヴはいつもそうだった。


コーヴはお昼ご飯をまだ食べてないようだったから一緒に食べようと話して、暑いので温かいものは避けたいからと、二人でサンドイッチを作る事にした。

まずはバンズの選択だけど、
キッチンには、白いパン、小麦のパン、サワードウ、ミックスグレイン、グルテンフリーのパン、ピタポケットがあった。

コーヴは穀物パンにしてた。

私はどうするか……

ここからガチでサンドイッチ作りに入るのでお腹が空く。

A lettuce wrap.         レタスラップ
White bread.         白いパン
Sourdough.           サワードウ
Mixed grains.          ミックスグレイン
Cinnamon swirl bread.            シナモンスワールブレッド
Gluten free bread.                  グルテンフリーのパン
The pita pockets.                    ピタポケット



うーん……食文化が日本と違うので馴染みの無いものがいくつか。

ピタポケットとか知らないから調べた。


それからサンドイッチの方向性も決める。

You wanted to make a sweeter style of sandwich. 

                  甘いサンドイッチを作りたかった。
You wanted to make a truly savory style of sandwich.
                  あなたは香ばしいサンドイッチを作りたかった。


お昼だからしょっぱくて香ばしいやつで。

具体的な具材は、

レタスとトマトとハムとチーズで。

で味のベース。

マヨかな。
普通に美味しそうな感じ


……ほんと飯テロ多いなこのゲームよだれ

ちなみに甘い方を選ぶとまったく違う材料になるのでお好みで。


二人でキッチンを忙しく動き周り、それぞれのサンドイッチ作りに勤しんだ。

コーヴの方をちらっと見ると、彼は眉間にしわを寄せ、舌をぎりぎりまで出しながら、サンドイッチを慎重に組み立てていた。

彼はミックスグレインブレッドにピーナッツバター、バナナ、蜂蜜のサンドイッチを作っていた。


あなたはほんと甘いの好きだねえ。


片付けて、完成したサンドイッチを部屋で食べる事にした。
完成したもの次第でコーヴの反応が変わるっぽい。


部屋でくつろぎながら二人で作ったサンドイッチを堪能した。

コーヴ「Wanna do something?」
       何かする?


何もしないでいられると言ってたコーヴに、私が「うん」と言うと「ハングマンはどう?」と彼は言った。

ハングマンは、まず言葉を決めて紙に書いた枠を埋めていくゲームだ。
決められたその言葉を当てれば勝ち。
間違えるとハングマンの形が足されていってその絵が完成してしまうと負け。
チャンスは5回。

私はその提案に乗った。

コーヴ「Um, can I pick the phrase?」
       あのさ、フレーズを選んでいい?


私がいいよと言うと彼は軽く微笑んで、紙にかがみ込み、ハングマンの枠を描き始めた。
そして唇をすぼめて考えるのをやめた。彼はマーカーの先を頬に当てた。

You watched silently as Cove looked down at the paper, up at your face, and then off to the side in a loop. His marker kept tapping his cheek the entire time.
コーヴが紙を見下ろし、あなたの顔を見上げ、そして輪を描いて横を向くのをあなたは黙って見ていた。マーカーはずっと頬を叩いていた。



決めたがった割りにはなんか悩んでるな……


最後に、彼は紙に空白の線を引いて、文字を書く場所を示した。

コーヴ「Alright. You can start guessing」
       よし。さあ、当ててごらん

You peered over. His secret phrase consisted of three words; the first two had three letters, and the last had four.
あなたは覗き込んだ。最初の2つは3文字、最後の1つは4文字だった。



うーん……主語があるやつか?
とりあえずキーボードの並びを見て適当に。

コーヴ「You got one」
            一本取られた


第1ラウンドを終え、サンドイッチを食べながら雑談しつつ、私はゲームを進める。

コーヴ「Good guess」
       いい推測だ



まだわからん


もう1ラウンドが終わり、コーヴは体を整えながら不平を漏らした。彼の顔は汗のせいで不機嫌そうにゆがんでいた。

コーヴ「I feel so sticky. Ugh. I'm gonna be stuck to this floor forever now」
       ベタベタする。うう。このままずっとこの床に張り付いていそうだ

"I'll have to charge you rent then."  「それなら家賃を請求させてもらうよ」
"You can be my new roomie if you want."「よかったら新しいルームメイトになってよ」
"Looks like we'll both be stuck here forever then. I'm sticky too."

    「それじゃ、私たち二人とも一生ここに閉じ込められそうだね。私もベタベタする」
"No way. I'll peel you off if I have to." 「とんでもない。必要なら剥がすよ」
You just smiled at his whining.     あなたはただ彼の泣き言に微笑んだ。


私「You can be my new roomie if you want」
  私の新しいルームメイトになってもいいよ


私の冗談のような提案に、彼は少し微笑んだ。

コーヴ「That wouldn't be so bad」
       それも悪くないね

You couldn't help but smile too. Now that you thought about it, being roommates with Cove would be fun.
あなたも微笑まずにはいられなかった。考えてみれば、コーヴとルームメイトになるのは楽しいことだ。


実際ママ達は反対するだろうけど。


ゲームに戻って、少しずつ埋まっていく文章。

コーヴ「Yep, that's right」
       そう、その通り



ん~……?

不気味なゲームだよねとか二人で言いつつ、文章は埋まっていく。
ちなみにこの時に話題してるハングマンの起源は不明だそうです。

コーヴ「That's another one」
       もう1つだ


この時点でコーヴはサンドイッチを食べ終えていた。私のもほとんどなくなっていたが、喉が渇いてきたので、飲み物取りに行こうか?と聞いてみた。

コーヴ「I was thinking that too. But I don't really wanna get up...」
       僕もそう思ってた。でも、本当は起きたくない...

私「Me neither」
   私も

私「But hey, what happened to you not being able to get up ever again 'cause you were stuck to the floor?
    でもさ、床に張り付いて二度と起き上がれなくなったっていうのはどうなったの?

コーヴ「That's still true. I mean, we're not actually going, are we? I only thought about it」
      今でもそうだよ。というか、実際に行くわけじゃないんでしょ?考えただけだよ


そう言って私を言い負かした事に勝ち誇ったように笑った。
やれやれ。

ひとつ、また1文字当てる。

コーヴ「You're definitely gonna get it...」
       絶対に正解できるよ...



これは……びっくり

...'You are cute'. That was the phrase that Cove had spent so long settling on. You stared at it.
「君はかわいい」コーヴが長い時間をかけて決めたフレーズだ。あなたはそれを見つめた。



お、おうふ……


しばらくその言葉を眺めていた。そしてコーヴを見上げた。

He had trouble meeting your shocked gaze, a smile settling awkwardly on his lips. His next words left him in a mumble.
彼はあなたの衝撃的な視線を受け止めるのに苦労し、唇にぎこちなく笑みを浮かべた。彼は次の言葉を口ごもった。

コーヴ「...It was all I could think of at the time」
        ...そのときは、それしか考えられなかった


You covered your face bashfully.  あなたは恥ずかしそうに顔を覆った。
You gave him a playful shove, still in disbelief.

             あなたはまだ信じられない様子で、遊び半分に彼を突き飛ばした。
You stayed where you were, unable to move.

             あなたは動けず、その場にとどまった。
You fell backwards onto the floor from your sitting position.

             あなたは座った状態から後ろに倒れて床についた。
You wrapped your arms around him.   あなたは彼に腕を回した。



私は彼に腕を回した。

It was instinct. You leaned over and wrapped your arms around him in a hug.
それは本能だった。あなたは身を乗り出し、両腕を彼に回して抱きしめた。



ほんとに可愛いなぁ!コーヴは!ニコニコ

You didn't say anything.      何も言わなかった
"No, you're cute!"         「いや、あなたがかわいいよ!」
"...Thank you."                「...ありがとう」
"I can't believe you!"            「信じられない!」
"Damn, Cove."            「くそっ、コーヴ」
You just let out a small squeak.  あなたはただ小さく鳴いた。



私「No, you're cute!」
  いや、あなたがかわいいよ!

Cove smiled a bit more, clearly still feeling awkward about the move he pulled. He turned away from you, his cheeks tinted pink.
コーヴはもう少し微笑んだが、明らかにまだ自分のとった行動に気まずさを感じているようだった。彼は頬をピンク色に染めながら、あなたから顔を背けた。

A moment passed between the two of you. Now would be the perfect time to change the subject, but you didn't. He didn't either.
二人の間にしばらく時間が流れた。今なら話題を変える絶好のチャンスだが、あなたはそうしなかった。彼もそうしなかった。

Things started feeling a bit more personal, all of a sudden. You looked into
Cove's ocean eyes and saw yourself staring back.
突然、物事がもう少し個人的なものに感じ始めた。あなたはコーヴの海のような瞳を覗き込み、見つめ返す自分を見た。



"I really think you're cute. Seriously."

               「あなたのこと、本当にかわいいと思うよ。本気で」
"Did you mean it? Do you really think I'm cute?"

               「本気で?私のこと本当にかわいいと思ってる?」
You didn't say anything.   あなたは何も言わなかった。
               


そういえばこういう事をちゃんと言われたのは初めて気がする。

私「I really think you're cute. Seriously」
  あなたの事、本当にかわいいと思うよ。本気で

Cove's features softened at your words, but he remained serious.
コーヴはあなたの言葉に表情を和らげたが、真剣な表情を崩さなかった。

コーヴ「...Thanks」
        ...ありがとう

コーヴ「I meant it too」
            僕も本気だよ


それから彼は視線をそらした。

コーヴ「Um, I've heard at some point you're supposed to start liking types of people; guys, or girls, or whoever.
      あの、ある時期から、男とか、女とか、誰でもいいから、好きなタイプの人ができるって聞いたことがあるんだけど

コーヴ「I haven't really noticed that yet. Nothing's changed. Not in a big way, not for everybody」
      まだ実感がわかない。何も変わっていない。大きな意味でも、誰にとっても

コーヴ「Maybe I have to grow up more... But, at least with...」
       もっと成長しないといけないのかも...でも、少なくとも...

You waited, but he trailed off. He wasn't going to keep talking.
あなたは待ったが、彼は言葉を切った。彼は話し続けるつもりはなかった。



少なくとも……何だろう?

あるいは、

私「Maybe you just don't like anybody. Or maybe you like all types of people.
That's normal too.
  もしかしたら、誰も好きになれないだけかもしれない。それか、どんなタイプの人も好きなのかもしれない。それも普通だよ


私の考えに、コーヴも納得したようだった。

コーヴ「Okay, what about you? What kind of guy- er, person do you like?」
       オーケー、君はどうなんだ?どんな人が好き?





He winced and seemed to be mentally kicking himself for saying it like that.
彼はうずくまり、そんな風に言ってしまった自分を精神的に追い詰めているようだった。



なんで聞いといて落ち込むのよ驚き


こっから恋愛対象の設定になるんだけど、この辺は自分が思ってる通りを選べばいい。
"私"の気持ちはだいぶ決まってたが。

そのような感情を抱いたことがあるのは一人だけだった。

私自身はゴリゴリの異性愛者なのでこの辺は男性が好きと答えた。

それから、女の子に対してと、どちらでも無い人への興味の選択肢。
この辺はほんとに自由に選べばいいと思う。
絶賛される事も否定される事も無いので。

考え終わって、コーヴに視線を戻した。彼は辛抱強く私の返事を待っていた。

You explained how you felt to Cove.  あなたはコーヴに自分の気持ちを説明した。
"I'd rather not talk about it."     「そのことは話したくない」


そしてその考えを私はコーヴに話した。

He listened intently, taking in every word as you tried to convey how you felt. He definitely perked up a bit when you mentioned having some interest in romantic relationships.
彼は熱心に耳を傾け、あなたの気持ちを伝えようとする言葉を一言一句聞き逃さなかった。

あなたがロマンチックな関係に興味があると言ったとき、彼は確かに少し顔をほころばせた。

その後、彼は頭の後ろを掻いた。

コーヴ「Uh. I'm not really sure how we ended up talking about all this when we started out just playing hangman.
    最初はハングマンゲームをしてただけなのに、どうしてこんな話になったのかよくわからないんだ



確かに凝視

コーヴ「But, it was good, I think」
       でも、よかったと思うよ

"I think so too."       「私もそう思うよ」
You shrugged.         あなたは肩をすくめた
"It was awkward."      「気まずかったね」
"The conversation had a mind of its own." 「会話が勝手に盛り上がった」
You just nodded quietly.   あなたはただ静かにうなずいた


私「I think so too」
  私もそう思うよ

Cove chuckled a little bashfully. He glanced around, clearly scrambling for something else to say.
コーヴは少し照れくさそうに笑った。彼はちらりと周りを見回し、明らかに他に言うべきことを探していた。



その後はいつもの軽い会話に戻った。
コーヴと深い部分の話が出来て、さらに距離が縮まった気がした。

いつの間にか夕方になり、ようやく照りつける太陽が沈み始めた。その結果、空気が少し冷えた。

コーヴ「Wanna go outside? It might be better out there than it is here now」
           外に行かないか?今ここより外の方がいいかもしれないよ


階段を降りて水を飲んだ後、二人であの見慣れた裏山に向かった。

This time of day, it was quiet outside. The flowers blew gently in the wind, petals trembling but stubbornly hanging in there.
この時間、外は静かだった。花は風にそよぎ、花びらは震えていたが、しぶとくそこにしがみついていた。

You felt the breeze cool your heated skin and you relaxed your shoulders. Cove closed his eyes, releasing a deep breath.
あなたはそよ風が熱くなった肌を冷やすのを感じ、肩の力を抜いた。コーヴは目を閉じ、深呼吸をした。


コーヴ「I really love it out here」
           ここが本当に好きなんだ

"I do too."       「私もだよ」
"You do? That's surprising," you said jokingly.

             「そうなの?意外だね」あなたは冗談めかして言った
"Your opinion sure has changed since you were first on this hill."

                            「最初にこの丘に来たときから、あなたの意見は確かに変わったね」
You quietly enjoyed the moment.         あなたは静かにその瞬間を楽しんだ。



ここは私達が初めて出逢った場所だ。


私「Your opinion sure has changed since you were first on this hill」
  最初にこの丘に来たときから、あなたの意見は確かに変わったね


コーヴは、私の言葉を否定しようともせず、にっこりと笑った。

A beat passed, but his gaze didn't stray from your own. His voice was impossibly soft when he spoke up again.
一拍置いても、彼の視線はあなたの視線から外れることはなかった。再び口を開いたとき、彼の声はどうしようもなく柔らかかった。

コーヴ「I'm glad I met you, ○○○. You're... really important to me, you know」
       君に会えてよかったよ、○○○。君は...僕にとって本当に大切な人なんだ



おうふキョロキョロ

You blushed at the statement.    あなたはその言葉に顔を赤らめた。
"I feel the same."          「私も同じ気持ちです」
"That's so nice of you to say."    「そう言ってもらえると嬉しい」
You smiled silently.          あなたは黙って微笑んだ。
"You're being too sweet!"      「あなたは優し過ぎるよ!」
"You're special to me, Cove."    「あなたは私にとって特別な存在だよ、コーヴ」



私「You're being too sweet!」
  あなたは優し過ぎるよ!
(だいたい私が困らせてばかりなのに)

コーヴ「It's not sweet. It's just the truth」
       優しくないよ。本当のことだから


Then Cove reached over and held your hand without another word.
そしてコーヴは手を伸ばし、何も言わずにあなたの手を握った。

Even as the sun disappeared completely and the sky darkened, you and Cove remained side by side for as long as you possibly could...
太陽が完全に姿を消し、空が暗くなっても、あなたとコーヴはできる限り長い間、並んでいた...



愛とか恋とかまだよくわかってないけど、それでも一緒に居られるならそれで良いんだと思った。


NEXT...  I want to.

 


地の文章のとこでも表情が細かく変わるのでスクショ箇所多めになってしまう。


公式の回答によると、コーヴはパンセクシャルとのこと。
でも主人公以外に好意を持つような描写が無いから、性別関係なく主人公を好きになるって事なのかなと思う。

 

ユーザーからの「コーヴがもし向かいに引っ越してこなかったら?」に対する公式回答がなかなか強いので必見。

 

 

 


同性愛に関しては良いイメージも悪いイメージも無いが、ポリコレの話になると辛辣な意見になってしまうから気をつけてる。
最近のゲームは恋愛描写あるとどっちも対応できるようになってる"だけ"になりがちなので、ちゃんと異性愛者にも配慮してくれや。